
どれ
こんばんは。池田です。
今日はいまいち気温が上がってはいませんが、ようやく春の陽気を全身で感じられるようになってきましたかね。
25SSが始まってからというもののどれだけ待ち侘びていたことか。
レイヤード好きだから寒くても良いと言っていた事実はさておき。
それにしても気温の変化が急激に変わるので体調にはお気をつけください。
昨日は届かなかったものの、今週には東京では夏日になる予報も見られますので。
にわかに信じがたい予報ではありますが、どれほど的中しているのか気になるところ。
春の陽気は嬉しいですが、正直なところまだ夏の陽気は時期尚早な気がしていますのは僕だけでしょうか。
共感していただける方がいらっしゃることを祈っております。
天候や気温についてどれだけ矛盾した発言をしているのか、と自分でも困惑してしまっている中、今週のONE PIECEの最新話も面白すぎましたね。
もうどれだけ読者を楽しませてくれるんですかね。
本当に終わらないでほしい。
ということで、あの人物たちの能力が明かされはしましたが、その能力がどれほどの汎用性があるのかが気になるところ。
まだ能力の一端しか明かされていないので、どんなことができるのか楽しみ。
その人物たちとはすぐに激突すると勝手に予想しているので、早く知りたくてなりません。
ただ普通の読者ですが、この予想がどれだけ当たっているのか、いや、当たってないでしょうね。
兎にも角にも来週が楽しみです。

あの人物たちはどれぐらいの強さなのだろうか、とその力量を早く見たくなっていながら、本日はBISOWNのBASQUE TEEのご紹介を。
どれほどの質の良さなのか垣間見える仕上がりの1着かと。
正直なところ、今季からのお取り扱いとなり、初回と先シーズンのバスクシャツにお目にかかることができていないので、もしかしたら見当違いなことを書いてしまうかもしれませんが、その点はご了承いただければ。

こちらは24SSのブランドスタート時から継続して展開しているバスクシャツとなっています。
バスクシャツなのか、バスクTEEなのか、どれで呼べば良いものか迷ってしまいますが、ここではバスクシャツで統一させていただこうかと。
どれでも良いんですけどね。
定義はさておき、バスクシャツと聞いて思い浮かべるのはやはりボートネック、ボーダー、7部丈、といった要素でしょうか。
どれもが船乗りのための要素ですが、そのバスクシャツたる所以を良い意味で裏切ってくれているな、と個人的には感じてしまっています。
何せこれまでの人生で所謂バスクシャツなんてどれも着たいと思ったことがないんですよね。
ここでは伏せますが、とある理由であまり良い印象を抱くことができずでして。

僕の好みは良いとして、バスクシャツたる所以を裏切っていると上述したものの、ボートネックという要素は踏襲されています。
流石にバスクシャツとして展開しているにも関わらず、バスクシャツの要素がどれも入っていないなんて矛盾が生じてしまいますしね。
そのボートネックは広く設定され過ぎていない程良い開き具合かと思います。

ボートネックらしさはありつつ、だらしなくなることのない絶妙な塩梅といったところでしょうか。
BISOWNのアイテムでは総じて言えることではあるのですが、わかりやすい気を衒ったデザインではないものの、各要素がどれもバランス良く整えられているんですよね。
それが高水準で。

洋服だけに限ったことではありませんが、個人的には物にはデザインした方の人間性を映し出すと思っているので、間違いなく中出さんの人間性、気遣い、細部までのこだわり、バランス感覚、そのどれもが反映されていると感じてしまう次第。
あくまで個人的な見解ではありますが、あながち間違っていないような、とは言いつつ、自信はないんですけどね。


それ以外の部分ではシンプルなロンTと言えるでしょうか。
バスクシャツならではの7部丈は中途半端に感じてしまい、あまり好みではないので踏襲されることがなくて何より。
後述する色味も相まって上から羽織るアウターの袖から覗くことができる点も良さではないかと。

そこに採用されている生地について。
インドで手摘みされた超長綿はシルクのような光沢と滑らかさを持っており、またガス焼きすることで光沢がさらに増している、とのこと。
なるほど、どれどれ、その説明はどれほど整合性がとれているのだろうか、といざ触れてみると、疑ってしまった自分を恥じるしかなくなってしまいました。

いやいや、この生地感はたまりませんよ。
シルクのような、という表現が大袈裟ではないことが納得できるのではないでしょうか。
これほどの滑らかさは心地良いとしか言いようがありませんね。
なんとなくシワが寄ると一層そのドレープが感じられる気もしたり、しなかったり。

ブランドスタート時のバスクシャツを見てみても光沢のある生地感であることに変わりありませんが、それよりも軽やかに仕上げられているのかもしれません。
こればかりは上述したように見当違いかもしれませんが、何はともあれ、滑らかさ、光沢感、ドレープ、そのどれもを有した生地感を感じていただけるはず。
所謂バスクシャツの密度の高い生地感とは全くの別物だからこそ、品を感じられる表情に仕上がっていますね。

そして色味についてはCARROTとBLACKの2色なのですが、BLACKは早々に旅立ってしまったためCARROTのみ。
BLACKはもちろん言わずもがなではありましたが、CARROTのオレンジだからこそ光沢感をより感じられると言えそうです。
色味をどれにするか悩むことはできなくなってしまいましたが、個人的にはこのオレンジの方が今季らしくもあり、品を感じさせてくれる気がしたり。
品のあるバスクシャツなんて言うことなし。
年度が変わる中で来年度はどれだけ成長できるか不安になりつつ、精進していこうと胸に誓う限り。
バスクシャツを踏襲しながら各要素がどれも高水準なバランスがとられ、どれほど品があるのか一目でわかるほどの生地感で仕上げることで、所謂バスクシャツなんてどれも着たいと思ったことがない方でも着たくなってしまうBISOWNのBASQUE TEEを是非。
池田