滑り|WIDE SHIRT C|POLYPLOID 24SS|えん -en-

滑り

こんばんは。池田です。

昨日の定休日にはある展示を見に虎ノ門に行ってきました。
展示作品は良かったのですが、数が少なかったことだけが残念。
セレクトショップの一画のようなスペースなので、致し方ないとは思いますけども。
何はともあれ、見れて良かったですし、そのセレクトショップのオープンはメディアでもかなり取り上げられていたので、初訪問することもできたので一石二鳥でした。
セレクトショップは某大手の旗艦店とも言えるほどの業態だったので、オープンの滑り出しからここまで賑わっているんだろうな、と勝手に予想していたのですが、平日だからか、がらんとした店内。
上の階の飲食エリアは盛り上がっていたんですけどね。
なかなか滑り出し好調な状態を保つのは難しいんだろうな、と改めて痛感させられました。

展示会の会期中に滑り込みで行けたことにほっとしつつ、毎週の定休日に展示会に行ってしまうと、自転車の整備を怠ってしまうことが欠点なんですよね。
空気を入れるだけになってしまい、チェーンなどの整備ができず。
そうするとなんだかチェーンの滑りが悪くなってしまうので、そろそろしっかり整備をしないとな、と思っています。
特にビンテージの自転車だからなのかな、とも思ったり。
見たい展示が溜まってしまってはいますが、来週の定休日には整備でもしましょうかね。

滑り|WIDE SHIRT C|POLYPLOID 24SS|えん -en-

チェーンの滑りが良くないと余計に疲れるんだよな、と自らを責めつつ、本日はPOLYPLOIDのWIDE SHIRT Cのご紹介を。
良い滑りを見せてくれる1着かと。

滑り|WIDE SHIRT C|POLYPLOID 24SS|えん -en-

こちらはアイテム名を見てわかる通り、ゆったりとしたシルエットで仕上げられたシャツとなります。
わかりやすすぎる潔いアイテム名。
もはやそれでしかない、と言っても良いようにも感じてしまいますが、そうもいかないので続けます。

滑り|WIDE SHIRT C|POLYPLOID 24SS|えん -en-

ゆったりとした、と上述しましたが、程良いゆったり加減、というよりも、たっぷりとしたゆとり、と表現した方が適切かもしれません。
大胆にゆとりを設けているわけではありませんが、それほどのたっぷり加減かと思います。
ミドル丈のアウターのようにも捉えられるかもしれませんね。

滑り|WIDE SHIRT C|POLYPLOID 24SS|えん -en-

着丈自体はお尻にかかるほどとなっており、身幅はしっかりと幅を持たせた設計です。
このサイズ感にはゆるゆる好きの僕としては大歓喜もの。
オーバーサイズの流行が過ぎ去ってはいるものの、やはりゆるゆる好きは揺るがないので。

滑り|WIDE SHIRT C|POLYPLOID 24SS|えん -en-

とここまで、とにかくたっぷり、ゆったり、ゆるゆる、と滑り出しはサイズ感やシルエットに焦点が当たっていますが、個人的に特に惹かれた部分をもうひとつ。
それが生地。
採用されているのがレーヨンとポリエステルの混紡生地です。

滑り|WIDE SHIRT C|POLYPLOID 24SS|えん -en-

上述したたっぷりとしたシルエットだからと言って、着た時に主張の強い印象になってしまうことを防いでくれているのがこの生地。
あたかも滑り落ちるかのようにすとんと落ちるシルエットですね。
そのため、身幅がたっぷりとしていようとも、横に目がいくことなく、縦のラインを綺麗に写し出してくれています。

滑り|WIDE SHIRT C|POLYPLOID 24SS|えん -en-

これぞドレープ、と言いたくなってしまうほどの綺麗な滑り落ち方ですね。
ただオーバーサイズなだけだと、どうしてもカジュアルに振られすぎてしまうところを、この滑り落ち方のおかげで品のある表情に仕上がっているのではないでしょうか。

滑り|WIDE SHIRT C|POLYPLOID 24SS|えん -en-

また、滑り落ちるドレープはもちろんのこと、肌触りも非常に滑りが良いんですよね。
ここまでさらりと滑りが良いと、着心地もたまりませんよ。
長袖のインナーを着るのが勿体無い、と思ってしまうかもしれません。
寒かったら着ますけどね。
それと今日もちなみますが、この生地はイージーケアが可能ですよ。

滑り|WIDE SHIRT C|POLYPLOID 24SS|えん -en-
 
滑り|WIDE SHIRT C|POLYPLOID 24SS|えん -en-

そして色味はBEIGEとNAVY STRIPEの2色。
BEIGEは限りなく白に近づけたような色味で、誰とでも仲良くなってしまいそうですね。
縦に白が滑り落ちているNAVY STRIPEはより端正な表情を感じられるでしょうか。
色が異なるだけでなく、無地とストライプの違いもあり、それぞれで全く異なる表情なので、非常に悩ましい選択に迫られてしまいそうですね。
本音は両色、と言いたいところでしょうけども。
兎にも角にも、どちらを選んでも間違いないことは確かかと。

滑り|WIDE SHIRT C|POLYPLOID 24SS|えん -en-
WIDE SHIRT C BEIGE,NAVY STRIPE ¥39,600 (in tax)

良い滑り出しができたとしても、それを維持できないと、と諭してくれていますね。
あたかも滑り落ちるかのような品のあるドレープに、滑りの良さが際立つ生地感が魅力のPOLYPLOIDのWIDE SHIRT Cを是非。

池田

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  • いかに|Veiled My Tweed Wrap & Bag|Fujimoto 24AW|えん -en-

    いかに

    こんばんは。池田です。 今週の土曜日には友人の結婚式があるんですよね。結婚式を挙げていない友人が多いものの、だんだんと結婚する友人が増えてきている昨今。皆さん結婚できるなんてすごいですね。置いていかれている僕はそんな余裕は一切なし。致し方なし。それにしても最近の結婚式の招待状はLINEで送られてくることにいかにも今どきだな、なんて感じてしまいます。さらにご祝儀もクレジットで支払えるなんて驚き。当日に直接お渡しするなど、参列される方々の手間をいかに減らすことができるのか、という配慮は感謝しかないですね。それでもなんだか味気なく感じてしまうので、僕は当日に直接お渡しすることにしたんですけども。ということで、今週の土曜日は休業日とさせていただきますので、ご了承ください。 いかにも言い訳じみているな、と初手から感じざるを得ない中、今日の営業終了後には先月開催された楽市楽座のお疲れ様会に参加してきます。ご近所のSETAGAYA PARTさんで開催されるので何より楽しみ。ワインバーなのでワインが美味しいのなんの。美味しくてするする飲んでしまうので、いかに酔わずに帰れるかが少し心配なんですけどね。とは言うものの、いかにも二日酔いになりそうな予感。本当に気をつけねば、です。 そんなことを言っているといかにも呑兵衛だと思われてしまいそうな中、本日はFujimotoのVeiled My Tweed Wrap & Bagのご紹介です。いかに身に纏うのか迷うほどの仕上がりかと。 ご紹介が遅れてしまったのには訳がありまして、同じ生地を使ったセットアップもセレクトしていたので、それと同時にご紹介しようと考えていたのですが、ありがたいことにまさかの発売日に即完してしまったんです。このラップバッグは1つだけ生き残っているのでご紹介はできるんですけどね。いかにも言い訳じみていますね。致し方なし。 ということで、こちらのラップバッグは藤本さん渾身とも言えるオリジナルのツイード生地が使われています。これがいかにもFujimotoらしい仕上がり。もはやツイードの域を出てしまったかのような生地感を感じられるかもしれません。 生地感はさることながら、やはりこのもけもけとしたフリンジが良い表情を出してくれていますね。ただ切っただけのようなこのもけもけフリンジもいかにもFujimotoらしいと言えるでしょうか。フリンジがあることで今季のテーマにも繋がるヴェールが表現されているという訳ですね。これまた秀逸。 また、このフリンジも藤本さんご自身が施しており、並々ならぬこだわりが窺えるもの。いかにFujimotoの世界観を作り上げるのか、ということを突き詰めに突き詰めていると感じられますね。たまりませんよ。   そのフリンジからちらりと顔を覗かせるのが台座付きの貝ボタン。台座付きの貝ボタンでもいかにも今季らしさを感じさせますね。流石にわかるかとは思いますが、この貝ボタンで開閉できる仕様になっています。 そしてなんと言っても身に付ける方法、いや身に纏う方法が豊富豊富。なんだか身に纏うという表現の方がしっくりくるんですよね。バッグというよりもアクセサリーの感覚に近いからかもしれません。あくまで僕の個人的見解ですけども。 何はともあれ、いかに身に纏うか迷ってしまうこと必至。このそれぞれ自由に身に纏えるということもいかにもFujimotoらしい点ですよね。毎度書いていますが、LOOKがわかりづらいのなんの。暗めになっていることも相まって、どうなっているのかわからないですが、それで良い、いやそれが良い、といったところ。   まず、最もわかりやすいのはショルダーバッグのように斜め掛けする纏い方でしょうかね。もちろん背面に持っていっても良いのですが、個人的には脇の下あたりだったり、前面にもってきたいな、と。そのほうがバッグとスカーフを行き来するような曖昧さが出せる気がしまして。   それと腰に巻いてウエストバッグのように纏っても良さそうですね。こうするとエプロンのような存在にも見えてくるでしょうか。腰に巻くことでたらりと垂れるショルダーも良い雰囲気を出してくれますし。なんて書きつつ、黒のパンツに合わせてしまったのでわかりづらくて申し訳ないです。   それ以外ではLOOKを参考にもはやバッグとして使う気がないように、首元に巻いたり、頭に巻いても良いかもしれません。いかにもスカーフやバラクラバと言えるでしょうかね。マフラー代わりにもなるこの纏い方、いかにもFujimotoらしいを感じざるを得ないスタイル。 兎にも角にも、バッグでもあり、スカーフでもあり、マフラーでもあり、エプロンでもあり、バラクラバでもある、多才な存在であることは間違いないですね。その時々でいかに身に纏うか考える楽しみをもたらしてくれるはず。ご自由に。 Veiled My Tweed Wrap &...

    いかに

    こんばんは。池田です。 今週の土曜日には友人の結婚式があるんですよね。結婚式を挙げていない友人が多いものの、だんだんと結婚する友人が増えてきている昨今。皆さん結婚できるなんてすごいですね。置いていかれている僕はそんな余裕は一切なし。致し方なし。それにしても最近の結婚式の招待状はLINEで送られてくることにいかにも今どきだな、なんて感じてしまいます。さらにご祝儀もクレジットで支払えるなんて驚き。当日に直接お渡しするなど、参列される方々の手間をいかに減らすことができるのか、という配慮は感謝しかないですね。それでもなんだか味気なく感じてしまうので、僕は当日に直接お渡しすることにしたんですけども。ということで、今週の土曜日は休業日とさせていただきますので、ご了承ください。 いかにも言い訳じみているな、と初手から感じざるを得ない中、今日の営業終了後には先月開催された楽市楽座のお疲れ様会に参加してきます。ご近所のSETAGAYA PARTさんで開催されるので何より楽しみ。ワインバーなのでワインが美味しいのなんの。美味しくてするする飲んでしまうので、いかに酔わずに帰れるかが少し心配なんですけどね。とは言うものの、いかにも二日酔いになりそうな予感。本当に気をつけねば、です。 そんなことを言っているといかにも呑兵衛だと思われてしまいそうな中、本日はFujimotoのVeiled My Tweed Wrap & Bagのご紹介です。いかに身に纏うのか迷うほどの仕上がりかと。 ご紹介が遅れてしまったのには訳がありまして、同じ生地を使ったセットアップもセレクトしていたので、それと同時にご紹介しようと考えていたのですが、ありがたいことにまさかの発売日に即完してしまったんです。このラップバッグは1つだけ生き残っているのでご紹介はできるんですけどね。いかにも言い訳じみていますね。致し方なし。 ということで、こちらのラップバッグは藤本さん渾身とも言えるオリジナルのツイード生地が使われています。これがいかにもFujimotoらしい仕上がり。もはやツイードの域を出てしまったかのような生地感を感じられるかもしれません。 生地感はさることながら、やはりこのもけもけとしたフリンジが良い表情を出してくれていますね。ただ切っただけのようなこのもけもけフリンジもいかにもFujimotoらしいと言えるでしょうか。フリンジがあることで今季のテーマにも繋がるヴェールが表現されているという訳ですね。これまた秀逸。 また、このフリンジも藤本さんご自身が施しており、並々ならぬこだわりが窺えるもの。いかにFujimotoの世界観を作り上げるのか、ということを突き詰めに突き詰めていると感じられますね。たまりませんよ。   そのフリンジからちらりと顔を覗かせるのが台座付きの貝ボタン。台座付きの貝ボタンでもいかにも今季らしさを感じさせますね。流石にわかるかとは思いますが、この貝ボタンで開閉できる仕様になっています。 そしてなんと言っても身に付ける方法、いや身に纏う方法が豊富豊富。なんだか身に纏うという表現の方がしっくりくるんですよね。バッグというよりもアクセサリーの感覚に近いからかもしれません。あくまで僕の個人的見解ですけども。 何はともあれ、いかに身に纏うか迷ってしまうこと必至。このそれぞれ自由に身に纏えるということもいかにもFujimotoらしい点ですよね。毎度書いていますが、LOOKがわかりづらいのなんの。暗めになっていることも相まって、どうなっているのかわからないですが、それで良い、いやそれが良い、といったところ。   まず、最もわかりやすいのはショルダーバッグのように斜め掛けする纏い方でしょうかね。もちろん背面に持っていっても良いのですが、個人的には脇の下あたりだったり、前面にもってきたいな、と。そのほうがバッグとスカーフを行き来するような曖昧さが出せる気がしまして。   それと腰に巻いてウエストバッグのように纏っても良さそうですね。こうするとエプロンのような存在にも見えてくるでしょうか。腰に巻くことでたらりと垂れるショルダーも良い雰囲気を出してくれますし。なんて書きつつ、黒のパンツに合わせてしまったのでわかりづらくて申し訳ないです。   それ以外ではLOOKを参考にもはやバッグとして使う気がないように、首元に巻いたり、頭に巻いても良いかもしれません。いかにもスカーフやバラクラバと言えるでしょうかね。マフラー代わりにもなるこの纏い方、いかにもFujimotoらしいを感じざるを得ないスタイル。 兎にも角にも、バッグでもあり、スカーフでもあり、マフラーでもあり、エプロンでもあり、バラクラバでもある、多才な存在であることは間違いないですね。その時々でいかに身に纏うか考える楽しみをもたらしてくれるはず。ご自由に。 Veiled My Tweed Wrap &...

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    偏屈の偏見と偏愛。

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    それでも

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