ヤクシープパイル・ハコムラカモフラージュ ジップジャケット
ヤクシープパイル・ハコムラカモフラージュ ジップジャケット
これまで有松絞を使いカモフラージュ柄を表現したアイテムを数多く発表してきたが、ここまで表情のある⽣地を加⼯したことはなかった。
加⼯する⽣地にはある程度の制約があり、毎回その制限の中に当てはまる⽣地を探し、加⼯をお願いしていた。
しかし今回どうしてもやってみたかった⽣地が、⼭内冬の定番のシープパイル。
相当な厚みのあるテキスタイルで、いつもお願いしている⽣地の数倍の⽬付け、厚みがある。
そのため、加⼯⽤の専⽤枠作りからスタートし、試作を繰り返した。
毎シーズン少し違うモノ、新しいモノを製作する時には、必ず⻑い時間とテストがつきもの。
それにはコストがかかり、回収できないことも多々あるが、何か新たに挑戦したいという気持ちを⼤事にしなければ、どこかで気持ちが守りに⼊ってしまう。
やはりコレクションブランドである以上、皆さんにびっくりしてもらいたい、喜んでもらいたい、その気持ちが次へのモチベーションに繋がるため、これからも新たなものを創造できるように取り組んでいきたいと思っている。
material
表地:綿 86% / ヤクウール 14% (今治産)
裏地:綿 70% / ポリエステル 30%
別布:綿 100%
⼭内の秋冬の定番的なボアで、継続して使⽤している今治産のパイル。
今治パイルの特徴はやはり膨らみと肌あたり。
今治パイルの厳しい条件をクリアしたテキスタイルは触れる⼈を魅了する。
コットンにヤクをブレンドすることにより、格段に保温性が上がり化繊のボアでは表現できないナチュラルなボアが⽣まれる。
また染⾊は、天然染料を使⽤したボタニカル・ダイで、ブラックボアはログウッド染め、オリーブボアは⼩⾖島のオリーブ染めとなっている。
⼀⽅ベージュのボアは無染⾊の⾃然の⾊⽬で、ヤクの他に⾼価な茶綿、また希少な緑綿をブレンドすることにより深みのある⾊合いになっている。
山内のある愛知県には絞り加⼯で栄えた有松という町がある。
現在⽇本中どの産地も抱えている後継者問題に直⾯し、有松絞りの職⼈さんは年々減っていき、今ではほんの⼀握りの⽅々しか残っていない。
山内はブランドスタート当初から加⼯場の5代⽬になる⽅と⾊々な絞りの可能性を探っている。
素晴らしい伝統⼯芸品である有松絞りの美しさや楽しさを、少しでも広めていきたいという思いから1シーズンに⼀つは有松絞りを取り⼊れたアイテムを提案できるようにしている。
その瞬間でしか出来ない世界で⼀つとなる柄を楽しみ、江⼾時代から続く有松絞りの歴史を想い、感じて頂ければ。
size
4:着丈 74 / 肩幅 48.2 / 胸囲 130 / 袖丈 65.6
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