結局|塩縮加工コットンリネンシャツ|山内 24SS|えん -en-

結局

こんばんは。池田です。

今日で甥っ子と姪っ子の帰省が終わってしまいました。
騒がしいほどに賑やかな年末年始が終わるとなると寂しくなってしまいますね。
静かな日常も良いですが、賑やかな方が結局は元気をもらえて良いのだろうな、なんて思ってしまいます。
当分の間はちびっ子から元気をもらうことができそうにないので、結局は自力で活力を見出さねば、ですね。
それが当たり前ですけど。

そんなこんなで賑やかな年末年始でしたが、年末年始といえば高校サッカー、という方もいらっしゃるかもしれませんね。
僕の母校は今年は予選で敗退してしまったので、関心がないところをさらに関心がなくなってしまう事態なのですが。
とはいえ、全く関心がないということではなく、結局結果を見てしまう自分もいたりします。
実際ニュースで流れている時ぐらいなんですけどね。
とにかく優勝は結局あの高校でしたね。
毎年どこが優勝しているのかわからないですが、ここ最近はこの高校しか優勝してないのでは、なんて思うほど。
全国優勝した時はどんな気持ちなんだろうな、なんて思いを馳せてしまいます。
お祭り騒ぎなんでしょうね、きっと。

結局|塩縮加工コットンリネンシャツ|山内 24SS|えん -en-

結局スタメンから外されてしまったな、と苦い記憶を思い返しながら、本日は山内の塩縮加工コットンリネンシャツのご紹介を。
結局ここに戻ってきたくなる、そんな1着。

結局|塩縮加工コットンリネンシャツ|山内 24SS|えん -en-

こちらは山内で定番として展開しているアイテム。
もはや僕からとやかく言う必要もないかもしれませんね。
それほどまでに安心感を持っていただけるかと思います。
とはいえ、何も書かないという暴挙には出ないので。

結局|塩縮加工コットンリネンシャツ|山内 24SS|えん -en-

まず個人的にこのシャツの最も良いと感じる点が生地感。
シワが一切ないぴしっとしたシャツはなんだか小綺麗過ぎて苦手意識があるんですよね。
反してシワシワなシャツはだらしなすぎますし。
そんなわがままな要求にも応えてくれるので、結局選んでしまうんですよね。

結局|塩縮加工コットンリネンシャツ|山内 24SS|えん -en-

使用しているのはコットンリネンの生地。
一見すると想像もつきませんが、加工する以前は透けるほどの薄さ。
そこにアイテム名にもあるように、強い塩縮加工を施すことで目が詰まった生地に仕上がります。
普通に目が詰まった生地、ではなく、非常に強く目が詰まっています。

結局|塩縮加工コットンリネンシャツ|山内 24SS|えん -en-

その塩縮加工は、ただ縮ませるだけでなく、シワ感や凹凸のある生地感を引き出す役割も担っています。
この独特な生地感がわがままな僕も惹かれてしまう魅力ある生地なんですよね。
ぴしっとし過ぎてもいないし、だらしな過ぎてもいない、非常に良い塩梅の生地感。

結局|塩縮加工コットンリネンシャツ|山内 24SS|えん -en-

このシワ感はもちろんですが、ざらっと乾いている和紙のような表情も見逃せません。
艶かしい光沢のある生地ももちろん品があって良いのですが、やや粗野な雰囲気も感じさせるこの表情がたまりませんね。
前面に上品な雰囲気や繊細さを求める方は刺さらない可能性もありますが、この侘しいような佇まいに結局惹かれてしまう自分がいるんですよね。

結局|塩縮加工コットンリネンシャツ|山内 24SS|えん -en-

ちなみにここで施されている加工は、手作業で全て行なっていたり、危険な薬剤を使っていたり、と手間と時間がかかるため、加工ができる工場さんが少ないそうです。
それはそうだろうな、と生地を見ていただければご理解いただけるかと。

結局|塩縮加工コットンリネンシャツ|山内 24SS|えん -en-

また、このこだわりきった生地をより感じていただくために、ステッチは表に出てこないように仕上げられています。
そこまでするか、と思ってしまうと同時に、この生地へのこだわりが半端でない、と戦々恐々としてしまいますね。
それほどまでに良い生地に仕上がっているわけです。

そんな良い生地での1枚仕立てではない点もこのシャツの個性。
コットンキュプラを裏地として使用した2枚仕立てになっています。
そのため肌当たりや着心地の良さも感じていただけるかと思いますし、インナーとしてのシャツというよりもシャツジャケットのような感覚を持っていただけると思います。

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サイズ感はややゆとりがあり、ここでもぴしっとなり過ぎず、だらしな過ぎない、良いバランス。
ゆるゆるなアイテムが好きな僕ではありますが、結局こういったバランスのアイテムが着やすいですよね。
どんなアイテムにも寄り添ってくれる心の広さを感じざるを得ません。

結局|塩縮加工コットンリネンシャツ|山内 24SS|えん -en-

そして今季の色味はチャコールネイビー。
この色味も今季の避けては通れない点ですよ。
何せ山内のイメージカラーとして定められていますので。
生地によって染まり方が異なるので、アイテムにもよりますが、こちらでは深みのある染め上がり。
穏やかでありながら、芯のある表情、といったところでしょうか。
この色味も結局手に取ってしまう要因になっているかと。
もちろん良い意味で、ですよ。

結局|塩縮加工コットンリネンシャツ|山内 24SS|えん -en-
塩縮加工コットンリネンシャツ ¥44,880 (in tax)

どんな時でも結局頼りになる人間になれるかな、と新年に新たな人間像を定めたくなってしまいますね。
どれだけ他に魅力的なアイテムがあったとしても、結局行き着いてしまう山内の魅力が詰まりに詰まった塩縮加工コットンリネンシャツを是非。

池田

『新年のおねびき -sale-』

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  • いかに|Veiled My Tweed Wrap & Bag|Fujimoto 24AW|えん -en-

    いかに

    こんばんは。池田です。 今週の土曜日には友人の結婚式があるんですよね。結婚式を挙げていない友人が多いものの、だんだんと結婚する友人が増えてきている昨今。皆さん結婚できるなんてすごいですね。置いていかれている僕はそんな余裕は一切なし。致し方なし。それにしても最近の結婚式の招待状はLINEで送られてくることにいかにも今どきだな、なんて感じてしまいます。さらにご祝儀もクレジットで支払えるなんて驚き。当日に直接お渡しするなど、参列される方々の手間をいかに減らすことができるのか、という配慮は感謝しかないですね。それでもなんだか味気なく感じてしまうので、僕は当日に直接お渡しすることにしたんですけども。ということで、今週の土曜日は休業日とさせていただきますので、ご了承ください。 いかにも言い訳じみているな、と初手から感じざるを得ない中、今日の営業終了後には先月開催された楽市楽座のお疲れ様会に参加してきます。ご近所のSETAGAYA PARTさんで開催されるので何より楽しみ。ワインバーなのでワインが美味しいのなんの。美味しくてするする飲んでしまうので、いかに酔わずに帰れるかが少し心配なんですけどね。とは言うものの、いかにも二日酔いになりそうな予感。本当に気をつけねば、です。 そんなことを言っているといかにも呑兵衛だと思われてしまいそうな中、本日はFujimotoのVeiled My Tweed Wrap & Bagのご紹介です。いかに身に纏うのか迷うほどの仕上がりかと。 ご紹介が遅れてしまったのには訳がありまして、同じ生地を使ったセットアップもセレクトしていたので、それと同時にご紹介しようと考えていたのですが、ありがたいことにまさかの発売日に即完してしまったんです。このラップバッグは1つだけ生き残っているのでご紹介はできるんですけどね。いかにも言い訳じみていますね。致し方なし。 ということで、こちらのラップバッグは藤本さん渾身とも言えるオリジナルのツイード生地が使われています。これがいかにもFujimotoらしい仕上がり。もはやツイードの域を出てしまったかのような生地感を感じられるかもしれません。 生地感はさることながら、やはりこのもけもけとしたフリンジが良い表情を出してくれていますね。ただ切っただけのようなこのもけもけフリンジもいかにもFujimotoらしいと言えるでしょうか。フリンジがあることで今季のテーマにも繋がるヴェールが表現されているという訳ですね。これまた秀逸。 また、このフリンジも藤本さんご自身が施しており、並々ならぬこだわりが窺えるもの。いかにFujimotoの世界観を作り上げるのか、ということを突き詰めに突き詰めていると感じられますね。たまりませんよ。   そのフリンジからちらりと顔を覗かせるのが台座付きの貝ボタン。台座付きの貝ボタンでもいかにも今季らしさを感じさせますね。流石にわかるかとは思いますが、この貝ボタンで開閉できる仕様になっています。 そしてなんと言っても身に付ける方法、いや身に纏う方法が豊富豊富。なんだか身に纏うという表現の方がしっくりくるんですよね。バッグというよりもアクセサリーの感覚に近いからかもしれません。あくまで僕の個人的見解ですけども。 何はともあれ、いかに身に纏うか迷ってしまうこと必至。このそれぞれ自由に身に纏えるということもいかにもFujimotoらしい点ですよね。毎度書いていますが、LOOKがわかりづらいのなんの。暗めになっていることも相まって、どうなっているのかわからないですが、それで良い、いやそれが良い、といったところ。   まず、最もわかりやすいのはショルダーバッグのように斜め掛けする纏い方でしょうかね。もちろん背面に持っていっても良いのですが、個人的には脇の下あたりだったり、前面にもってきたいな、と。そのほうがバッグとスカーフを行き来するような曖昧さが出せる気がしまして。   それと腰に巻いてウエストバッグのように纏っても良さそうですね。こうするとエプロンのような存在にも見えてくるでしょうか。腰に巻くことでたらりと垂れるショルダーも良い雰囲気を出してくれますし。なんて書きつつ、黒のパンツに合わせてしまったのでわかりづらくて申し訳ないです。   それ以外ではLOOKを参考にもはやバッグとして使う気がないように、首元に巻いたり、頭に巻いても良いかもしれません。いかにもスカーフやバラクラバと言えるでしょうかね。マフラー代わりにもなるこの纏い方、いかにもFujimotoらしいを感じざるを得ないスタイル。 兎にも角にも、バッグでもあり、スカーフでもあり、マフラーでもあり、エプロンでもあり、バラクラバでもある、多才な存在であることは間違いないですね。その時々でいかに身に纏うか考える楽しみをもたらしてくれるはず。ご自由に。 Veiled My Tweed Wrap &...

    いかに

    こんばんは。池田です。 今週の土曜日には友人の結婚式があるんですよね。結婚式を挙げていない友人が多いものの、だんだんと結婚する友人が増えてきている昨今。皆さん結婚できるなんてすごいですね。置いていかれている僕はそんな余裕は一切なし。致し方なし。それにしても最近の結婚式の招待状はLINEで送られてくることにいかにも今どきだな、なんて感じてしまいます。さらにご祝儀もクレジットで支払えるなんて驚き。当日に直接お渡しするなど、参列される方々の手間をいかに減らすことができるのか、という配慮は感謝しかないですね。それでもなんだか味気なく感じてしまうので、僕は当日に直接お渡しすることにしたんですけども。ということで、今週の土曜日は休業日とさせていただきますので、ご了承ください。 いかにも言い訳じみているな、と初手から感じざるを得ない中、今日の営業終了後には先月開催された楽市楽座のお疲れ様会に参加してきます。ご近所のSETAGAYA PARTさんで開催されるので何より楽しみ。ワインバーなのでワインが美味しいのなんの。美味しくてするする飲んでしまうので、いかに酔わずに帰れるかが少し心配なんですけどね。とは言うものの、いかにも二日酔いになりそうな予感。本当に気をつけねば、です。 そんなことを言っているといかにも呑兵衛だと思われてしまいそうな中、本日はFujimotoのVeiled My Tweed Wrap & Bagのご紹介です。いかに身に纏うのか迷うほどの仕上がりかと。 ご紹介が遅れてしまったのには訳がありまして、同じ生地を使ったセットアップもセレクトしていたので、それと同時にご紹介しようと考えていたのですが、ありがたいことにまさかの発売日に即完してしまったんです。このラップバッグは1つだけ生き残っているのでご紹介はできるんですけどね。いかにも言い訳じみていますね。致し方なし。 ということで、こちらのラップバッグは藤本さん渾身とも言えるオリジナルのツイード生地が使われています。これがいかにもFujimotoらしい仕上がり。もはやツイードの域を出てしまったかのような生地感を感じられるかもしれません。 生地感はさることながら、やはりこのもけもけとしたフリンジが良い表情を出してくれていますね。ただ切っただけのようなこのもけもけフリンジもいかにもFujimotoらしいと言えるでしょうか。フリンジがあることで今季のテーマにも繋がるヴェールが表現されているという訳ですね。これまた秀逸。 また、このフリンジも藤本さんご自身が施しており、並々ならぬこだわりが窺えるもの。いかにFujimotoの世界観を作り上げるのか、ということを突き詰めに突き詰めていると感じられますね。たまりませんよ。   そのフリンジからちらりと顔を覗かせるのが台座付きの貝ボタン。台座付きの貝ボタンでもいかにも今季らしさを感じさせますね。流石にわかるかとは思いますが、この貝ボタンで開閉できる仕様になっています。 そしてなんと言っても身に付ける方法、いや身に纏う方法が豊富豊富。なんだか身に纏うという表現の方がしっくりくるんですよね。バッグというよりもアクセサリーの感覚に近いからかもしれません。あくまで僕の個人的見解ですけども。 何はともあれ、いかに身に纏うか迷ってしまうこと必至。このそれぞれ自由に身に纏えるということもいかにもFujimotoらしい点ですよね。毎度書いていますが、LOOKがわかりづらいのなんの。暗めになっていることも相まって、どうなっているのかわからないですが、それで良い、いやそれが良い、といったところ。   まず、最もわかりやすいのはショルダーバッグのように斜め掛けする纏い方でしょうかね。もちろん背面に持っていっても良いのですが、個人的には脇の下あたりだったり、前面にもってきたいな、と。そのほうがバッグとスカーフを行き来するような曖昧さが出せる気がしまして。   それと腰に巻いてウエストバッグのように纏っても良さそうですね。こうするとエプロンのような存在にも見えてくるでしょうか。腰に巻くことでたらりと垂れるショルダーも良い雰囲気を出してくれますし。なんて書きつつ、黒のパンツに合わせてしまったのでわかりづらくて申し訳ないです。   それ以外ではLOOKを参考にもはやバッグとして使う気がないように、首元に巻いたり、頭に巻いても良いかもしれません。いかにもスカーフやバラクラバと言えるでしょうかね。マフラー代わりにもなるこの纏い方、いかにもFujimotoらしいを感じざるを得ないスタイル。 兎にも角にも、バッグでもあり、スカーフでもあり、マフラーでもあり、エプロンでもあり、バラクラバでもある、多才な存在であることは間違いないですね。その時々でいかに身に纏うか考える楽しみをもたらしてくれるはず。ご自由に。 Veiled My Tweed Wrap &...

  • のよう|1-Tack Wide Trousers|SAYATOMO 24AW|えん -en-

    のよう

    より洋服のように。

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  • 偏|24AW style|山内,KUON,satou,Fujimoto,OPPOSE DUALITY,INNAT,YASHIKI,ULTERIOR,POLYPLOID|えん -en-

    偏屈の偏見と偏愛。

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  • それでも|Akane mohair Cardigan|YASHIKI 24AW|えん -en-

    それでも

    それでも同様に。

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