すっと
こんばんは。池田です。
ここ数日の気温はおかしくないですかね。
11月にも関わらず夏日なんて。
この時期に半袖で歩いている方を見ると、なんだか寂しい気持ちにすらなってしまいます。
本当に春と秋はすっといなくなってしまい、二季になってしまうのでしょうか。
明後日あたりの雨以降は気温がかなり下がりそうなので、いよいよ現実的な気がしてしまいますね。
二季は嫌。
季節には嫌気がさしている中、自宅の外壁塗装が無事終了し、養生も取られたのですっとした外観になりました。
室内は陽が入らず、外観も暗い印象になってしまっていたので、無事終了して何よりです。
陽が入ることによって自宅の雰囲気も明るくなった気がして、気持ちもすっと澄んだかのようです。
陽の光の大切さを改めて実感する1ヶ月になりました。
季節には嫌気、陽の光ですっと澄んだ気持ち、どちらが優勢かな、なんて何の意味もないことを考えながら、本日はYASHIKIのShiraiki Vestのご紹介です。
すっとした佇まいで立ち振る舞い上手な1着かと。
いつものことながら、全体のイメージは『白息』です。
遂に情景から離れたのか、と思われるなかれ。
もちろん情景が投影されていますよ。
その情景は、冬の静かで冷えた夜に、白い息だけが見える夜空。
僕は東京住まいのため、どうしても街灯などの光から離れることはできませんが、小さい頃に行ったスキーや山登りでの夜がすっと頭に蘇りました。
特に山でのキャンプをした時の静けさ、夜空いっぱいに広がる星には、小さいながら感動めいた気持ちになった記憶が。
誰も興味はないでしょうけども、今では考えられないほどのアウトドア少年だったんですよ。
静けさのある冷えた夜空を表しているのが身頃中央。
ここは平坦な天竺編みとなっており、大きく広がった夜空を想起させますね。
ほとんどの面積をこの天竺編みが占めているため、遮るものがない場所で見る夜空なのかな、なんて想像を。
わかりませんけどね。
アイテム名にもある『白息』は脇部分の編みで表現されています。
この白い息は静かな夜にすっと静かに消えていく情景が重ねられています。
面積自体は小さいですが、夜空に対して白い息と考えると、妙な納得感を得られるでしょうかね。
編みは、捻っているかのような柄になっています。
ただ一定に捻られているわけではなく、強弱とでも言うのでしょうか、緩く捻られている部分も見られますね。
この一定でない部分で、ゆらゆらと浮かぶ白い息、そしてすっと消えていく、そんな情景でしょうか。
これまた勝手に納得してしまっています。
サイズ感に関しては、程良くゆったりとしたシルエット。
そのため上からアウターを着ても干渉しづらく、すっとまとめてくれる優秀さがありますよ。
また、アームは広くとられているので、インナーのサイズ感もあまり制限されることなくお選びいただけるかと思います。
天竺編みが多くを占めているため、デザインとしてはシンプルではあるのですが、そのすっとした佇まいのおかげで他のアイテムと騒がしくなることなく、すっと馴染んでくれそうですね。
主演も張れるし、助演もこなす、間違いなく出演オファーが絶えないでしょうね。
そして色味は、ご紹介前にGREENは完売になってしまったので、SAX-BLUEとBLACKの2色。
SAX-BLUEはすっと澄んだ夜空を想起させるでしょうか。
一方のBLACKは、より静かで深く広がるような夜空、といったところですかね。
姿勢を正してすっとした印象にならないと、と悟らせてくれる存在ですね。
主演、助演、どんな役もこなしてくれ、すっとした佇まいが魅力のYASHIKIのShiraiki Vestを是非。
池田