所以
こんばんは。池田です。
昨日は営業前にYAURANさんにお取り置きしていただいていたアイテムたちを迎え入れに行ってきました。
それは買い付け前にお伝えしていた欲しくなった所以を覚えていないオーバーオールと夢の国の世界的キャラクターT。
稲葉さんがそれを覚えてなかったことはさておき。
世界的キャラクターTについてはもう言うことはありませんが、ただ普通なオーバーオールにはなかなか惹かれないところ、こちらのオーバーオールにはひたすら惹かれてしまったんですよね。
その惹かれた所以はありとあらゆる部分にカスタムが施されていた点。
様々な生地でのパッチワークはもちろんのこと刺繍やビーズによる雑多である佇まいが惹かれた所以というわけですね。
唯一の欠点である自転車の乗りづらさは見逃すほかなさそう。
1着でスタイルが成立することが欲しかった所以なのかな、と自らが自らを考察している中、8月に入ったのでだんだんと夢の国に夢を見に行く日が近づいてきているんですよね。
ここ最近気分が良いのはこれが所以なのかもしれません。
これだけではないかもしれませんけどね。
何はともあれ、あの夢の国たる所以を体感していけることができるという喜びは計り知れないというもの。
しっかり夢を見させていただかなければ。
ただ、もしかしたら当分行けなくなってしまう所以が出てきてしまうかもしれないことも事実。
そうなってしまうのであれば今回を全力で楽しむほかないですね。
行けなくなってしまう所以はわかりかねますけども。
楽しんで来ましょう。

あらゆるものが高額になっていることも夢の国たる所以だよな、と急に現実的なことを考えながら、本日はHATRAのNet Jaquard Sweaterのご紹介を。
改めてセレクトした所以を考えさせてくれるアイテムかと。

こちらはHATRAでは継続的に展開しているジャカードニット、となると今さら僕が何か言う必要はないかもしれませんね。
仕方ないですね、ここで書き終えますか。
なんてことはもちろんできませんので、終わることができない所以は何か。

それは映画作品の『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』(1995)とのコラボレーションが故。
既に展開していたコラボレーションではあるのでこれまた僕から言うことはないかもしれませんけども。
とはいえ、こんなコラボレーションアイテムを見逃す所以なんてものは存在しないというもの。
何故このコラボレーションが生まれたのか。
その所以はデザイナーの長見さんが強く影響を受けた作品のひとつだからこそ。
実際に展示会でもお話を伺いましたし、とあるメディアでのインタビュー記事も拝見したので、これは過言ではないことを実感することができたんですよね。
流石に騙されていることはないはず。

そんな『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』(1995)とのコラボレーション部分は背景原画をジャカードニットで落とし込まれているという点。
特に印象に残る所以であるラストシーン、「ネットは広大だわ」というセリフを繰り出す場面の背景原画が表現されています。
確かに地上も宇宙も広大であることは間違いないですが、ネットの世界はまた異なった視点で広大ですし、公開された1995年の広大さよりも26年の現代の方が広大であることも事実でしょうね。
こう考えてみると1995年の段階で未来を示唆するようなセリフが採用されているあたりも凄みを感じてしまったり。
だからこそ名作である所以といったところでしょうか。
ここまで語り継がれる所以でもあるのでしょう。

僕の考察はさておき、背景原画として無限に無限に広がるネットワークと摩天楼が重なり合うランドスケープが表現されています。
それらを色分解して組織を再構成しているわけですね。
糸自体は他のジャカードニット同様に6色の原色糸を編み上げている点が複雑さを感じる所以。
この6色の原色糸が複雑さを出している所以であるとともに、輪郭がはっきりせずにぼやけた曖昧さがある所以でもあるでしょうか。
もちろんニット地であることもその所以でしょうけども。
現代の作品ほど精緻な描写ではないことも表されているかな、とも思ったり。

やはりしっかり『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』(1995)を観ただけありました。
と言いたいところですが、実のところまだ観れていないことを正直に謝罪しておきます。
展示会からこれまで観れていなかった所以は、ちょうどその頃に夢の国の作品が観れる配信サービスに加入してしまい、夢の国に行くまでに作品を網羅したいがためにそこまで手が回らずでして。
脈絡なくセレクトしたということか、と思われてしまうでしょうか。
僕もそう思われてしまっても致し方ないとは思うのですが、セレクトした所以が作品自体ならそれでも間違いないと思います。
そもそも作品を観ていなかった僕ともなるとそれがセレクトした所以ではないんですよね。

では何がセレクトした所以なのか。
まずはひたすらニット好きであるということ、加えて作品関係なくただただこの編み地が魅力に映ったこと、それらがセレクトした所以。
もしかしたら作品が好きな方からしたら薄い所以なのかもしれませんが、僕からしたらそれらの所以でもセレクトする所以になってしまうんですよね。
どのような所以でセレクトするのか、どのような所以で迎え入れるのか、それら以外の全てのことにおいてそれぞれの所以があっても良いということで。
勝手ながら解決したことにさせていただきまして、お手入れがしやすいコットンニット、誰であろうと馴染みやすい程良くゆとりをもたせた設計に仕上げられています。
この寛容性の高さも着たくさせる所以なんですよね。
1着でも成立してくれますし、インナーでも存在感を感じさせてくれますし、春、秋、冬と長い期間立ち回ってくれるはず。

それぞれ惹かれる所以は異なるかもしれませんが、意見が異なろうとも争うことなくそれぞれの意見を理解すべきなのでしょうね。
とやかく書いたように僕はただただこのデザインに惹かれましたが、作品が好きだからこそ惹かれる方がいることもまた事実。
どちらの意見も受け入れて良い関係を築いていくことができればもう少し平和な世界になるのかな、なんて頭の中の世界が拡大してしまいそうですね、いや、しないですね、失礼しました。
こればかりは何をするにしてもその所以を改めて考えさせられてしまいますね。
見逃す所以なんてものはない『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』(1995)とのコラボレーションとして、特に印象に残る所以である「ネットは広大だわ」というセリフを繰り出すラストシーンを、複雑さと曖昧さを感じさせる所以の6色の原色糸による編み地とされ、それらが惹かれる所以であると同時にデザインが惹かれる所以でもあることを実感させてくれるHATRAのNet Jaquard Sweaterを是非。
池田
