温と冷|Seijaku Knit|YASHIKI 22AW|えん -en-

温と冷

こんばんは。池田です。

麺類は温かいor冷たいで選べることが多いジャンルかなと内容を考えながら思っていました。
蕎麦、うどん、ラーメン、つけ麺、パスタ・・・
流石に素麺はないかと思ってましたが、温かいのもあるんですね。

蕎麦以外は基本的に温かいものの方が好きです。
ただそれだけで、誰も得しない情報でした。

そんな温かいもの好きの僕が本日ご紹介するのは、”温かみ”のあるブランド、YASHIKIのSeijaku Knit。
風景や文化をニットに落とし込んでいて、デザインとしても”温かみ”のあるアイテムが多いと思っています。

温と冷|Seijaku Knit|YASHIKI 22AW|えん -en-

ただSeijaku Knitは”温かみ”のあるデザインとは裏腹に、”冷たい”イメージを表現しています。

まず全体のイメージとしては「よく冷えた朝のひっそりとした廊下」。
祖父母の家の縁側のようなイメージでしょうか。

温と冷|Seijaku Knit|YASHIKI 22AW|えん -en-

身頃中央の天竺編み部分は冷たくなった床を、身頃脇の柄で静かな朝に響く足音を表現しています。
人によっては少しホラー感を感じられそうですが、ホラー感は表現していないのでご安心を。
おじいちゃんおばあちゃんは早起きですからね。

そして立体的で特徴的な肩から裾にかけてのカールしたパーツと、細かな柄でぴんと張り詰めた空気を表現。
このカールが良いアクセントになっていて、全体を引き締めているように思います。

温と冷|Seijaku Knit|YASHIKI 22AW|えん -en-

身頃中央の平面的な編みだけであれば、一般的なニットになってしまいますが、両サイドを立体的な編みにして、平面と立体を掛け合わせることでYASHIKIらしさが出るとでも言いましょうか。
ちなみにですが、「平面と立体」というタイトルにしようかと迷いました。

温と冷|Seijaku Knit|YASHIKI 22AW|えん -en-
Seijaku Knit ¥30,250 (in tax)

そんな”冷たい”イメージから着想を得ているSeijaku Knitですが、YASHIKIらしい”温かみ”のあるニットに仕上がっていると思います。
ニットだからということもあるかもしれませんが、色味の秀逸さがそう感じさせる要因だと僕は思っています。

例えばブルー系と一括りにするとなんとなく”冷たい”イメージを抱いてしまうかもしれませんが、『といえば。』でも書いたようにSmalt-blueは少しくすんだような色味になっているため、”冷たさ”を感じさせません。

温と冷|Seijaku Knit|YASHIKI 22AW|えん -en-
温と冷|Seijaku Knit|YASHIKI 22AW|えん -en-

一方のGreigeも女性が持っていそうなレザーのバッグや財布※などとは違い、ほのかにいなたさも感じる絶妙な雰囲気を感じさせます。
※主観です。

また、コットン100%のそこまで厚くない生地になっているため、秋冬だけでなく春も着やすい1着になっています。
お手入れのしやすさは言わずもがな。

麺類で温と冷のどちらが好みかに関わらず、”温かみ”と”冷たさ”が上手く合わさったSeijaku Knit、手にとってみてください。

池田

ブログに戻る
  • 透|CLASSIC POCKET SHIRT B|POLYPLOID 24AW|えん -en-

    こんばんは。池田です。 何やら政界が忙しない雰囲気になっていますね。総裁選に加えて野党などの代表選。総裁選は明後日が告示ですし、当然と言えば当然なのですが。個人的に誰かを特段推しているわけではないのですが、どうしても苦手な方がひとり。流石に名前を出して透明性は確保しませんけども。その方のあの全て見透かしているかのような笑顔、苦手です。それだけで判断するわけではもちろんないですが、苦手なものは苦手なので致し方なし。 これだけでももしかしたら誰なのか見透かされてしまうかもしれないな、と危惧しながら、ようやく明後日の定休日に髪を切りに行ってきます。かなり伸びてくれたこともあり、毛量がいつにも増して凄いことになっています。そろそろ毛量男として周囲に浸透してしまいそうです。しないか。何はともあれ、毛量が軽くなることを待ち侘びていたので嬉しい限り。とにかく後ろ髪のせいで首が暑くて暑くて。せっかくお風呂に入っても汗が出てしまいそうで嫌だったんですよね。そんな透明感もへったくれもない姿にはなりたくないですし。早く快適に過ごしたいものです。 元々透明感のある人間ではないだろう、と自信をなくしながら、本日はPOLYPLOIDのCLASSIC POCKET SHIRT Bのご紹介です。打って変わって透明感のある佇まいに仕上がっているかと。 こちらは何より使用している生地が魅力的。その使われている生地はイタリアのファブリックメーカー、CANGIOLIのストライプ生地。生地の内訳はヴィスコースとシルクを混紡したサテンストライプとなっています。 この光沢のある透き通るような生地感、非常に良いですね。品がありながら、どこか透明感のある表情を感じさせるでしょうか。もしかしたら淡麗とも表現できるかもしれません。 加えて、すっと落ちるようなドレープ。これまた綺麗なのなんの。ここは美麗とでも表現しておきましょうかね。 こればかりは、もし仮に嘘をついたとしても冷静に見透かされてしまうでしょうね。さらに透明感、淡麗、美麗、と続くとなると、どこかの化粧品のCMにも抜擢されてしまうかもしれません。この透明感のある美白肌、なんて声が聞こえてきそうです。   よくわからない表現をしてみたところで、続いて色味を。ストライプはBLUE STRIPEとPURPLE STRIPEの2色。BLUE STRIPEは黒の線に挟まれることで、透明感がありながらしっかりと意志を持っているかのよう。一方のPURPLE STRIPEはオレンジの線に挟まれており、透明感の中に妖艶な一面も持ち合わせているのかもしれません。なんて表現していますが、案の定画像では伝わらないのが透け透けですよね。ストライプは特にわかりづらくなってしまうので申し訳ないです。 また、生地感としてはやや透けるほどとなっているため、インナーをタンクトップを差し込めば今からでも着られるかもしれません。さらりとした肌あたりは心地良いですし、日差しを避けられる分、もしかしたら半袖よりも涼しく感じられそうですし。秋冬ものですぐに着られるアイテムはなかなかないので、貴重な存在になってくれるかもしれませんね。 そしてデザインとしては非常にシンプルなレギュラーカラーシャツです。至極シンプルであるからこそ、この透明感のある佇まいが際立っているでしょうかね。サイズ感も少しゆとりを持たせている程度なので、アウターとインナーの選び方次第で通年着られる、と言っても過言ではないかもしれません。やはり貴重な存在ですね。 CLASSIC POCKET SHIRT B BLUE STRIPE,PURPLE STRIPE ¥52,800 (in tax) 物欲が溢れている心をきっと透視されてしまっているのでしょうね。光沢のある透き通るような生地が透明感のある表情と綺麗なドレープを生み出し、どんなことも見透かしてしまうほどの冷静さを持ち合わせたかのようなPOLYPLOIDのCLASSIC POCKET SHIRT Bを是非。 池田...

    こんばんは。池田です。 何やら政界が忙しない雰囲気になっていますね。総裁選に加えて野党などの代表選。総裁選は明後日が告示ですし、当然と言えば当然なのですが。個人的に誰かを特段推しているわけではないのですが、どうしても苦手な方がひとり。流石に名前を出して透明性は確保しませんけども。その方のあの全て見透かしているかのような笑顔、苦手です。それだけで判断するわけではもちろんないですが、苦手なものは苦手なので致し方なし。 これだけでももしかしたら誰なのか見透かされてしまうかもしれないな、と危惧しながら、ようやく明後日の定休日に髪を切りに行ってきます。かなり伸びてくれたこともあり、毛量がいつにも増して凄いことになっています。そろそろ毛量男として周囲に浸透してしまいそうです。しないか。何はともあれ、毛量が軽くなることを待ち侘びていたので嬉しい限り。とにかく後ろ髪のせいで首が暑くて暑くて。せっかくお風呂に入っても汗が出てしまいそうで嫌だったんですよね。そんな透明感もへったくれもない姿にはなりたくないですし。早く快適に過ごしたいものです。 元々透明感のある人間ではないだろう、と自信をなくしながら、本日はPOLYPLOIDのCLASSIC POCKET SHIRT Bのご紹介です。打って変わって透明感のある佇まいに仕上がっているかと。 こちらは何より使用している生地が魅力的。その使われている生地はイタリアのファブリックメーカー、CANGIOLIのストライプ生地。生地の内訳はヴィスコースとシルクを混紡したサテンストライプとなっています。 この光沢のある透き通るような生地感、非常に良いですね。品がありながら、どこか透明感のある表情を感じさせるでしょうか。もしかしたら淡麗とも表現できるかもしれません。 加えて、すっと落ちるようなドレープ。これまた綺麗なのなんの。ここは美麗とでも表現しておきましょうかね。 こればかりは、もし仮に嘘をついたとしても冷静に見透かされてしまうでしょうね。さらに透明感、淡麗、美麗、と続くとなると、どこかの化粧品のCMにも抜擢されてしまうかもしれません。この透明感のある美白肌、なんて声が聞こえてきそうです。   よくわからない表現をしてみたところで、続いて色味を。ストライプはBLUE STRIPEとPURPLE STRIPEの2色。BLUE STRIPEは黒の線に挟まれることで、透明感がありながらしっかりと意志を持っているかのよう。一方のPURPLE STRIPEはオレンジの線に挟まれており、透明感の中に妖艶な一面も持ち合わせているのかもしれません。なんて表現していますが、案の定画像では伝わらないのが透け透けですよね。ストライプは特にわかりづらくなってしまうので申し訳ないです。 また、生地感としてはやや透けるほどとなっているため、インナーをタンクトップを差し込めば今からでも着られるかもしれません。さらりとした肌あたりは心地良いですし、日差しを避けられる分、もしかしたら半袖よりも涼しく感じられそうですし。秋冬ものですぐに着られるアイテムはなかなかないので、貴重な存在になってくれるかもしれませんね。 そしてデザインとしては非常にシンプルなレギュラーカラーシャツです。至極シンプルであるからこそ、この透明感のある佇まいが際立っているでしょうかね。サイズ感も少しゆとりを持たせている程度なので、アウターとインナーの選び方次第で通年着られる、と言っても過言ではないかもしれません。やはり貴重な存在ですね。 CLASSIC POCKET SHIRT B BLUE STRIPE,PURPLE STRIPE ¥52,800 (in tax) 物欲が溢れている心をきっと透視されてしまっているのでしょうね。光沢のある透き通るような生地が透明感のある表情と綺麗なドレープを生み出し、どんなことも見透かしてしまうほどの冷静さを持ち合わせたかのようなPOLYPLOIDのCLASSIC POCKET SHIRT Bを是非。 池田...

  • 隠す|Veiled  L/S&H/S T|Fujimoto 24AW|えん -en-

    隠す

    隠すことで溢れ出る。

    隠す

    隠すことで溢れ出る。

  • らしさ|OVER PANTS|INNAT 24AW|えん -en-

    らしさ

    生み出すらしさ。

    らしさ

    生み出すらしさ。

  • 至|縮絨カシミアニットジャケット|山内|えん -en-

    至高で至福。

    至高で至福。

1 4