主観
こんばんは。池田です。
5月も最終日ですね。
月末を迎えるごとに時間が経つ早さを身に染みて感じてしまいます。
さらに今週末には梅雨入りするのでは、という予報も。
雨は本当に勘弁していただきたいです。
雨の通勤が嫌で嫌で。
雨が少ない梅雨になりますように。
梅雨に入る間近のここ最近、なんだか物騒なニュースが多いような気がします。
せっかくコロナが落ち着いたので、もう少し良いニュースが増えてほしいですよね。
あのような行為に至る人は物事を客観視できずに、主観でしか考えることができないのでしょうか。
なんて批判のようなことを書いていますが、僕もセレクトの基準は主観でしか考えていない、と言われても仕方ないんですけどね。
もちろん主観だけでなく、客観視しつつ、僕が良いと思えるものをこれからもセレクトしていきます。
時間の早さ、梅雨、ニュース、セレクト基準、と主観的に書きたいことしか書いていないように見える中、本日はYASHIKIのTsubomi Knit Poloのご紹介を。
決して主観的ではなく、しっかり客観視してくれる優しいアイテムですよ。
全体のイメージになっているのは、アイテム名にもある通り、桜の『蕾』。
なんだか『蕾』という漢字が非常に格好良く見えてしまうんですよね。
これまたただの主観なんですけど。
そんなことは置いておいて、蕾が膨らんできて色付き始め、うっすらと赤いもやがかかってきた桜の木を表現しています。
また主観になってしまいますが、イメージしてみると情緒ある情景が浮かんできてしまいました。
やや虚ろな雰囲気の桜の姿、といったところでしょうか。
その蕾が表現されているのが、身頃の中央部分と脇部分。
ここでは鹿の子編みの凹凸で蕾を表現しており、身頃中央では小さめ、脇部分では大きめの凹凸になっています。
そうすることで身頃中央から脇部分へと、蕾が膨らんでいく様子が表現されているというわけですね。
もう発想がたまらないです。
そんなこと思いつかないですよね、普通。
べた褒め状態ですが、気を取り直して。
上述した身頃中央と脇部分の間には、肩から裾まで縦に斜線の柄があしらわれています。
この斜線は春の穏やかな日差しを表現。
梅雨に入ってしまう今となっては、そんな穏やかな日差しも懐かしく思えてしまいますね。
サイズ感は程良くゆったりとしたシルエットで、袖は5分もしくは6分丈ほどでしょうか。
裾のリブが他のアイテムと比較すると、ややきつくなっている気もしますが、気のせいかもしれないので、小耳に挟んだ程度で。
そして使用されている生地は安心安定のコットン100%。
さらに鹿の子編みになっているので、肌あたりも良く、着心地も良しです。
編みはプレーティング編みも採用されているのですが、セレクトしている中ではOrangeのみで、他の色味は単色の糸を使用しています。
プレーティング編みではないからと言って、それがネガティブな要素にはなりませんのでね。
色味はKelly-green、Orange、Greigeの3色をセレクト。
今季らしさがあるのはKelly-greenでしょうか。
Orangeはこれまでのシーズンでも出ていますが、根強い人気があるイメージ。
Greigeはいなたさがより感じられる色味で、そこが非常に良いですね。
グリーン系は持ってて、他の2色に近いのは持っていないな、なんて勝手に買う想定で妄想してしまっていますので、お気をつけて。
どうしてもいなたくなりがちなポロシャツですが、YASHIIKIの手にかかればここまで上品な1着になってしまうのが不思議。
これぞ主観なのですが、YASHIKIのSSのアイテムと言えば、ニットポロだと思っている次第です。
いなたさがないかと言われれば、ポロシャツなのであるのですが、そこに品が加わり、さらに和の要素として着物のパターンが入る、YASHIKIらしさが全開ではないでしょうか。
以上、超主観でした。
主観だけでなく、客観的にも物事を捉えないと悪い方向に進んでしまうぞ、と諭してくれそうですね。
主観的なことをつらつら並べてしまいましたが、主観的にだけでなく、客観的にも非常に良い仕上がりのYASHIKIのTsubomi Knit Poloを是非。
池田