抑え|3B UNSTRUCTURED JACKET,RELAXED MINIMAL SHORTS,3 PLEAT WIDE TROUSERS|kontor 24SS|えん -en-

抑え

こんばんは。池田です。

昨日の定休日は予定通り、自転車の整備を無事に済ますことができました。
ここ最近は雨の中を走ることが若干ながら多かったからか、花びらなのか葉っぱなのか、はたまたごみなのかがかなり付いていたので、なんだかすっきりとした気分に。
もちろんチェーンも油を刺すなどしたので、回転の悪さが抑えられるどころか、非常に滑らかに回転してくれています。
やはり煩わしさがないのは良いですね。
頻繁に整備しないとな、と改めて感じた次第です。

整備をした昨日は風が強かったものの、心地良い気温でしたが、今日からの3日間の気温は高すぎませんかね。
夏日続出なんて、まだ5月なんですけども。
もう少し春らしい気温に抑えていただけないでしょうかね。
お昼に夏日でも夕方には少し冷えたりするので、洋服選びも難しかったりしますし。
本当にどんどんと春と秋が短くなってきて、もはや無くなってしまう危惧を感じざるを得ませんね。
どうなることやら。

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二季になる危惧を抑えることはできないのだろうか、と心配を募らせながら、本日はkontorのウールリネンのセットアップたちのご紹介を。
抑えることで統制が取れた仕上がりのセットアップ。

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セットアップということで、まずは共通している生地から。
上述したようにウールとリネンの混紡生地となっています。
ウールとリネンの良い部分を残しつつ、バランスを鑑みてそれぞれ持っている個性を抑えている、とでも言いましょうか。

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そう言える部分として、ひとつ目はリネン特有のシワ感。
リネンならではのシワ感も非常に魅力的ではあるのですが、どうしても緩すぎたり、カジュアルな方向に行きすぎてしまうことが多いかと思います。
ただ、こちらでは経糸に梳毛糸が使われているため、シワ感が抑えられており、さらに光沢に富んだ生地へ昇華。

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さらに、その生地はぴんとした新品感溢るる雰囲気を抑えるため、ソフトワッシャー加工が施されたもの。
そのため古着にも通ずるような雰囲気を感じられるでしょうか。
とは言うものの、古着の雰囲気に流されているわけではなく、あくまで新品と古着の中間ほどの雰囲気に抑えられたバランスの良さがあるかと思います。

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今回は早めにちなませていただくと、この生地に弾力性を付けるために、裏地には樹脂コーティングが施されています。
こればかりは実感しづらい部分なので、ちなませていただきました。

このような生地を使用した3B UNSTRUCTURED JACKETと、その組下であるRELAXED MINIMAL SHORTSに3 PLEAT WIDE TROUSERS。

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抑え|3B UNSTRUCTURED JACKET,RELAXED MINIMAL SHORTS,3 PLEAT WIDE TROUSERS|kontor 24SS|えん -en-

まずは3B UNSTRUCTURED JACKETから
文字通り、3ボタンのジャケットで、お堅いジャケットの雰囲気を抑えた、というよりも出されていない、アンコン仕立てで仕上げられています。
お堅さを抑えているのはアンコン仕立てだけでなく、全面に施されているトップステッチからも感じていただけるかと。

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また、kontorらしさを非常に感じられる点が袖と身頃の切り替え部分ではないでしょうか。
非構築的なアンコン仕立てながら、こういった構築的とも言えるような切り替えはkontorならでは、ですね。
わかりやすいデザインは抑えながらも、こういった切り替えやステッチでらしさを感じさせてくれる、なかなかの戦略家かもしれません。

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続いては、RELAXED MINIMAL SHORTS。
こちらはとにかく要素を抑え込まれたデザインと言えるのではないでしょうか。
アイテム名でも名乗っていますしね。
デザインのソースはクラシックなバスケットボールショーツ。
バスケットには詳しくないのですが、確かにサッカーでも言えることとして、もちろんポケットは必要ないですし、あってもチームのロゴ、背番号、ブランドのロゴ、それぐらいでしょうか。
流石にポケットも何も付けないわけにはいかないので、サイドとバックにはもちろんポケットは完備しているものの、それ以外の要素は皆無、とも言えるほどかもしれません。

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バスケットのショーツがソースとなっているため、サイズ感はゆとりを出したシルエットで仕上げられています。
これはサッカーよりもバスケットの方がイメージしやすそうですね。
加えて、ウエストはゴム仕様の上でドローコードが付けられた簡便性のあるもの。
バスケットをする時にベルトをするなんて聞いたことないですしね。
というわけで、ベルトループはなし。
デザインが抑え込まれたミニマルさに、簡便性と快適性を持ち合わせているなんて、非常に清々しい性格を持った存在にも感じられるでしょうか。

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そして最後は3 PLEAT WIDE TROUSERS。
こちらは先シーズンも展開していたパンツの生地を変更したものとなっています。
ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、kontorの中では最も太いシルエットのもの。
ただし、ずどんと垂直落下するわけではなく、緩めにテーパードしており、太めではあるものの、抑え気味な主張に留めてくれているかと思います。
それでもウエスト回りには3プリーツが入った仕様なので、立体感のある表情になっていますね。

抑え|3B UNSTRUCTURED JACKET,RELAXED MINIMAL SHORTS,3 PLEAT WIDE TROUSERS|kontor 24SS|えん -en-
 
抑え|3B UNSTRUCTURED JACKET,RELAXED MINIMAL SHORTS,3 PLEAT WIDE TROUSERS|kontor 24SS|えん -en-

フロントからではわかりづらいのですが、後ろ身頃にはゴムが入れられているため、ベルトなしでも穿いていただける仕様です。
もちろんベルトがないと穿けない方もいらっしゃるかとは思いますけども。
それでもショーツほどではないにしろ、簡便性もわずかながら持ち合わせていますね。
今回2回目のちなみに部分としては、後ろ身頃にはダーツが入れられているので、太めでも体に沿った設計になっていますよ。
存在感は抑え気味ではあるものの、立体的で寛容な心の持ち主、といったところでしょうかね。

抑え|3B UNSTRUCTURED JACKET,RELAXED MINIMAL SHORTS,3 PLEAT WIDE TROUSERS|kontor 24SS|えん -en-
3B UNSTRUCTURED JACKET ¥58,300 (in tax)
 
抑え|3B UNSTRUCTURED JACKET,RELAXED MINIMAL SHORTS,3 PLEAT WIDE TROUSERS|kontor 24SS|えん -en-
RELAXED MINIMAL SHORTS ¥28,600 (in tax)
 
抑え|3B UNSTRUCTURED JACKET,RELAXED MINIMAL SHORTS,3 PLEAT WIDE TROUSERS|kontor 24SS|えん -en-
3 PLEAT WIDE TROUSERS ¥39,300 (in tax)

抑えるところと出していくところ、その見分け方を教えてくれている気がします。
全てを曝け出すことなく、抑えるところは抑えることで、統制が取れた仕上がりに昇華したkontorのセットアップたちを是非。

池田

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    こんばんは。池田です。 何やら西日本から梅雨が明け始めてきましたね。例年においてはもう少し長い気がしますし、実際もう少し長いはず。もちろん梅雨明けすることは喜ばしい限りではありますが、気温においてはまるで喜ばしくないですよね。もはや真夏の様相を呈してしまっているものの、さらに気温が高まるともなるともう危険でしかありません。ここ数年の春においても春ものを着る機会が少なかったところ、今年はさらに少ない、というよりもほとんどなかったですね。来年からはいよいよ二季が現実味を帯びてくることを予想しておきます。 二季が現実味を帯びてきようとも季節においては抗えないな、と肩を落としている中、先日の定休日には過酷な胃カメラと対峙してきました。もう辛さにおいては過去最も辛いと言っても過言ではないと思っている胃カメラ。案の定辛すぎましたし、案の定涙が溢れました。その辛さの後の検査結果も緊張してしまいましたが、結果においては健康体。ひと安心です。もし結果が悪くて営業できなくなってしまっては元も子もないですし、もしかしたらお酒が飲めなくなってしまうと考えると生き甲斐がなくなってしまうのでね。とはいえ、毎年お酒においては控えるように言われているのでほどほどにしておくことにします。   お酒を控えるという発言においてはまるで信憑性を感じさせない気もしながら、本日はBlanc YMのSILK COTTON SKIPPER SHIRTSのご紹介を。Blanc YMにおいては欠かせない存在の1着かと。 Blanc YMのアイテムは初めてのご紹介にはなりますが、Blanc YMのご紹介においては『始め』に書かせていただいているので気になる方はご覧いただければ。ご紹介とまでは言えない内容かもしれませんが悪しからず。 ということで、こちらのスキッパーシャツはBlanc YMにおいて定番アイテムとして展開されています。Blanc YMを既にご存知の方々からしたら、とやかく僕が書く必要がないほどの存在とも言えるかもしれませんね。それほど確立した存在ではないかと。 デザインにおいては至極シンプルと言えるでしょうか。もちろんシンプルであることは否定できませんが、それだけに留まることはもちろんありません。それだけに留まっていたらセレクトなんてしないので当たり前ですかね。 そんなこんなで見ていただければわかるかと思いますが、シンプルなだけに留まらないと感じさせるのがこのたっぷりとしたシルエット。ワイドシャツとアイテム説明にもある通り、ワイドシャツという名に偽りなしと言えるのではないでしょうか。ことスキッパーシャツにおいて抜けた雰囲気を欲してしまう僕としては、これぞ求めていたもの、と感じてしまいます。   と、ここで終わらないのがこのスキッパーシャツの魅力。通常においては前身頃と後ろ身頃の生地幅は同等程度もしくは後ろ身頃がやや幅広め、という設計が多いかと思います。ただ、このスキッパーシャツにおいては後ろ身頃の生地幅をたっぷりとることで、背面がふわりと膨らみのあるシルエットをもたらしてくれています。試しにポケットに手を突っ込んでみるとたっぷりさがわかりやすいでしょうか。   前後の身頃が同等程度のシャツにおいては背面のサイドタックの恩恵を感じづらいかもしれませんが、このたっぷりの後ろ身頃そもった設計においてはしっかりタックが入れられていることがわかる佇まいになっているかと思います。これも膨らみとともに独特なシルエットを描き出してくれるかもしれませんね。   他の設計部分においてはアームホールがぴんと直線的に走っている点も特徴的かと。身頃のふわりと膨らみあるシルエットとは打って変わっているとも言えそうです。ともなると、袖を捲らずに、むしろボタンを外してだらんとさせたくなってしまうかもしれません。なんて言いながら、僕はことシャツにおいてはボタンを留めずにだらんとさせるスタイルが好きなので、そうしたくなってしまうこと必至なんですけどね。 そこに採用されているのがシルクとコットンの混紡生地となっています。もしよくこの『はなし -diary-』をよくお読みいただいている方がいらっしゃったら、いや、いないか、というのはさておき、数ある生地において僕の最も好みであると言っても過言ではないのがシルクとコットンの混紡生地なんですよね。デザイナーの宮内さんにおいても好みの生地とのことで、案の定僕の好みに刺さりに刺さってしまったわけです。 この刺さりに刺さった生地のシルクについては生産時にどうしても出てしまう棉を使った短めなシルクノイル糸となっています。であるが故に、ネップやムラが生じる生地感に。これがとにかくたまりません。この生地感においては画像ではお伝えしづらいのですが、実物を見ていただければ間違いなく見てとれるネップ感のある表情に仕上がっているので是非実物をご覧いただければと。 それらのネップやムラのある生地感に加えて、ほわりとした空気を含んだような心地良さももたらしてくれています。シルエットに膨らみを感じさせるだけでなく、生地感においても膨らみを感じさせてくれ、より柔らかな存在に昇華した仕上がり。これはネップによる良い野暮感がありつつも軽やかな立ち振る舞いをしてくれており、もう文句なしですね。 シルク混ということもあり、秋冬ものにおいて欠かせない保温性があるだけでなく、通気性も持ち合わせているので真夏以外は着ていただけるかと思います。流石に真夏は厳しいようにも思いつつ、インナーにタンクトップなんかを差し込んでいただければ今の時期も着ていただけるような、厳しいような。薄手ではないのでもしかしたら今の時期も厳しいかもしれませんが、室内で過ごす時間が多い日であれば着ていただける、かなと。 上述したようにシルク混のほわりと膨らみある柔らかな生地が採用されていることに加え、実は設計においても生地の切り替えが少なくなっているため、綺麗な落ち感を映し出してくれているんですよね。シルエットに膨らみがあるとは言ったものの、この落ち感によって愛らし過ぎる印象は受けないはず。むしろ品さえ感じさせる佇まいになっているかと思います。...

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