一部
こんばんは。池田です。
何やらここ最近とあるブランド様の批判の投稿が散見されるのですが、これは僕だけなのでしょうか。
そういった批判の投稿は見ていても面白くないので流してしまい詳しい内容はわかりませんが、そんなことを言っている方はごく一部なのでしょうね。
むしろ批判する方々は好きだからこそ悪態をつきたいのでは、なんて思ってしまったりもします。
本当に批判したいのなら何も買わずに、何も言わずに、気楽に日々過ごしていれば良いのに、という心の声の一部が吐露されてしまいそう。
とやかく書いていますが、正直なところまるで興味はないんですけどね。
あくまで他の方々の批判の声は関心の一部ではありませんので、と気楽に日々過ごしていることをお伝えしている中、先週の友人と飲んでいた時の話題に感化されてヒカルの碁を読み返し始めています。
やはりヒカルの碁も面白いのなんの。
まだまだ囲碁部の一部程度の棋力なので、ここからの成長が末広がりの面白さだと勝手に思っているんですよね。
もちろん囲碁のルールなんてわかっていないんですけども。
だからというわけではありませんが、心の中で一部となったあの人物がいなくなってしまったあの悲しい場面がいのいちばんに想起できるとも言えるかもしれません。
あの場面だけはやってきてほしくないとは思いつつも印象的すぎまして。
それでもそこからのさらなる成長に繋がる良い面の一部でもあったのだろうな、と素人なりに考えてみたりしてしまいまいした。
悲しい場面も含めて楽しみ、ということで。


間違いなく個人的なお気に入りの一部だな、と改めて実感しながら、本日はFujimotoのMy Sweat Shirts "SAND"とMy Sweat Trousers "SAND"のご紹介を。
まるで一部になろうとしているのに一部に留まらない仕上がりかと。

こちらのアイテムたちはセットアップと言いますか、共地のアイテムたちですので、まずは共通する生地について。
誰がどう見てもスウェット地であることがわかるという声が一部から聞こえてきそうですが、はい、その通りでFujimotoでは毎シーズン展開している裏毛のスウェットとなっています。
あえて説明するほどでもないかもしれませんが、念の為ということで。
それでももちろんただの裏毛スウェットなわけではなく、加工の一部としてバイオ加工が施されています。
おかげでこれまでのスウェットアイテムたちよりも柔らかさが増した生地感になっているかと。
製品染めによるやや硬めで乾いたような生地感が好みという方も一部いらっしゃるかもしれませんが、ふんわり柔らかな優しさを求めている一部の方にとってはありがたき生地感と言えるかもしれません。

加工のもう一部としては縮絨加工も加えられています。
生地自体で縮絨加工の恩恵の一部を感じることは容易ではありませんが、スウェットシャツのリブ付近を見てみるとその恩恵を感じやすいはず。
その恩恵としてきゅっとした締まりが見てとれますね。

また、生地以外の共通点の一部としてグラフィックが挙げられるかと。
このグラフィックもFujimotoの魅力の一部。
毎度のことながらこのグラフィックにはついつい惹かれてしまうんですよね。
そんなグラフィックは藤本さんのご友人の方がインド現地で撮影されたものではあるものの、解像度は低くされており、抽象的とされているため女性の一部が見てとれるといったところでしょうか。
はっきりとどんな姿勢で何をしているかは言及できませんが、どことなく何かしらの一部になり得ようとしているようにも見えたり、見えなかったり。
あくまで僕の一部の見え方なのであまりお気になさらずに、皆さまご自身の見え方に委ねていただければ。
上部の英文についてあえてここで訳することはしませんが、上述した表現を表しているのかもしれません。
今季のテーマにもなっている『深い河』でもガンジス河に入ることでとあるものの一部になるような内容でもありますし。
アイテム名には"SAND"とされているので、河というよりも砂漠の砂の一部になろうとしているのかな、とも思ったり。
そんな生地やグラフィックが採用されたスウェットシャツとスウェットトラウザーズ。


まずはスウェットシャツからということで、デザインとしてはグラフィック以外の要素はないと言っても良いかもしれませんね。
他の要素が加えられないからこそ、このグラフィックを一部ではなく全身で感じられるというもの。
シンプルなスウェットシャツという域を超えることはないかもしれませんが、グラフィックがのるだけでFujimotoらしい一部に留まらない只者ではない雰囲気は感じられますのでね。
上述したように縮絨加工できゅっとしているのものの、だらしなさは担保されているのでひと安心でした。
まるですっと姿勢良く佇む気のないだらしなさ、これがFujimotoの魅力の一部と言えるのではないでしょうか。
端正さというよりも掴みづらい性格を持ち合わせているといったところ。


組下のスウェットトラウザーズはグラフィックはサイドに配されつつ、ウエストのスカートのようなデザインが印象的。
シンプルなスウェットシャツに反して、グラフィックがデザインの一部で、スカートのようなデザインが主だっていると言えるでしょうか。
何かと巻きつけるFujimotoとして考えると必然のデザインかもしれませんね。
そのスカートらしきものと裾はこれまたFujimotoの魅力の一部であるカットオフ仕様とされています。
既にぴろぴろと解けてきていますが、穿いていくうちにさらにぴろぴろしてくると思うので、よりだらしない佇まいに成長していくはず。
このぴろぴろはあえて切らずに徐々に成長させていきたくなるのは、そう、僕です。
知らんがなですね。


そして色味はOFF WHITEとBLACKの2色となっています。
OFF WHITEは霜降りの一部に属するような色味でしょうかね。
一方のBLACKは闇の一部になろうとしている不穏な雰囲気が感じられたり。
グラフィックや特徴的なデザインが落とし込まれた只者ではない雰囲気はありつつも、両色ともにスタイルの一部として馴染みやすいかと思います。


もちろんそれぞれ単体でスタイルの一部に取り入れても良いですが、個人的には是が非でもセットアップとして着たいなと。
スウェットのセットアップと言えど寝間着のように見えることはもちろんなく、成立したスタイルの一部として手を挙げてくれていますので。
これからの時期はその上からアウターをばさっと羽織ってあげてください。
どこで一部になって、どこで一部に留まらないか、しっかり吟味して精進していかねばですね。
柔らかな生地感を求める一部の方だけではなく誰にでも心地良さをもたらしてくれるバイオ加工が施されたスウェット地が採用され、何かの一部になろうとしているようなグラフィックが落とし込まれつつ、Fujimotoらしさの一部である只者ではない雰囲気を感じさせることで、あくまで一部に留まらない存在に仕上がったFujimotoのMy Sweat Shirts "SAND"とMy Sweat Trousers "SAND"を是非。
池田

