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上下
こんばんは。池田です。
以前にも書いたかもしれませんが、この物件は最初から施工ミスがあり、バックヤードなどの奥側は床を上げざるを得ない状態でした。
そのため階段になっており、バックヤードやお手洗いの際には上り下りしなければなりません。
座れるようになっていると良いかも、ということで通常の階段よりも高くしているため、座れる利点はありつつ、上り下りは意外と疲れます。
運動不足の僕にとっては非常に喜ばしいことなのかもしれませんが、頻繁に上下していると、僕にとってはなかなかの疲労度に。
流石にもう少し筋肉をつけないとだめかなと思いつつ、サッカーをやってた時でさえ筋トレをほとんどしていなかったぐらい筋トレが嫌いなので、やりたくないなと思いつつ。
まあやらないでしょう。
自転車と階段の上り下りで自然に筋肉がつくことを待つことにします。
筋トレは始めもしませんが、『はなし -diary-』での22AWアイテムのご紹介は昨日でひと通りご紹介しきることができました。
できるだけ毎日書こうとは思っていましたが、そこまでネタを作れない気がするので、おそらく頻度は下がるかと思います。
洋服の話だけでなく、日記というか雑談程度の内容を更新することもあるかと思いますので、超暇という方は暇つぶしにでも見てみてください。
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といわけですが、本日はセットアップと言いますか、同生地を使用しているアイテムの一部を取り上げてみようかと。
今季のセレクトの中にジャケットはないので、セットアップよりも単体で着ることの方が現実的な気はします。
『ぎりぎり』ではブランド名で昇順だったので、今回は降順で。
昇順と降順ってどっちがどっちなのかいつも不安になります。
昇順が合っていることを信じて、まずはULTERIORから。
ULTERIORは2セットです。
ひとつ目がWOOL SILK TWEEDで、S/C COATとEASY SLACKSの2アイテム。
この生地は、ふっくら感がたまらないです。
ウールとシルクを使っているだけで贅沢感がありますが、ミュール精紡やタンブラー加工で膨らみを出すなんて贅沢極まりないですよね。
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それだけではなくウールシルクのツイードになっていたり、変則的なヘリンボーン、頭がパンクしそうなぐらいの要素祭。
最新のONE PIECE並みに要素が溢れていますね。
こればかりは本当に直接触れて、着てみていただきたいです。
軽さにも驚いていただけるはず。
ふたつ目がWOOL FLANNELで、F/T PARKAとMIL-JKT、MIL-PANTSの3アイテム。
こちらはなんといっても上品な光沢感ですね。
カシミアは使わずにこの生地感を再現するのは本当にすごい。
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こんな上品な生地を使用してミリタリーアイテムに仕上げてしまっていますからね。
生地感が相まって、野暮ったさの”や”の字も感じさせない、大人なミリタリーアイテムではないでしょうか。
ラグジュアリーブランドか、とつっこんで良い気がします。
続いてはsatouのsotogiでcoatとfatigue jkt、slacksの3アイテムです。
それぞれデザイナーの祖父が旅行に行く際に着ていたアイテムをイメージソースにしています。
ここではbrownのみにしていますが、どのアイテムも良いいなたさを感じられるアイテムです。
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柔らかさも兼ね備えている高密度生地になっているので、着心地も非常に良いですね。
サイズ感も良いバランスなので、様々なアイテムに合わせやすく、夏以外は着られそうな気もします。
これを着て旅行に行くと想像すると、なんだか哀愁が漂う感じがして、長期休暇もらおうかと考えてしまいます。
まずいですね。
そして最後はINNATから2セット。
ひとつ目がPAJAMAのJACKETとPANTS。
完全な主観になってしまうのですが、今季の紀州備長炭染のSumikuroの中で、このPAJAMAが1番良い色の出方だなと思っています。
なんでかと考えていましたが、僕の中では古着らしさを1番感じられるからかもしれません。
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そんな古着らしさを感じるこのフェード感。
真っ黒に染まりきらず、フェードしすぎず、非常に良い塩梅の色味ではないでしょうか。
これから着ていく中で育てていくということもINNATの魅力だと思うので、がしがし着て洗ってを繰り返して、自分の色を出していきたいですね。
ふたつ目はM-65 PARKA COATとOVER PANTS。
Naturalを選んだ理由は、この色味のミリタリーアイテムをあまり見ないような気がしたからです。
古着屋でオーバーダイしたアイテムなどは見ますが、コットンの無染色はなんだか新鮮です。
Sumikuroは売れてしまってセットにできなかったということもありますけどね。
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ミリタリーアイテムは大抵強さや圧を感じる仕上がりになることが多いと思いますが、INNATのアイテムは不思議とそれを感じさせず、むしろ柔らかく、優しい雰囲気を感じさせます。
ボタニカルダイによる色味だったり、あえての無染色にしていたり、とにかく色味が絶妙なんでしょうね。
INNAT全体の話になってしまいましたが、まとめると他のブランドや古着では強者感が出てしまうM-65とOVER PANTSですが、INNATではそれとは真逆の柔らかさと優しさを感じさせるアイテムに仕上がっている、ということです。
それぞれ単体が現実的かもしれませんが、もちろんセットアップでも良いと思います。
セットで持っておけば、シーンによってセットアップなのか、単体なのか、と選択肢は広がりますしね。
上だけにするか、それとも下だけにするか、はたまた上下にするか、いやいや上上下にしてしまうか、なんて悩んでいただきたい各ブランドのセットアップを是非。
池田