有する|kappa coat|satou 24SS|えん -en-

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こんばんは。池田です。

昨日はサッカーの日本代表選でしたね。
特に見る番組もなかったので、晩ご飯を食べつつ、たまに横目で見ていました。
珍しく見ていたにも関わらず負けてしまうとは。
僕が珍しく見ていたから、かもしれませんね。
流石に勝敗を分けるほどの運は有するはずもないんですけど。
それにしても海外で活躍する選手をあれだけ有する日本が負けるなんて思ってもいませんでした。
やはり勝負はやってみないとわからないな、なんて再実感してしまいますね。

何故横目で見ていたかと言うと、晩ご飯を食べつつ、さらにパリコレのLOOKを見ながらだったので。
パリコレが始まってしまうと、勝手に自分で忙しくさせてしまうんですよね。
メディアに掲載されるブランドは全て網羅したくなってしまい。
そんなこんなで、各都市で開催されるコレクションではありますが、パリは伝統を有するラグジュアリーブランドが多くて見応えがあり過ぎますね。
そんな中でもサッカー日本代表の選手のように、日本のブランドが数多く出ているのには凄いの一言。
ラグジュアリーブランドほどの伝統を有するブランドがあるわけではありませんが、それぞれのブランドのクリエイションが評価されているということですね。
ラグジュアリーブランドとは異なる戦い方も見ていて楽しい限りです。

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パリコレに出ているブランドのように、独自の力を有するまで至るにはどうしていくのが良いか、と策を練りつつ、本日はsatouのkappa coatのご紹介です。
これまでにはなかった要素を有する1着。

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まずデザインのベースになっているのはM65のモッズコート。
M65に関してはもはや説明不要なまでの名作ですね。
古着で持っている方も多そうですし。
ベースになっているとはいえ、ミリタリー特有の雰囲気をそこまで感じさせないsatouらしい仕上がりかと思います。

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satouらしさたらしめる部分と言えば、これまで多くのアイテムでも採用されていた飛騨高山の伝統的な漆塗りである「春慶塗」を施した要素。
それがフロントのウッドボタンと、ウエストベルトのバックルのウッドリング。

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毎回書いている気がしますが、このウッドボタンの丸みが非常に愛らしいですよね。
ぷっくりとした表情に愛嬌を感じざるを得ません。
一方のウッドリングは重厚な存在感を放つもの。
このウッドリングが付いていると、ついウエストを締めたくなってしまう中毒性のようなものも感じてしまいます。

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フロントのもうひとつの特徴として挙げられるのが、マチを大きくとった立体感のあるポケット。
しっかりとマチがある上に、かなり大きめな設計です。
流石に実際には入れたりはしませんが、僕が使っているiPad Airも入る容量を有するほどになっています。
デザイン性とともに機能性も有する立体感のあるポケットはsatouらしい要素でもありますね。

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そして使用されているのは、透湿防水のナイロン生地。
これまで化繊を使用した生地での展開はあったものの、透湿防水の機能性を有する生地が採用されるのはこれが初です。
完全防水とまではいきませんが、多少の雨であれば問題なく着ていただけるかと思います。
オリジナルのM65のように取り外しはできませんが、フードも付いていますしね。

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採用されているのがナイロンというだけあって、表情としてもこれまでにはなかった印象を受けるでしょうか。
温かみのある生地が多く展開されていた一方で、こちらは光沢がありつつ、品を感じさせる生地感。
ミリタリーアイテムが有する良い無骨さは感じさせない仕上がりではないでしょうか。

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色味はblackのみをセレクト。
黒ではあるものの、上述したようにナイロン生地が採用されているので、重い印象になりすぎることはないかと思います。
むしろ春慶塗の表情をより感じられる気がしますし。
言わずもがなですが、合わせるアイテムを選ばない汎用性の高さも有する安心の黒ですしね。

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kappa coat ¥95,700 (in tax)

持っていなかった魅力を有するための道のりを教えてくれそうですね。
satouらしい伝統技術を使った要素だけでなく、生地による機能性も有する仕上がりのkappa coatを是非。

池田

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