増す|Seion Short Double Jacket|YASHIKI 26SS|えん -en-

増す

こんばんは。池田です。

実質休みなしの展示会周り真っ只中ではありますが、案の定オーダーに頭を悩まされてしまっています。
展示会に伺って楽しんで、オーダーを考えて楽しんで、とのんびりしていると悩みが増すばかり。
たとえ展示会で良いと思っても、次に伺った展示会でも近しい系統のアイテムがあるともなると、どちらもオーダーするか、どちらかのみオーダーするか、と悩んでしまうんですよね。
もちろんどちらもオーダーできれば良いものですが、なかなか予算を増すことができない弱小ものともなると悩みが増すほかない事実には悲しいと思わざるを得ません。
オーダーの締めが近いブランド様も増す一方なのでどうしたものか。
うんうん言いながら悩むしかないですね。

どうにか予算が増すことができないのかな、と自分の力次第であることを理解している中、数日前に僕の母校の目の前、そして元アルバイト先であるテナントに何やらシェアラウンジらしきものがオープンしていました。
元アルバイト先が閉店してしまい悲しみが増す、なんてことはまるでないことは秘密にしておきますが、運営元は同様らしく、このご時世ではあの事業では難しかったのかな、と憶測してしまいそうです。
今やシェアラウンジなるものは増すばかりでしょうし、どう差別化していくかが重要になりそうなものですが、そのシェアラウンジはアートを飾ったり、壁面いっぱいの本棚が鎮座していたり、と洒落た雰囲気にしているとかなんとか。
僕なんてシェアラウンジなんてまるで関係ないんですけどね。

増す|Seion Short Double Jacket|YASHIKI 26SS|えん -en-
 
増す|Seion Short Double Jacket|YASHIKI 26SS|えん -en-

お買い物だけでなくシェアラウンジ機能も増すか、とまず検討しないであろうことが頭によぎりながら、本日はYASHIKIのSeion Short Double Jacketのご紹介を。
見るごとに魅力が増す一方な仕上がりの1着かと。

こちらは24SSから継続している春夏の定番と化しているダブルブレステッドジャケットとされています。
もう3年目に差し掛かるなんて驚きを隠せませんが、それほどにもはや安定感を感じさせるほどでしょうか。
案の定僕は手にすることができていないので、欲望は増す以外の気持ちはないというもの。

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僕の増す欲望はさておき、毎度のことながら全体のイメージから。
こちらではこれまでと同様に『静隠』がイメージされています。
あえて全体のイメージを変えずに継続するからこそ、その落とし込みへの深みが増すといったところでしょうか。
実際に増すことこの上なし。

という『静穏』として、代掻きの作業を終えて田植えを待っている情景が落とし込まれています。
田植え前ということもあり、その田んぼの水面はまるで波がたたない状態となっているため、静けさがより増すことが感じられるでしょうか。
特に時間帯が定められているわけではありませんが、どことなく、しん、とした夜中の田んぼを表しているのかと個人的には想像してみたりしています。

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その田んぼの水面が表されているのが多くを両サイドに脇を固めた天竺編み。
ただの天竺編みなわけではなく、細かく目づらが整えられていることで、より静けさが増す印象が感じられますかね。
こんなところを1人でお散歩していたら鼻歌でも歌ってしまうのだろうな、なんてお気楽なことを考えてしまいそうです。

増す|Seion Short Double Jacket|YASHIKI 26SS|えん -en-

一方の身頃中央に配されたミラノリブではほんのり動きが増すような春風で揺れる田んぼの水面を表現。
なるほど、確かに目づらの整った天竺編みと比較して動きのあるような編み地とされつつ、天竺編みよりも厚みが増すことでゆらゆら揺れているさまが表されているのかもしれません。
鼻歌を歌いながら1人でお散歩していたらつい後ろを振り向いてしまいそうですかね。
知らんがなですね。

無駄話はおいておいて、そんな編み地にはガス焼きで毛羽を除いたスーピマ超長綿が採用されています。
スーピマ超長綿だけでも品のある表情を感じさせますが、さらにガス焼きすることでその気品さは増すというもの。
コットン100%でありながらも光沢すら感じさせる表情はYASHIKIの中でも随一と言えるはず。

編み地自体は80番手の12ゲージともあって比較的薄手ではあるものの、ひ弱さなんて微塵も感じさせずにしっかりさが増す仕上がりとなっています。
薄手でありつつしっかり、そして落ち感すら感じさせるような編み地なんて文句のつけどころがありませんよね。
この編み地はこれまでもこのダブルブレステッドだけでなく他のアイテムでも採用されてきてはいるのですが、どことなくシーズンを追うごとにその質が増すように感じてしまうのは僕だけでしょうか。
もちろん現物で単純比較できるわけではないものの、この編み地に限らず徐々に徐々に質が増すように仕上げてきているのだろうなと。

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そんな情景の落とし込みがなされた編み地とされつつ、デザインとしてはダブルブレステッドジャケットとされているわけですが、これまでとは異なる様相を呈しています。
それもそのはずで身幅やアームのゆとりはそのままに、着丈がより短い設定に。
これまではハーフコートとまではいかないものの、羽織りとしての存在に近かったかもしれませんが、今季はよりジャケットらしさが増すシルエットと捉えられそうですかね。

これまでよりもすっきりショート丈とされることで着物としての和服らしさよりも洋服らしさが増すようにも感じてしまったり。
丈が長めだと作務衣や法被のような雰囲気が漂っていたようにも感じられましたが、丈が短くすっきりすることでジャケットの凛とした雰囲気が増すとでも言いましょうか。
ショート丈によって凛として品性が増す仕上がりになっているのではないかと。

増す|Seion Short Double Jacket|YASHIKI 26SS|えん -en-
 
増す|Seion Short Double Jacket|YASHIKI 26SS|えん -en-

そして色味としてはDARK-OLIVEとBLACKの2色展開。
DARK-OLIVEはより田んぼの水面を想起させ、渋みが増す表情でしょうか。
一方のBLACKは鼻歌まじりでお散歩したくなる静けさが増す夜の田んぼといったところ。
どちらにせよ選択肢として名が挙がることが増すのは間違いないので、直感でいくのか、それとも悩みに悩んで吟味するのか、それぞれで。

増す|Seion Short Double Jacket|YASHIKI 26SS|えん -en-
Seion Short Double Jacket DARK-OLIVE,BLACK ¥55,000 (in tax)

年齢は何故か非公開にしている僕も30代目前ですし、より魅力が増すように過ごしていかねばですね、あれ、年齢わかりましたかね。
田植え前で波のたたない水面で静けさが増す情景を、目づらの整った天竺編みで静けさが増すさまを表現しつつ、反してミラノリブでほんのり動きが増すような春風で揺れるさまも表し、ショート丈で和服らしさよりも洋服らしさが増すことで、より一層魅力が増す仕上がりとなったYASHIKIのSeion Short Double Jacketを是非。

池田

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