だと
こんばんは。池田です。
明後日は定休日ではないものの、友人の結婚式に参列するためにお休みをいただきます。
たとえいち参列者だとしても結婚式ともなると楽しみで仕方ないですね。
やはり結婚式は他に代え難い雰囲気がありますし。
他に代え難い雰囲気だとは思いつつ、ほのかな緊張感が漂うあたりも結婚式ならではでしょうか。
とはいえ、それも挙式のみで披露宴は楽しくて仕方ないもの。
かく言う僕は披露宴だとしてもお酒ばかり飲んでしまうのも仕方ないもの。
いやはや、楽しみ楽しみ。
お酒ばかり飲んだとしても元はとらねば、といやらしい決意を表明している中、今週のONE PIECEも面白かったですね。
遂にあの人物は亡くなってしまいましたが、その場面は印象とは異なる亡くなり方だったな、と思ったり。
印象が異なる場面だとすると、やはり語り継がれている人物像とは乖離しているのかもしれませんね。
そこから各所の状況が描かれ、あの人物が宝箱に入っていたり、あの人物が辞職を決意したり、あの人物が身をもって懇願したり、となかなかの情報量といったところ。
もう少しだけ過去編が描かれそうではありますが、過去編だとしても面白いことに変わりないんですけどね。
それでは来週も楽しみに待つことにしておきますか。

面白いと感じる過去編だとしても批判する方もいらっしゃるんだよな、と公で批判する意味があるのか疑問を抱きながら、本日はkontorのKON-PT05253のご紹介を。
たとえそうだとしてもそうではなかったりする仕上がりかと。

こちらはカーゴパンツです、はい、見ての通りですね。
カーゴパンツともなるとかなりの存在感を感じるものですが、そんなカーゴパンツだとしても籠染めによる表情がそれを上回りそうな存在感を感じさせるでしょうか。
所謂カーゴパンツで最も存在感を感じさせるのがカーゴポケットだとすると、こちらでは籠染めの表情が最も存在感を感じると言っても過言ではないかと。
という存在感ある籠染めだとしても、そこまでの大胆さを感じさせないのが不思議なところ。
そう感じさせるのは染め上がりのムラが調整されているが故。
全体としてムラのある染め上がりだとすると騒がしすぎるかもしれませんが、こちらでは全体というよりも要所要所でムラが出ているように見てとれますかね。
右側はムラが強め、左側はムラが弱め、に染め上がっているかと思います。
左右非対称とも言えることによって、籠染めだとしても存在感がありすぎることなくバランスがとれているのでしょうね。
これなら自己主張が強すぎることなく寄り添ってくれるはず。

その籠染めが施されているのが8ウェールのコーデュロイです。
8ウェールなので太畝でもなく、細畝でもなく、その中間といったところでしょうか。
太畝だと籠染めの存在感が弱まってしまいそうですし、細畝だと籠染めの存在感が前面に出てきてしまいそうですし、籠染めの良さを上手く引き出す太さかと。
さらにコーデュロイに籠染めが施されることによって、ムラだけでなくより奥行きのある表情だと感じられるはず。
籠染めのムラだけだとしても複雑さは感じられるでしょうけども、うねうねのコーデュロイともなると奥行きある表情が段違い。
もちろんごちゃつきはありませんのでね。

そんな籠染めコーデュロイを採用しつつ、デザインとしては所謂カーゴパンツを踏襲した仕上がりとなっています。
とはいえ、所謂カーゴパンツに見えるのだとしても、細かい部分で調整がなされていることを見逃すことはできません。
本当に細かい部分かもしれませんけども。

カーゴパンツともなると膝部分のタックが2つとられている点が特徴として挙げられますかね。
それ故の立体的なシルエットも特徴かとは思いますが、こちらではタックは1つのみとされています。
1つのみとされることでシルエットがすっきりとしつつ、1つだとしても立体的なシルエットが生まれているので、カーゴパンツらしさも担保されているかと。

さらにカーゴパンツならではのカーゴポケットにマチがとられていません。
なので、大ぶりなカーゴポケットだとしても控えめな印象でしょうか。
控えめだとは感じつつも希薄な存在ではありませんのでね。

こう書いているとカーゴパンツらしい分量がないように捉えられてしまうかもしれませんが、もちろんそんなことはありません。
しっかり分量をとったずどんと太めなシルエットとなっており、カーゴパンツならではのシルエットを楽しめるはず。
ずどんと分量あるシルエットだと感じられることに加えて、上述したようにタック1つとなっているため前後の広がりよりも横の広がりが生まれているので、より太さを実感しやすいかもしれません。

そしてウエストにはドローコードが備えられているので、ベルトなんて煩わしいという方だとしても受け入れていただけそうです。
明らかにイージー仕様のものが増えている昨今ではそんな方も多くいらっしゃるかと思いまして。
僕も今となってはクローゼットの大半がイージー仕様な気がするので、そのうちの1人だと断言できそう。
何はともあれ、楽に穿けますよ、ということで。
やはりカーゴパンツだとしても他との違いを出すことは難しいとは思いますが、それを実現してくれているといった仕上がりでしょうかね。
これぞ無骨だと言えるカーゴパンツが良いことはもちろんですが、こういった変わり種と言いますか、個性あるものも良いと実感させてくれているかと。
毎日でなくともふとした瞬間に求めてしまうだろうな、なんて思ったり。
何をしていくのだとしても個性を保つ重要性を説いてくれているのかもしれませんね。
デザインがカーゴパンツだとしてもそれを上回る存在感を感じる籠染めを施し、その籠染めの良さを引き出す生地だと言える8ウェールコーデュロイを採用しつつ、すっきりした佇まいだと感じさせてくれることで、カーゴパンツだとしても他とは異なる魅力を感じさせてくれるkontorのKON-PT05253を是非。
池田
