新たな
こんばんは。池田です。
以前に不正利用されてしまったクレジットカード問題は、なんとか返金してもらえそうで一安心しています。
これで返金されなかったと思うとやるせなかったでしょうね。
こういった不正利用は日々起こっているなんて、もはや不正している人に関心してしまいます。
そんな無駄な時間過ごしていて楽しいのでしょうか。
それを考える時間が無駄ですけどね。
とにかく不正利用という初めての経験で新たな学びを得られたので、クレジットカード関連には今後何かと気をつけていこうと思います。
そう一安心している中、24AWの展示会も終盤戦です。
残すところはひとつのみ。
展示会シーズンを駆け抜けたな、なんて思ってしまう2ヶ月間でした。
オーダーには頭を抱えながらも、それが楽しかったりもするので、終わってしまうのもなんだか寂しかったり。
何はともあれ、24SSが本格的になっている中ではありますが、新たなシーズンのスタートに胸を膨らませて待ちたいと思います。
甥っ子と姪っ子の卒園式の話題を聞いて、今年度も新たな門出の時期になってしまったか、なんて感慨深くなりながら、本日はYASHIKIのShunrin Skipper Knitのご紹介です。
新たな仲間入りに胸が躍ってしまう1着。
いつもの如く全体のイメージから、と言いたいところですが、新たな型を先に触れておかなければいけないですね。
YASHIKIとしては新たな仲間入りを果たしたスキッパー型。
何年もYASHIKIを愛用してきている僕ではありますが、そういえばスキッパー型は初めてか、と改めさせられました。
YASHIKIのスキッパーと聞いただけで勝ちを確信してしまうのは僕だけでしょうか。
見ずともなんだかYASHIKIとスキッパーの相性は良いと感じてしまうんですよね。
そんな新たな仲間はご多分に洩れず、個人的な好みに刺さる仕上がり。
というわけで、スキッパーニットで表現されているのは『春霖』。
無知が露呈されてしまいますが、『春霖』なんて単語は一切聞いたことがなく。
仲春から晩春にかけて降る長雨、を指すようです。
YASHIKIからは毎シーズンに何かしらの新たな知識をいただいてしまいますね。
その『春霖』として、しとしとと雨が降り、大地が潤うことで草木が成長していく様をイメージしています。
現実としても3月に入り、新たな季節を迎える準備をしているかの如く、雨が降ることが多くなってきているので、まさにこの時期の情景、といったところでしょうか。
正直なところ雨は嫌だな、なんて思ってしまいますが、新たな年度、新たな季節を迎えると考えれば良しとするしかないですね。
こちらの全体の編みに関しては、天竺編みが多くを占めたデザインになっています。
この天竺部分で表現されているのが春の訪れに向けて、まだ眠っている大地や草木。
同じように新たな季節に向けて休みたい、と無謀なことを考えてしまいますね。
無謀な考えはさておき、多くを占めた天竺の中で、肩部分では斜めに走る編みが見られます。
この斜線の柄ではしとしとと降る雨、そしてその雨によって新たな命として育っていく草木を表現。
優しくしとしとと降っている雨、まだ育ち始めたばかりの草木、そう考えるとこの柄の部分の大きさに納得してしまいますね。
これよりも大胆に斜線柄をあしらってしまうと、春の嵐を表現しているかのように見えてしまったかもしれません。
そうではなく、優しさに溢れる編み地。
もしかしたらここで表されている草木は他よりも早起きだったのかもしれない、なんて。
そんな眠っていたり、早起きしていたりする編みはYASHIKIと言えばのプレーティング編み。
もはや説明不要かもしれませんが、表裏で異なる色味の糸を使用しているので、色味に深みが出る仕上がりです。
ただ、天竺が多くを占めているため、編み柄が多いアイテムと比較するとその恩恵を感じづらいかもしれませんけども。
色味についてはSKY-BLUE、BROWN、BLACKの3色をセレクト。
今季らしいSKY-BLUEは、育ち始めた草木が晴れやかな気持ちで新たな季節を迎えているのかもしれませんね。
BROWNはまだ眠っている大地を思わせるので、そろそろ起こしてあげた方が良さそうでしょうか。
BLACK、良い表現が見つかりませんが、新たな季節がやってくるにも関わらず、まだ深い深い眠りについてしまっている、としますかね。
そしてサイズ感に関しては、YASHIKIらしく程良くゆったりとしたシルエット。
インナーのサイズを選ぶことは少ないと思うので、今の時期であればハイネックのアイテムを着たり、新たな春を迎えた時期にはシャツやカットソーを着たり、などなどレイヤードを楽しめるかと思います。
スキッパー、シャツ、ハイネック、と3レイヤーも良さそうですね。
新たな年度に突入するので、来年度は新たな挑戦もしていかないとな、と感化されてしまいますね。
YASHIKIとして新たな仲間入りを果たしながらも、あたかもずっと隣にいてくれたかのような新たな安心感を覚えるShunrin Skipper Knitを是非。