反して
こんばんは。池田です。
一昨日は少し早めに営業を終了し、自宅で期間限定のビールを飲んでいました。
果実の香りがするもので非常に美味しく、軽い飲み口なので、さらっと飲めてしまうもの。
反して、果実の香りがあることによって、食べていたおつまみとの相性があまり良くなかったことが残念でした。
そもそもおつまみなしでも問題ないので、相性云々は放っておいて良いんですけどね。
ものによってはビール単体で飲んだ方が良いこともありますよね、というご報告でした。
通ぶっていますが、味覚音痴だと自覚はありますので。
ビールを楽しみつつ、楽しんだのがONE PIECEの期間限定アニメ。
いやはや、面白かったですね。
本編の映画も面白かったですが、反して過去の内容が映像化されていたので、全く異なる面白さでした。
アニメは見ない生粋の漫画派なのですが、あれは見て良かったな、とつくづく感じています。
最近のONE PIECEは話題に事欠かさないので、随時情報を取得せねばですね。
ビールを飲みながらONE PIECEなんて大人な楽しみ方だな、と思いつつ、反してただの暇人なのでは、と疑いの目を傾けながら、本日は山内のヤクシープパイル・ハコムラカモフラージュ ジップジャケットのご紹介を。
反していながらも、それが魅力の仕上がり。
こちらで使用されているのは、山内では定番の今治産のパイル生地。
コットンとヤクの混紡となっているため、保温性が高められています。
アウトドアアイテムなどに見られる化繊のボアとは異なる、柔らかな表情を感じられますね。
わざとらしさがなく、ごく自然な雰囲気とでも言いましょうか。
その今治パイルとして認められるには厳しい条件があり、それをクリアしたパイル地です。
なんと言っても肌触りが良く、ふっくらとした生地感のため、病みつきになること間違いなしかと。
そんな柔らかな生地に反して、存在感のあるカモフラージュとして染められています。
染色については有松絞り。
山内では毎シーズン有松絞りを採用したアイテムが展開されていますが、ヤクシープパイルではこれまでにない難しさがあります。
というのも、一般的なコットンなどに反して、数倍の肉厚さや目付のパイル地のため加工用の専用枠を制作して試行錯誤が繰り返し。
長い試行錯誤の上、完成されたのがこのハコムラのカモフラージュ柄。
見ただけでもどれだけ難題だったかがわかるほどの仕上がりですね。
ここまでの試行錯誤、苦労を考えると、山内さんや有松絞り職人の方々には頭が上がりません。
ただ、頭が上がらない状態に反して、この仕上がりには惚れ惚れしてしまいますよね。
そんな惚れ惚れする生地を使ったハイネックのダブルジップジャケット。
存在感のある生地に反して、過度なデザインではありません。
生地の主張と、デザインの静けさが手を取り合って良い関係を築いているかと。
とはいえ、ただシンプルなだけではなく。
個人的に嬉しいディテールとして、ダブルジップであることに加えて、茶系のジップが採用されている点です。
前面に主張しているカモフラのヤクシープパイルに反して、あくまで引き立て役に徹する、とでも言わんばかりの存在。
生地を引き立ててくれ、ダブルジップで様々な着方をさせてくれる、優しさが溢れていますね。
そしてしっかりボリュームのあるサイズ感。
ボリュームがあることで、よりカモフラの存在感を楽しむことができますね。
高めのネック仕様も存在感を増してくれているかと思います。
着ているだけで勇気をもらえそうだな、なんて。
世知辛い世の中に反して、相反する要素も共存できる、そう学ばせてくれていますね。
ふっくら柔らかな生地に反して、存在感のあるカモフラージュ柄が魅力の山内のヤクシープパイル・ハコムラカモフラージュ ジップジャケットを是非。
池田