何か
こんばんは。池田です。
2回ほど既に書いていましたが、一昨日はyauranさんの買い付けアイテムに総入れ替えされたということで、早速見に行ってきました。
良いものは何かあるかな、と思いつつ、受注分のお支払いのみにしておく心持ちだったのですが、案の定1着購入してしまいました。
買い付けに行かれるごとに僕の好きそうなものを何かと探してきていただいており、それは手を出さざるを得ませんね。
いやはや、困った困った。
なんて言っているものの、何か文句があるのか、と聞かれればもちろん文句なんてなく、むしろ嬉しいことこの上ありません。
これを機に今月は節約せねばです。
たとえ何か欲しくなってしまっても手を出さないことを誓おう、と自制することを誓う中、今週のONE PIECEも面白かったですね。
あの人物の倒し方は何かあるのか、と思ってしまってはいたものの、やはりあの2人の強さたるや。
これであの隠された事件の全貌が明らかになったのでしょうか。
もし全貌が明らかになって現実の場面に戻ったとしても、何かと怒涛の展開になっているので落ち着くことなんてないんですけどね。
そろそろあの人物たちとの良い戦い方が何かがわかるような気がするので再来週以降も楽しみに待ちましょうか。
いつかは何かしらの方法で倒すのでしょうけども、と元も子もない発言をしながら、本日はPOLYPLOIDのLONG COAT CとSIDE LINE PANTS Cのご紹介を。
あれこれ何か考える必要のない仕上がりのアイテムたち。
こちらのアイテムたちはセットアップと言ってしまうと何かとややこしいような気がしますが、それでも共地であることは間違いないので、まずは共通する生地について。
その採用されている生地は主にリサイクルウールとされつつ、複数の化繊を混紡したものとなっています。
化繊の中の何かはここでは言及しないので、アイテム説明の生地部分を見ていただければ。
という主だったリサイクルウールはリサイクルウールだからと言って何かあるわけではありませんが、リサイクルともなるとどことなく何か良いことをしたように感じるでしょうかね。
良い気分にはなりつつ、ウールともなると重みのある印象を抱いてしまいそうですが、リサイクルウールだからか軽さを持ち合わせています。
軽さを持ち合わせながらウールらしさもしっかりあるので、何か懸念する点はないと言えるかと。
ただ、ウールらしいものの触れてみると、ややじゃりっとした生地感を感じられるかと思います。
これはリサイクルウールであることに加えて、複数の化繊が混紡されているためだと勝手に解釈してみたり。
なんて言いつつ、この生地感が出る要因は何かはっきりわからないので聞き流す程度にしていただければ。
そのじゃりっとした生地感は起毛されているからこそより感じやすく、さらに色味がメランジとなっているので奥行きのある表情が見てとれるでしょうか。
ちらちらと白か何かの色味から霜降りらしさが感じられそうです。
とはいえ、どちらかと言うとメランジによる奥行きよりも、起毛した生地感による奥行きだと捉えても良いのかな、と思ったり。
そんな生地を採用したロングコートとラインパンツ。
まずはロングコートからということで、ロングコートの中で何かしら定義してみると、はい、言わずともステンカラーコートですね。
ひと目見てステンカラーコートだと定義してしまいたくなるほどにシンプルなデザインといったところ。
至極シンプル。
というように、至極シンプルに何か要素を加えることがないからこそ、寛容性の高さが秀でた存在になっているのでしょうね。
間違いなく合わせるアイテムは何かを悩ませることはないはず。
特に何も考えずに何かを着て、何かを穿いて、何かを履いて、その上からばさっと羽織ってあげてください。
それでもどこかに何かあるのでは、と捜索してみると、襟元にはチンストラップを見つけることができました。
チンストラップがあるからといって至極シンプルである事実に変わりはありませんが、襟を立ててみるだけで印象がかなり変わるので、その時のスタイルや気分や何かによって楽しんでいただければ。
襟を立ててみたら何か良いことがあるのかな、と妄想してみても良し。
よくわかりませんね。
よくわからないことはさておき、サイズ感としては身幅とアームともにたっぷり分量がとられた設計とされています。
ゆとりがあっても裾に向かって広がるAラインとされているので、のっぺりした印象は受けないかと。
このシルエットが非常にバランスが良く、さらにインナーに着るものを何か考える必要はなさそうですね。
一方のラインパンツはその名の通り左右に切り替えが施されたデザインとされています。
あれ、ラインの切り替えなんて見られない気がしますが、どこかで何か切り替わっているのでしょうか。
アイテム名でも”SIDE LINE”とされていますし、もし何かと切り替えられていないと虚偽になってしまう不安に陥ってしまいそう。
というわけで、センタークリースに沿ってハンガーにかけてみると、なるほど、共地での切り替えだったのですね。
ほっとひと安心ではありますが、何かデザインが加わっているのか探してみないとわからない程度といったところでしょうか。
”SIDE LINE”と冠するアイテム名に異を唱えたくなってしまいそうです。
ただ、だからこそ穿きたいと思わせてくれたんですよね。
ラインパンツともなると何かを想起させるかというと、そう、ジャージをどうしても想起して敬遠してしまう自分がいることもまた事実。
それがウールであることに加えて共地による切り替えとなれば話は別。
これならまるでジャージだなんて思わずに敬遠することはありませんでした。
ジャージらしさは感じないにしても、どこかにジャージらしさが何かないものか、とここでも捜索してみると、ウエストにドローコードが備わっていることが発覚。
このイージー仕様には何か文句をつけようとしようとも、楽であることが正義であることを実感できるでしょうか。
近年はこれらのイージー仕様に甘えがちになってしまっていますが、時には甘えても良いと自分に言い聞かせてあげてください。
そしてサイズ感についてはやや細めとなっており、テーパードしたシルエットとされています。
このやや細めともなると、とにかく極太好きの僕としては違和感か何かを感じざるを得ませんが、これが通常と言えるのでしょうね。
であるが故に、これまた寛容性の高さを持ち合わせているのではないかと。
この仕上がりであれば両者ともに特に何か考えることなく、羽織ったり穿くことができるでしょうね。
デザインの合わせ、サイズ感の合わせ、色味の合わせ、生地感の合わせ、などなど何かしら深く考えたスタイルも楽しいものですが、時には何かと考えることなくざっくり適当にスタイルを定めるのも良いのかな、と個人的には思っています。
なんて言いながら、僕は基本的にあまり深く考えずにスタイルを定めていることは秘密にしておこうかと。
途絶えることなく何かしら思考を巡らせなくても良いのかな、なんて思ってしまいそう。
リサイクルウールだからか何かはわからない軽さを持ち合わせ、奥行きのある表情を作用している要素は何か探りたくなる生地感を採用し、合わせるアイテムは何かを考える必要のない寛容性を持ち合わせたPOLYPLOIDのLONG COAT CとSIDE LINE PANTS Cを是非。
池田
