ゆる
こんばんは。池田です。
今日のONE PIECE最新話も面白かったですね。
遂にあの人物が登場してしまうとは。
婚約破棄された過去の描写から少しゆるそうな姿をしているのかと思いきや、強者の雰囲気をひしひしと感じてしまいました。
この編ではあの人物と敵対するのでしょうか。
あの四皇の2人と戦った後はこれ以上の強者なんて出てこないゆるい戦いになってしまうのでは、なんて心配をしていましたが、そんなものは野暮だったようです。
これからの展開がさらに楽しみになってしまいますね。
次回の連載は2週間空くならゆるく待つしかないな、と待ちぼうけている中、今日から3日間は先輩の猫くんのお世話が義務付けられています。
義務なんて言っていますが、強制的にやらされているわけではないですけども。
状況報告程度なのでお世話なんて言えないものの、やはり見ているだけでも顔がゆるんでしまいますね。
その猫くんはきりっとした顔立ちではなく、ゆるい表情がたまらないもの。
動きがゆるりとしているところも相まって癒されてしまいます。
それから営業を始めるなんて贅沢。
この3日間はそれを楽しみに通勤しようと思います。
動きがゆるいのは自分も同じだな、なんて勝手に共感しながら、本日はINNATのMILLED TROUSERのご紹介です。
気が抜けすぎたようなゆるゆるな佇まいが魅力な仕上がりかと。
こちらはミリタリーのユーティリティワークパンツがソースとされています。
ソースの詳細をすっかり聞き忘れてしまったのですが、おそらくスウェーデン軍のものではないかと。
こればかりは定かではないので、そうかもな、とゆるく考えていただければ。
ミリタリーもののユーティリティワークパンツとなると、真っ先に武骨な雰囲気を思い浮かべるかと思います。
ただ、そんな雰囲気は一切感じさせない、そう言えるほどではないでしょうか。
むしろやる気のないゆるさを感じざるを得ません。
INNATのアイテムは総じてゆるさを感じるものが多いですが、これは特にそう感じさせるもの。
そう感じさせる要因は間違いなくこの生地。
ここでは甘織のウールカルゼが採用されており、製品染めと縮絨加工を同時に施せるかが試され、それが実現したものとなっています。
おかげでフェルトのような、いや、フェルトと断言しても良いほどの生地感に仕上がっているかと。
縮絨が施されているのでステッチ部分に縮率の差が生まれ、うねりが帯びることによってこのゆるい表情に拍車をかけているのかもしれません。
とはいえ、そのうねりは大胆なわけではなく、よく見ないとわからない程度。
画像ではわかりづらいですが、両サイドと内側のステッチ部分でややうねりが感じられるでしょうかね。
何はともあれ、やはりこのもけもけとした生地感、これには気が抜けたと言いますか、気が抜けすぎたと言いますか、やる気がないと言いますか、やる気がなさすぎると言いますか、もうゆるゆる。
ゆるすぎるが故に愛らしくお世話をしたくなってしまうかもしれません。
悪いように聞こえてしまうかもしれませんが、もちろん最上の褒め言葉としての表現ですのでおゆるしを。
肝心の生地感に関しては、もけもけ、ほわほわ、と言いたくなるもので、何故か成体よりも大きいペンギンの赤ちゃんのよう。
ペンギンの赤ちゃんに触れたことはないですけどね。
それぐらい愛でたくなる生地感ということで。
ペンギンの赤ちゃんもどこかゆるい表情をしていますしね。
ここまで来るとミリタリーのユーティリティワークパンツなんて忘れてしまいそうですね。
忘れても問題なしなので、追加している仕様だけはお忘れなく。
ということで、ウエストにはアジャストタブがついていたり、背面に平ゴムが備わっていたり、ドローコードが入っていたり、とゆるい性格でありながらも気遣いができる存在。
ウエスト自体はゆるいとも思えるサイズ感ではありますが、この仕様であれば体型をあまり選ばずに穿いていただけるかと思います。
そしてシルエットについては、細めのストレートで、センタークリースが入っているのでよりすっきりと感じられるでしょうか。
ずどんと太いシルエットでよりやる気のないゆるい姿も見てみたかったのも事実ですが、このすっきりした佇まいの方が収まりが良かったかもしれませんね。
ゆるい性格ながらそれを隠すようにすっと佇んでいる、といったところでしょうか。
いや、隠しきれてないですね。
それで良し。
人を和ませるゆるい存在に憧れを抱いてしまいそうですが、確実にそれは実現しないことでしょうね。
もけもけほわほわした縮絨生地から気が抜けすぎたゆるい表情を感じ、そのゆるさを隠そうとすっと佇んでいてもゆるさを隠せない姿が魅力のINNATのMILLED TROUSERを是非。
池田