潜める|Hidden Prints Uniform Jacket,Cut Out Tucked Trousers|Fujimoto 26SS|えん -en-

潜める

こんばんは。池田です。

昨日の時点でほとんど体調は回復していましたが、今日はもうほとんど全回復することができたかもしれません。
まだ鼻水が鼻から潜める姿は見せてくれませんが、これは薬による排出なので致し方なし。
それ以外は全回復と言っても過言ではなく、むしろ2日間ごろごろ、だらだら、ぼーっ、とするしかなかったのでまるで疲れが鳴りを潜めるという嬉しいことが起きてくれているんですよね。
むしろ東京でもしっかり雪が降った土日に体調を崩したことが幸いしたかとも思ってしまったり。
なんて言ってしまうと休みたかったという本音を潜めることができなそうですが、流石にそんなことは思ってませんのでね。
それはお見知りおきを。

あくまで生真面目であることを潜めることはしませんのでね、とよくわからない主張をしてみた中、そういえば五つの輪っか大会が始まったみたいですね。
始まったは良いものの、寝床に潜めるしかなかった僕はまるで見ることができておらず、全く実感していないんですけども。
あれ、五つの輪っか大会なんて関心がないのでは、なんて思われた方はもしかしたらこれまでの『はなし -diary-』をお読みいただいているのかもしれません。
万が一そう思われた方がいらっしゃいましたら、はい、僕の本音を潜めることはしませんのでね。
ただただまるで関心がないので見ていないだけです。
元々は本気で某スポーツ部に所属していた過去は潜めることにしますが、今の関心のなさは潜めることはしないよくわからなさ。
誰にでも潜めるべき部分はあるだろうことを自分で納得させておかねば。

潜める|Hidden Prints Uniform Jacket,Cut Out Tucked Trousers|Fujimoto 26SS|えん -en-

あくまで洋服に対しての正直な意見を潜めることはないことを改めてお伝えしながら、本日はFujimotoのHidden Prints Uniform JacketとCut Out Tucked Trousersのご紹介を。
たとえ潜めるにしても潜めることのできない仕上がりのアイテムたちかと。

こちらはアイテム名に共通する点を潜める定められ方をしてはいるものの、共地の両者とされているのでここではあくまでセットアップとさせていただきます。
もちろんセットアップとしての立ち回りは潜めることにして単体で楽しんでいただくこともできますのでね。
しっかり単体としても楽しめるセットアップという大枠として捉えていただければ。

潜める|Hidden Prints Uniform Jacket,Cut Out Tucked Trousers|Fujimoto 26SS|えん -en-

大枠のセットアップということで上述したように共地となっており、こちらではウールとコットンの混紡生地となっています。
ウールが60%、コットンが40%とされており、それを聞くと、なるほど、サマーウール、トロピカルウール、なるものを使用しているのか、と思われるでしょうか。
その答えはおそらく否、それらの滑らかさがまるで潜めるような生地感となっています。

いやいや、春夏ものでそんなことしまうんですか、と思われてしまいそうですが、はい、僕もそう思います。
ただ、季節なんて関係ないとでも言いたげな藤本さんの意図や心境を潜めるようなあたり、たまりません。
正直なところ、そんなことをするのはFujimoto以外では受け入れることができないかもしれないですね。

潜める|Hidden Prints Uniform Jacket,Cut Out Tucked Trousers|Fujimoto 26SS|えん -en-

肝心の生地感についてはウールによるほんのりと、けばけば、もけもけ、としたものとなっています。
ウールを混紡していると言えど、ちくちくとした生地感はなりを潜める生地感で柔らかさを感じていただけるはず。
生地自体も薄手ですし、春ものとしての立ち回りを潜める存在ではないことは確かかと。

とはいえ、それでも春夏ものとしての鳴りを潜めるのでは、そう思われた方、正直なところ全く誤った捉え方ではありません。
夏はおろか梅雨あたりから着ることができないと言っても過言ではないかと。
ただ、それは春夏だけでの考えだけであって、春に入りたてだけでなく、秋から真冬まで鳴りを潜めることなく立ち回ってくれることも確か。

むしろ着ることのできる期間としては極めて長いのではないでしょうか。
主演で中心に立たせても良し、主演の脇に潜める助演も良し。
長い猛暑で着る期間が短いなんて最初から文句を垂れていては勿体無いですし、よくよく考えればむしろこのほうが長い期間着られることを考えると、あえて春夏ものなんて考えなくても良いのかもしれませんね。

という短期間潜めるにしては勿体なさすぎるウール混のセットアップ。

潜める|Hidden Prints Uniform Jacket,Cut Out Tucked Trousers|Fujimoto 26SS|えん -en-

まずはジャケットからということで、こちらではソースとされた大枠のデザインは言及されているわけではないですが、あえて大枠として定義してみるならトラッカージャケットといったところでしょうか。
トラッカージャケットであるか否かはさておいても、まずことトラッカージャケットとしての雰囲気は潜めることこの上ないですよね。
所謂”タイプ○○”とはまるで異なる存在と言っても過言ではなさそう。

潜める|Hidden Prints Uniform Jacket,Cut Out Tucked Trousers|Fujimoto 26SS|えん -en-
 
潜める|Hidden Prints Uniform Jacket,Cut Out Tucked Trousers|Fujimoto 26SS|えん -en-
 
潜める|Hidden Prints Uniform Jacket,Cut Out Tucked Trousers|Fujimoto 26SS|えん -en-
 
潜める|Hidden Prints Uniform Jacket,Cut Out Tucked Trousers|Fujimoto 26SS|えん -en-

そう感じさせるのは同色で鳴りを潜めるプリントたち。
右腕には何かしらの植物、右脇には2つの太線クロス、左胸には”1985”の文字、そして背面には何某の曖昧な肖像と”will leave”の文字がプリントされています。
これらの内容は展示会で藤本さんご自身にお伺いしても、”好きなバンドから引っ張ってきた”とだけ濁すようにお返しされたので、僕もここであえて言及することはしません。
調べてみたら大まかな内容はわかると思いますので、気になる方は調べてみてください。

そんなプリントは生地と同色とされることで鳴りを潜めるように施されているわけですが、それがむしろふつふつとした内の心情が潜めることができないことを表しているかのように思えてくるでしょうか。
今季のコレクションの要素である『苦役列車』に登場する人物の、まるで自分という存在を潜めることができずに思い通りにいかないことや、本性を潜めることなく明らかにするがあまり敬遠されてしまう、反して本性を潜めることに徹して偽りの姿を見せ続けることで負に陥ってしまう、という苦悩することが描かれていたり、従来の道筋には捉えられたくない、という二面性のある心象が反映されているのかな、とも個人的には思ったりしています。
流石に作品上の人物ほどの壮絶さを味わっているわけではないものの、誰しもが小さいなりにこのような経験があるような気もしたり。

何はともあれ、こういった人物像に藤本さんご自身も共感や自らに投影したからこその落とし込み方なのかもしれません。
もちろんこれも僕の妄想を潜めることのない捉え方ではありますが、なんだか遠くもなく思えてしまうんですよね。
それほどに突き抜けたクリエイションを継続していることは間違いありませんし。
このまるで個性を潜めることのないクリエイションだからこそ毎度たまらないというもの。

潜める|Hidden Prints Uniform Jacket,Cut Out Tucked Trousers|Fujimoto 26SS|えん -en-

このたまらないデザインが落とし込まれたところに、設計としてはすっきり短丈でありつつ長めで細めのアームというFujimotoらしさを存分に感じさせてくれるかと思います。
ともなると、春先や秋先は主演として、秋から真冬まではアウターに潜めるようにインナーとして、と重複してしまいますが長い期間立ち回ってくれるでしょうね。
あくまで春先と秋冬ものとして捉えた方が良いのかもしれません。

潜める|Hidden Prints Uniform Jacket,Cut Out Tucked Trousers|Fujimoto 26SS|えん -en-

そして一方のトラウザーズはジャケットと比較すると主張は潜めるデザインと言えるでしょうか。
確かにひと目見ると主張は鳴りを潜める出立ちをしているかもしれません。
それでも一筋縄にいかないあたりがFujimotoたらしめるもの。

潜める|Hidden Prints Uniform Jacket,Cut Out Tucked Trousers|Fujimoto 26SS|えん -en-

そう思わせる点としては、まるでひけらかす気ことなく潜めることにしてしまったウエスト部分が挙げられるでしょうね。
ウエスト部分はFujimotoらしさを潜めることなく、むしろ遺憾なく発揮してくれたカットオフ仕様とされています。
これはタックイン前提の仕様でされているのかもしれませんが、だらだらと着たくなってしまうFunjimotoのアイテムとなれば潜めることが最適なのかもしれません。

さらにそこからほんの少し目線を下げてみると、深めのアウトタックが鎮座しており、生地感も相まって立体感を生み出してくれています。
これは極太の古着のウエストを折りたたむように穿くことから着想を得ており、それによって希薄な印象が潜める立体感を生み出してくれ、太めな設計が相まって、ずどんとした佇まいを実現させてくれていますね。
おかげで突出したデザインが加えられていないにも関わらず、個としての存在感を潜めることなく主張してくれているのではないでしょうか。

潜める|Hidden Prints Uniform Jacket,Cut Out Tucked Trousers|Fujimoto 26SS|えん -en-
 
潜める|Hidden Prints Uniform Jacket,Cut Out Tucked Trousers|Fujimoto 26SS|えん -en-

さらにFujimotoらしさが加えられており、それは裾に潜めるボタン、膝下あたりに潜めるボタンホール、これらが手を取り合ったことによる、中途半端とも言いたくなる佇まいがなんともFujimotoらしい。
どことなくパンクらしさと言いますか、反骨精神を潜めることができないような佇まい、たまりませんよね。
もしかしたらこの中途半端さと引きずるほどの長さの丈で二面性を表しているのかな、なんて思ったり。
兎にも角にも、そのまま穿いても良し、左右両方をボタンで留めても良し、左右どちらかをボタンで留めても良し、それぞれ自由に楽しんでいただければ。

潜める|Hidden Prints Uniform Jacket,Cut Out Tucked Trousers|Fujimoto 26SS|えん -en-

やはりこういったまるで鳴りを潜める気のない存在だからこそFujimotoを選びたくなる所以といったところでしょうね。
どうにも藤本さんご自身がやりたいことを潜めることができないのだろうな、と勝手に解釈してしまうほど。
間違いなく好みは分かれるであろう仕上がりではあるものの、僕のように刺さる方には突き刺さる仕上がりではないでしょうか。
たまりません。

潜める|Hidden Prints Uniform Jacket,Cut Out Tucked Trousers|Fujimoto 26SS|えん -en-
Hidden Prints Uniform Jacket ¥63,800 (in tax)
 
潜める|Hidden Prints Uniform Jacket,Cut Out Tucked Trousers|Fujimoto 26SS|えん -en-
Cut Out Tucked Trousers ¥51,700 (in tax)

春夏ものとしての立ち回りは潜めるにしても秋冬も立ち回ってくれる生地が採用され、一見鳴りを潜めるように見えて潜めることができない二面性を持ち合わせたようなデザインとされることで、伝えたいことをまるで潜めることのない仕上がりと感じられるFujimotoのHidden Prints Uniform JacketとCut Out Tucked Trousersを是非。

池田

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