多彩
こんばんは。池田です。
何回でも書いてしまいますが、ONE PIECEが本当に面白すぎますね。
特にここ最近はストーリーの根幹に迫りまくっている状況で、頭がパンクしてしまいそうなほど。
本当に終わりが近いんだな、と毎週のように感じてしまいますね。
そしてここ最近は、多彩なキャラクターが登場する中で、再登場するキャラクターをより魅力的に描くことが上手すぎるな、と感じています。
今週の最新話では、あんなに嫌味なキャラクターであったにも関わらず、可愛げを感じたり、同情してしまったり。
多彩なキャラクターが登場する楽しさもありながら、魅力的な再登場のさせ方をしてしまう尾田先生の多彩な芸当、たまらないですね。
休載が続くようですが、再開するのを楽しみに待ちたいと思います。
書くことがいつも同じで、多彩さが全く感じられない僕から、本日はFujimotoのWide Cuffed Trousers "Lives"とWide Cuffed Trousers "Falls"のご紹介を。
僕は持ち得ていない多彩さのあるアイテムです。
今季の他のアイテムでも使用されている、藤本さんご自身で編まれた組紐があしらわれた特徴ある仕上がりです。
その組紐はウエストと裾にドローコードとして使われており、イージーパンツ仕様になっています。
気軽に穿けるパジャマパンツのような仕様にしたかった、と展示会で聞いた気がしますが、記憶が曖昧のため正確ではないかもしれません。
申し訳ないです。
正確か否かはさておき、サイズはフリーサイズになっているので、イージー仕様も相まって非常に穿きやすくなっているかと思います。
ウエスト位置の調整も容易なので、様々な方に寄り添ってくれるはず。
ウエストの組紐はもちろんですが、何より裾の組紐がこのアイテムの多彩さをより引き出してくれています。
絞らずに結ぶ、絞って結ぶ、折って垂らす、折って結ぶ、折って絞って垂らす、折って絞って結ぶ、折ってふくらはぎあたりにあるボタンで留めて垂らす、留めて結ぶ、など多彩な穿き方を楽しめる仕様。
多彩という言葉が非常に似合っていないでしょうか。
上述したような穿き方以外にも、僕では想像できないような穿き方もあるかと思いますので、それぞれで楽しんでいただければと思います。
個人的には折って絞って結ぶ穿き方が1番好みかもしれません。
ワイドなシルエットからきゅっと絞られ、折った部分はふっくら広がる、この独特なシルエットが他にはない印象を感じられるので。
この穿き方が気に入ってしまい、他の裾を絞れるパンツでも採用してしまっています。
あくまで個人的な好みなので、お気になさらず。
使用されている生地は"Lives"と"Falls"で異なります。
まず"Lives"に関してはWound Coatなどと同様にコットンとシルクの混紡生地です。
こちらはネップ感があり、すとんと落ちるようなシルエットが出ていますね。
一方の"Falls"ではコットンのタイプライターを採用しています。
ただタイプライターを使用しているだけではなく、製品染めされており、うっすらパッカリングが出ている生地感です。
ややハリのある生地感で、非常に軽さもあるので、気温が高くても着やすいかと思います。
気を衒ったデザインではなく、組紐が良い存在感を発揮してくれている1着に仕上がっていますね。
"Lives"はセットアップで着たり、単体で着たり、"Falls"は様々なアイテムに合わせて、と多彩なスタイルで楽しんでいただければと。
多彩な思考を持ち合わせたい僕には、良い目標になってくれるアイテムたちでしょうかね。
多彩な穿き方を持ち合わせ、多彩なスタイルを楽しめるFujimotoのWide Cuffed Trousers "Lives"とWide Cuffed Trousers "Falls"を是非。
池田