
具合
こんばんは。池田です。
今年度も残すところ今日と明日のみ。
ということは、精神のすり減り具合が半端でない月末ということになります。
それは何故か、そう、請求の嵐に見舞われてしまうためです。
本当に月末が怖いのなんの。
こればかりは具合が悪くなってしまっても仕方ないほどの恐怖体験なんですよね。
請求を軽い足取りでこなせるのであれば何も恐怖を感じることはないのでしょうけども、僕なんかの弱小具合では恐怖どころではないとも言えるかもしれません。
どん底に突き落とされるぐらいの恐怖。
恐ろしい。
いつ潰れてもおかしくない事実は隠せませんが、ひとまず今月も乗り越えることができたので何より。
何も具合が悪くなることは大袈裟なわけではないので、とあえて強調してみた中、心配なのが桜の散り具合。
昨日しっかり雨が降ってしまった上に、今週は雨予報が数日ありそうなので、早々に散ってしまいそうな気もしてしまいます。
お花見をする予定なんてないものの、通勤途中の桜並木を自転車で颯爽と走ることができなくなってしまうのは残念だなと。
既に低い位置や所々で葉の成長具合が見えてきているので、例年よりも早く散ってしまうのでしょうか。
もはや入学式で桜とともに撮影することができなくなってしまっていますしね。
困ったものです。
なんとか皆さまと同様に桜の具合も悪くなりませんように。

数日前の暖かさのおかげで桜の咲き具合が進みすぎてしまったのかな、なんて農大出身にも関わらずまるで桜のことをわかっていない姿を見せながら、本日はULTERIORのTA/L MESH SKIPPER SHIRTのご紹介を。
それぞれの要素の具合が高い水準で仕上がった1着かと。

毎シーズンとまではいきませんが、数シーズンごとに展開されているULTERIORのスキッパーシャツ。
ULTERIORのシャツと言えばレギュラーカラーシャツを思い浮かべる方が多くいらっしゃるかもしれませんが、個人的にはスキッパーシャツも惹かれ具合はそれに負けず劣らず。
もしかしたらスキッパーシャツは合わせづらくて敬遠する方もいらっしゃるような気もしてしまいますが、そこはULTERIOR、合わせづらいなんてことはなく、敬遠しないどころか進んで着たくなってしまう力を秘めているんですよね。

そんなスキッパーシャツ、今季はフロントがそこまで深い設計ではありません。
ざっくりと深く開いたものももちろん良いのですが、ともするとそれが合わせづらさに繋がってしまうと考えると、この開き具合が最適とも言えてしまうでしょうか。
これぐらいであればインナーが顔を覗かせる面積が大きくないので、合わせるインナーを熟考することは無くなりそうですね。

とはいえ、開きが浅すぎても物足りないと感じてしまうこともまた事実。
深すぎず、浅すぎず、程良い開き具合、それを実現していると言えるのがこのスキッパーシャツ。
相変わらずこのバランス感覚には感嘆としてしまいますね。

この程良い開き具合であれば、インナーに首元が広めのタンクトップなどを差し込んで軽やかさを出してみても良さそうでしょうか。
肌の露出が控えめである点も程良い開き具合の良さと言えそうですね。
あまり露出したくない方は首元の詰まったインナーを差し込んでいただければ。

もちろんインナーとしての役回りも文句なしかと思います。
首元の開き具合が秀逸なことによって上から羽織るアイテムを邪魔することなく、その間から軽快な姿も覗かせてくれるはず。
この1週間は寒さが居座りそうな予報ですが、これが過ぎれば暖かくなるはずなので上から何か羽織りたくなること必至でしょうね。

そこに採用されているのがトリアセテートとリネンの混紡メッシュ生地。
トリアセテートとなると軽やかさはあれど光沢具合が気になってしまうかもしれませんが、こちらでは光沢具合が抑えられているため、その懸念を抱くことはありません。
さらにリネンが入ることでややじゃりっとした生地感に仕上がっているかと。

この混紡生地は織り具合を甘めにすることで、はらりと通気性を担保した生地感に仕上がっています。
メッシュ生地、通気性の良さ、と聞くと透け具合が不安になってしまうかもしれませんが、その不安は不要かと思います。
不要だと思う、と言うよりも不要だと断言できますね。
透けないメッシュ生地なんて暑い時期にも心地良さをもたらしてくれること間違いなし。
案の定画像では伝わらないのですが、その生地には毛羽立ちやフシが見られるかと思います。
それを宜しくないと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、僕としてはこの毛羽立ち具合が良さであると感じてしまいました。
ぴしぴしのまっさら新品では味わえないこの着込んだかのような表情が哀愁を漂わせているかのよう。
もちろん着古した表情に振り切っているわけではないので、新品好きな方も古着好きな方にも寄り添ってくれるでしょうね。

その軽やかな生地感に加えて、ゆとりのあるサイズ感も相まって、はらりと軽やか具合が高まっているかと思います。
この軽やかさと通気性を兼ね備えているとすると、ショーツを合わせたらもしかしたら夏でも着られそうかな、なんて思ったり。
それは定かではありませんが、袖のボタンを外したり、袖を捲ってみたり、とゆるりとリラックスした雰囲気を出してくれそうです。

そして色味についてはECRUは即完してしまったためBLACKのみ。
今季らしさ具合で言うとECRUに軍配があがるかもしれませんが、BLACKなんて言わずもがなですのでね。
それがULTERIORのアイテムとなれば言わずもがな具合が半端ではないかと。
つまりは言うことなし。
何かと良い具合に収めることができる存在に憧れを抱いてしまいそうですね。
フロントは浅過ぎず深過ぎずな程良い開き具合の設計で、甘めな織り具合ではらりと通気性を担保しつつ、毛羽立ち具合にもそそられるULTERIORのTA/L MESH SKIPPER SHIRTを是非。
池田