滑り
こんばんは。池田です。
昨日の定休日にはある展示を見に虎ノ門に行ってきました。
展示作品は良かったのですが、数が少なかったことだけが残念。
セレクトショップの一画のようなスペースなので、致し方ないとは思いますけども。
何はともあれ、見れて良かったですし、そのセレクトショップのオープンはメディアでもかなり取り上げられていたので、初訪問することもできたので一石二鳥でした。
セレクトショップは某大手の旗艦店とも言えるほどの業態だったので、オープンの滑り出しからここまで賑わっているんだろうな、と勝手に予想していたのですが、平日だからか、がらんとした店内。
上の階の飲食エリアは盛り上がっていたんですけどね。
なかなか滑り出し好調な状態を保つのは難しいんだろうな、と改めて痛感させられました。
展示会の会期中に滑り込みで行けたことにほっとしつつ、毎週の定休日に展示会に行ってしまうと、自転車の整備を怠ってしまうことが欠点なんですよね。
空気を入れるだけになってしまい、チェーンなどの整備ができず。
そうするとなんだかチェーンの滑りが悪くなってしまうので、そろそろしっかり整備をしないとな、と思っています。
特にビンテージの自転車だからなのかな、とも思ったり。
見たい展示が溜まってしまってはいますが、来週の定休日には整備でもしましょうかね。
チェーンの滑りが良くないと余計に疲れるんだよな、と自らを責めつつ、本日はPOLYPLOIDのWIDE SHIRT Cのご紹介を。
良い滑りを見せてくれる1着かと。
こちらはアイテム名を見てわかる通り、ゆったりとしたシルエットで仕上げられたシャツとなります。
わかりやすすぎる潔いアイテム名。
もはやそれでしかない、と言っても良いようにも感じてしまいますが、そうもいかないので続けます。
ゆったりとした、と上述しましたが、程良いゆったり加減、というよりも、たっぷりとしたゆとり、と表現した方が適切かもしれません。
大胆にゆとりを設けているわけではありませんが、それほどのたっぷり加減かと思います。
ミドル丈のアウターのようにも捉えられるかもしれませんね。
着丈自体はお尻にかかるほどとなっており、身幅はしっかりと幅を持たせた設計です。
このサイズ感にはゆるゆる好きの僕としては大歓喜もの。
オーバーサイズの流行が過ぎ去ってはいるものの、やはりゆるゆる好きは揺るがないので。
とここまで、とにかくたっぷり、ゆったり、ゆるゆる、と滑り出しはサイズ感やシルエットに焦点が当たっていますが、個人的に特に惹かれた部分をもうひとつ。
それが生地。
採用されているのがレーヨンとポリエステルの混紡生地です。
上述したたっぷりとしたシルエットだからと言って、着た時に主張の強い印象になってしまうことを防いでくれているのがこの生地。
あたかも滑り落ちるかのようにすとんと落ちるシルエットですね。
そのため、身幅がたっぷりとしていようとも、横に目がいくことなく、縦のラインを綺麗に写し出してくれています。
これぞドレープ、と言いたくなってしまうほどの綺麗な滑り落ち方ですね。
ただオーバーサイズなだけだと、どうしてもカジュアルに振られすぎてしまうところを、この滑り落ち方のおかげで品のある表情に仕上がっているのではないでしょうか。
また、滑り落ちるドレープはもちろんのこと、肌触りも非常に滑りが良いんですよね。
ここまでさらりと滑りが良いと、着心地もたまりませんよ。
長袖のインナーを着るのが勿体無い、と思ってしまうかもしれません。
寒かったら着ますけどね。
それと今日もちなみますが、この生地はイージーケアが可能ですよ。
そして色味はBEIGEとNAVY STRIPEの2色。
BEIGEは限りなく白に近づけたような色味で、誰とでも仲良くなってしまいそうですね。
縦に白が滑り落ちているNAVY STRIPEはより端正な表情を感じられるでしょうか。
色が異なるだけでなく、無地とストライプの違いもあり、それぞれで全く異なる表情なので、非常に悩ましい選択に迫られてしまいそうですね。
本音は両色、と言いたいところでしょうけども。
兎にも角にも、どちらを選んでも間違いないことは確かかと。
良い滑り出しができたとしても、それを維持できないと、と諭してくれていますね。
あたかも滑り落ちるかのような品のあるドレープに、滑りの良さが際立つ生地感が魅力のPOLYPLOIDのWIDE SHIRT Cを是非。
池田