刻む|Over Dyed Highneck L/S Tee|Fujimoto 25SS|えん -en-

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こんばんは。池田です。

いやいや、今週のONE PIECEも面白すぎませんかね。
まずあの人物の強さたるや。
無敵とも思われていたあの人物に確実に傷を刻むことができるなんてとてつもないですね。
どのような手で刻むことができているのかはわかりませんが、覇気が有力といったところでしょうか。
そんな中でも最終的には自分の息子の危険には抗えない描写にはONE PIECEらしさを感じてしまう次第。
だからこそここまで長く歴史を刻むことができているのでしょうね。
さらに最後にとんでもないことが起きてしまっているので来週も楽しみで仕方ありません。

聖地では歴史に刻む大事態が巻き起こっているのかな、と想像が膨らんでしまう中、某ラグジュアリーブランドの後任も発表されていましたね。
これまで前任の方のクリエイションを刻む中でどのような変化が訪れるのでしょうか。
かなり誇張したクリエイションだったので、大幅に変わってくる気も勝手にしてしまうのですがどうなのでしょうか。
前任の方のクリエイションはもちろんのこと、それ以前も長く歴史を刻むことを続けてきたブランドであるが故に、その歴史を継承するのか、それとも新たなクリエイションを見せてくれるのか。
ただ想像するしかありませんが、今後どのような歴史を刻むことになるのか見守っていきましょうか。

刻む|Over Dyed Highneck L/S Tee|Fujimoto 25SS|えん -en-
 
刻む|Over Dyed Highneck L/S Tee|Fujimoto 25SS|えん -en-

どのような歴史を刻むことになっても僕にはあまり関係ないんですけども、と遠目に見守ることにしながら、本日はFujimotoのOver Dyed Highneck L/S Teeのご紹介を。
とことん切り刻むからこそ世界観を如実に感じさせる仕上がりかと。

刻む|Over Dyed Highneck L/S Tee|Fujimoto 25SS|えん -en-

こちらはハイネックのカットソーとして仕上げられているわけですが、明らかに狂気性を感じさせる様相を呈していますよね。
それは切り刻むかの如く、いや、切り刻むデザインだからこそ。
そこまでしなくても、と感じてしまうほどの藤本さんの狂気性を感じさせつつ、このFujimotoの世界観に夢中になってしまっていることもまた事実。

本来であれば生地が重なった仕様にされるところに、右肩部分や身頃下部、袖を切り刻むことで生まれるこの狂気性。
これには只者ではない雰囲気を感じざるを得ません。
相変わらずやり過ぎている藤本さん、いやはや、たまりません。

刻む|Over Dyed Highneck L/S Tee|Fujimoto 25SS|えん -en-

さて、それではいつも通りテーマに照らし合わせてみましょうかね。
このとことん切り刻む様相を呈しているとすると、あるがままの姿を保とうと偽りの姿を切り離そうとしているのかもしれません。
とことん切り刻む姿勢をもってしても、全てを切り離すことができない現実もこの残りの生地から表されているのかな、なんて思ったり。

それはそうですよね。
いつ何時もあるがままの姿で過ごすことなんて不可能と言っても良いほどですし。
とはいえ、偽りの姿を出しすぎてしまわないように心に刻むべきであることは言わずもがな。

刻む|Over Dyed Highneck L/S Tee|Fujimoto 25SS|えん -en-

デザインに加えてFujimotoらしい点として挙げられるのがサイズ感。
フリーサイズであるにも関わらず、かなり細身に仕上げられており、切り刻むデザインの狂気性とは裏腹と言えるように身体にぴたりと、そっと寄り添ってくれるかと思います。
細身ではあるものの、後述するキックバックのある生地感なので、そこまで人を選ぶことはないはず。

刻む|Over Dyed Highneck L/S Tee|Fujimoto 25SS|えん -en-

という生地についてはコットン100%のもちりとしたキックバックのある生地感に仕上がっています。
重複してしまいますが、この生地が切り刻むデザインとは打って変わって非常に心地良いんですよね。
柔らかかったり、滑らかだったり、心地良さの感じ方は様々ありますが、このもちりとした生地感はなかなか出会えないような気がしてしまいます。
カットソーでもなく、ニットでもなく、なんと形容するか考えているうちに時間を刻むことになってしまいましたが、案の定思い付かず。
何はともあれ、もちもちしていることだけはご理解いただければ。

刻む|Over Dyed Highneck L/S Tee|Fujimoto 25SS|えん -en-

狂気性のある切り刻むデザインとは打って変わってもちりと柔らかな生地感、と思った矢先、その表情を見てみると、傷跡を刻むようにシワがあるような表面になっています。
この表情もどこか只者ではない雰囲気を感じられるのではないでしょうか。
平面的ではなく立体感ある表情が、さらにFujimotoらしい世界観を増幅させてくれていますね。

ともなると、もちりと柔らかな生地感と傷跡を刻むような表情が対照を成しているのではないかと。
それをテーマに照らし合わせてみると、あるがままの姿と偽りの姿が表されているのかもしれません。
物腰柔らか、鋭利な危うさ、どちらがあるがままな姿で、どちらが偽りの姿なのか、それは皆さまのご想像にお任せしますが、誰にでも二面性があることを訴えかけてくれているのでしょうね。

刻む|Over Dyed Highneck L/S Tee|Fujimoto 25SS|えん -en-
 
刻む|Over Dyed Highneck L/S Tee|Fujimoto 25SS|えん -en-

そして色味はL.BEIGEとBLACKの2色。
L.BEIGEはピンクがかったような色味となっており、今季らしさを刻む色味と言えるかもしれません。
一方のBLACKは誰しも記憶に刻むことがあるほどの言わずもがなといったところでしょうか。
どちらにするか迷って時間を刻むことになってしまいそうですが、その時間も楽しんでいただければ。

刻む|Over Dyed Highneck L/S Tee|Fujimoto 25SS|えん -en-
Over Dyed Highneck L/S Tee L.BEIGE,BLACK ¥30,800 (in tax)

いついかなる時も偽りが付き纏うことを心に刻むよう諭してくれているのかもしれません。
狂気性を感じてしまう切り刻むデザインに偽りの姿を切り離す姿勢が感じられ、それとは打って変わってもちりと柔らかな生地感と傷跡を刻むような表情をした生地感で二面性を表したかのようなFujimotoのOver Dyed Highneck L/S Teeを是非。

池田

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    お取り扱い始めます。

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    刻むに刻んだもの。

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