構え|12.5oz Denim Wide Trousers|KUON 24SS|えん -en-

構え

こんばんは。池田です。

定休日の昨日は展示会前に新宿の伊勢丹メンズ館で開催されているKUONのPOP UPにお伺いしました。
いやはや、圧巻でしたね。
事前にInstagramでは見ていたものの、実際にあの面構えを見せられると、凄い、としか言えないほど。
あればかりはもはや工芸品と呼んでもあながち間違いではない気がしてしまいます。
是非購入される場面に遭遇したいところですが、流石にそれは難しいですね。
あのジャケットを買った時点で、自宅には強固な門を構えた方が良いかもしれません。
ジャケットは金額が金額なので、購入できる方は限られているかと思いますが、その他のコラボアイテムなどは比較的購入しやすい金額ですので、気になる方は是非遊びに行ってみてください。
完売しているアイテムも多そうなので、あまり構えずに気楽に見に行く、ぐらいの方が良いかもしれませんけどね。

ジャケットの周りに構えた古木柱も雰囲気が抜群だったな、と振り返りながら足を運んだ展示会。
非常に良いアイテムばかりで、こればかりはオーダーせずにはいられない気持ちでいっぱいです。
まだ詳細は明らかにはできませんが、そのアイテムたちは面構えが良いだけでなく、機能性も良し、財布にも優しい、そんなアイテムたち。
個人的にも既に楽しみでなりません。
書けることが少なく恐縮ですが、明らかになるのを楽しみに待ち構えておいていただければ。

構え|12.5oz Denim Wide Trousers|KUON 24SS|えん -en-

もしかしたら自分の好みだけに刺さっていた場合もあるだろうから、その心構えもしておかないとな、と準備を万端にさせてから、本日はKUONの12.5oz Denim Wide Trousersのご紹介です。
どしりと構えた存在感があるかと。

構え|12.5oz Denim Wide Trousers|KUON 24SS|えん -en-

こちらはKUON定番のワイドパンツを調整した設計になっています。
その調整したひとつはウエスト。
ウエストをやや小さくすることで、よりワイドなシルエットに感じられるかと思います。

構え|12.5oz Denim Wide Trousers|KUON 24SS|えん -en-

それに逆行するように裾幅は広く仕上げられています。
そうすることで小さくなったウエストから、広くなった裾に向けて、だんだんとワイドになっていく設計。
加えて、ウエストにはボックスタックが入れられているため、より立体感のあるシルエットが実現していますね。

構え|12.5oz Denim Wide Trousers|KUON 24SS|えん -en-

太さは申し分ない、と言えるほどなため、どしりと腰を据えて構えた面構えになっているかと思います。
遺憾無く発揮されている存在感。
これならば心構えを怠ってしまったとしても、頼りになってくれそうですね。
まずは怠らないことが大切なことは百も承知ですけども。

構え|12.5oz Denim Wide Trousers|KUON 24SS|えん -en-

太さだけでも十分なほど存在感のある面構えではありますが、それだけにとどまらず、裾はカットオフ仕様に。
ここはもしかしたら力強さというよりも、フリンジのようだからか抜けた雰囲気を加えてくれているのかもしれません。
もしぴろぴろほつれたカットオフ仕様だった場合は、鋭利な雰囲気が漂ってしまいそうなところ、そうではなく、なんだかほんわかするような表情にも感じられますね。

構え|12.5oz Denim Wide Trousers|KUON 24SS|えん -en-

そこに採用されているのが12.5ozのリングスパンデニム。
経糸にも緯糸にもストレート糸が使われているため、さらりと穿き心地も良く、着ていくと綺麗なフェード感が出てくれるかと思います。
ブリーチ加工が既に施されているので、今の状態でも非常に良い面構えではあるんですけどね。

構え|12.5oz Denim Wide Trousers|KUON 24SS|えん -en-

経糸も緯糸もストレート糸、と上述しましたが、緯糸はやや密度を低く設定されています。
そのため、色味としては白が少なく、生地感としては目が詰まった仕上がりに。
経年変化として緯糸の白はあまり顔を出してこないかもしれませんね。
こればかりは好みによるところが大きいと思うので、なんとも言えないところなんですけども。

構え|12.5oz Denim Wide Trousers|KUON 24SS|えん -en-

また、染色においてはロープ染色によるものとなっており、インディゴピュア7回染を施しています。
それに加えて、濃い色味での染色のため、濃淡が綺麗な色落ちをしてくれる要因に。
デニムの経年変化の楽しみが待ち構えていること間違いなしではないでしょうか。

構え|12.5oz Denim Wide Trousers|KUON 24SS|えん -en-
12.5oz Denim Wide Trousers ¥33,000 (in tax)

良い面構えのお手本のような存在なのかもしれません。
力強くどしりと構えた面構えで、穿く日を待ち構えたくなってしまうKUONの12.5oz Denim Wide Trousersを是非。

池田

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  • いかに|Veiled My Tweed Wrap & Bag|Fujimoto 24AW|えん -en-

    いかに

    こんばんは。池田です。 今週の土曜日には友人の結婚式があるんですよね。結婚式を挙げていない友人が多いものの、だんだんと結婚する友人が増えてきている昨今。皆さん結婚できるなんてすごいですね。置いていかれている僕はそんな余裕は一切なし。致し方なし。それにしても最近の結婚式の招待状はLINEで送られてくることにいかにも今どきだな、なんて感じてしまいます。さらにご祝儀もクレジットで支払えるなんて驚き。当日に直接お渡しするなど、参列される方々の手間をいかに減らすことができるのか、という配慮は感謝しかないですね。それでもなんだか味気なく感じてしまうので、僕は当日に直接お渡しすることにしたんですけども。ということで、今週の土曜日は休業日とさせていただきますので、ご了承ください。 いかにも言い訳じみているな、と初手から感じざるを得ない中、今日の営業終了後には先月開催された楽市楽座のお疲れ様会に参加してきます。ご近所のSETAGAYA PARTさんで開催されるので何より楽しみ。ワインバーなのでワインが美味しいのなんの。美味しくてするする飲んでしまうので、いかに酔わずに帰れるかが少し心配なんですけどね。とは言うものの、いかにも二日酔いになりそうな予感。本当に気をつけねば、です。 そんなことを言っているといかにも呑兵衛だと思われてしまいそうな中、本日はFujimotoのVeiled My Tweed Wrap & Bagのご紹介です。いかに身に纏うのか迷うほどの仕上がりかと。 ご紹介が遅れてしまったのには訳がありまして、同じ生地を使ったセットアップもセレクトしていたので、それと同時にご紹介しようと考えていたのですが、ありがたいことにまさかの発売日に即完してしまったんです。このラップバッグは1つだけ生き残っているのでご紹介はできるんですけどね。いかにも言い訳じみていますね。致し方なし。 ということで、こちらのラップバッグは藤本さん渾身とも言えるオリジナルのツイード生地が使われています。これがいかにもFujimotoらしい仕上がり。もはやツイードの域を出てしまったかのような生地感を感じられるかもしれません。 生地感はさることながら、やはりこのもけもけとしたフリンジが良い表情を出してくれていますね。ただ切っただけのようなこのもけもけフリンジもいかにもFujimotoらしいと言えるでしょうか。フリンジがあることで今季のテーマにも繋がるヴェールが表現されているという訳ですね。これまた秀逸。 また、このフリンジも藤本さんご自身が施しており、並々ならぬこだわりが窺えるもの。いかにFujimotoの世界観を作り上げるのか、ということを突き詰めに突き詰めていると感じられますね。たまりませんよ。   そのフリンジからちらりと顔を覗かせるのが台座付きの貝ボタン。台座付きの貝ボタンでもいかにも今季らしさを感じさせますね。流石にわかるかとは思いますが、この貝ボタンで開閉できる仕様になっています。 そしてなんと言っても身に付ける方法、いや身に纏う方法が豊富豊富。なんだか身に纏うという表現の方がしっくりくるんですよね。バッグというよりもアクセサリーの感覚に近いからかもしれません。あくまで僕の個人的見解ですけども。 何はともあれ、いかに身に纏うか迷ってしまうこと必至。このそれぞれ自由に身に纏えるということもいかにもFujimotoらしい点ですよね。毎度書いていますが、LOOKがわかりづらいのなんの。暗めになっていることも相まって、どうなっているのかわからないですが、それで良い、いやそれが良い、といったところ。   まず、最もわかりやすいのはショルダーバッグのように斜め掛けする纏い方でしょうかね。もちろん背面に持っていっても良いのですが、個人的には脇の下あたりだったり、前面にもってきたいな、と。そのほうがバッグとスカーフを行き来するような曖昧さが出せる気がしまして。   それと腰に巻いてウエストバッグのように纏っても良さそうですね。こうするとエプロンのような存在にも見えてくるでしょうか。腰に巻くことでたらりと垂れるショルダーも良い雰囲気を出してくれますし。なんて書きつつ、黒のパンツに合わせてしまったのでわかりづらくて申し訳ないです。   それ以外ではLOOKを参考にもはやバッグとして使う気がないように、首元に巻いたり、頭に巻いても良いかもしれません。いかにもスカーフやバラクラバと言えるでしょうかね。マフラー代わりにもなるこの纏い方、いかにもFujimotoらしいを感じざるを得ないスタイル。 兎にも角にも、バッグでもあり、スカーフでもあり、マフラーでもあり、エプロンでもあり、バラクラバでもある、多才な存在であることは間違いないですね。その時々でいかに身に纏うか考える楽しみをもたらしてくれるはず。ご自由に。 Veiled My Tweed Wrap &...

    いかに

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    のよう

    より洋服のように。

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    偏屈の偏見と偏愛。

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    それでも

    それでも同様に。

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