応じて|Double Gauge flap Bag|Fujimoto 24SS|えん -en-

応じて

こんばんは。池田です。

まだ本格的にとまでは言えませんが、展示会シーズンが始まろうとしています。
既に展示会をしているブランドもあるみたいですが、僕は明日が初の25SSの展示会。
毎度楽しみです。
相変わらずファッションのサイクルは早すぎるな、なんて思ってもしまいますね。
僕がなんと言おうと、ご案内いただく展示会に応じて拝見させていただくしかないんですけども。
何はともあれ、楽しみであることには変わらず、そして同時に頭を悩ませる時期が続くことになるでしょうね。
好きなだけオーダーしたい気持ちは抑えて、できる限りの予算に応じて良いものが仕入れられればと思っている次第でございます。

25SSでもそれぞれ勝手な僕の期待に応じてくれているはず、いや軽く超えてきてくれるはず、と胸を躍らせる中、そろそろデリバリーが始まる24AW。
こちらもまた楽しみ。
ただ、これからが真夏にも関わらず、秋冬のアイテムなんて現実味があまりないですよね。
僕もそう思います。
それでもデリバリーに応じて、数ヶ月先に何を着ようか、と想いを馳せながらのお買い物も楽しいですよね。
たとえすぐに着れずとも。
どちらにせよ、デリバリーの初回あたりは季節に応じて軽めのアイテムが多いとは思うので、遠い未来とまではいかない気がしますし。
色々言いつつ、正直なところ何が何だろうと僕は楽しみでしかないんですけどね。
待ち遠しい。

応じて|Double Gauge flap Bag|Fujimoto 24SS|えん -en-

季節や気温に応じて投稿するアイテムを変える気が全くないな、と自分でも感じつつ、本日はFujimotoのDouble Gauge flap Bagのご紹介です。
何事にも応じてくれる仕上がりかと。

応じて|Double Gauge flap Bag|Fujimoto 24SS|えん -en-

既にJersey flap Bag『問い』でご紹介していますが、こちらはそれとは異なる生地で仕上げられています。
もちろん生地以外でも異なる要素はありますが、大まかに言ってしまうと生地違い。
それでも異なる生地に応じて、表情や印象はがらりと変わっているのではないでしょうか。

応じて|Double Gauge flap Bag|Fujimoto 24SS|えん -en-

先に生地について触れたので、まずはそこから。
ここで使われているのはウールとリネンによるダブルゲージです。
リネンが入ることに応じて、ウールだけでは出せない光沢が出ていますね。

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このぬらぬらとしているような光沢が、どこか怪しい雰囲気も醸し出しているような気がしてなりません。
不条理な状況を嘲笑っているのか、はたまた不条理な状況に応じていかなければならないことを憂いているのか。
そんなことを想像してしまうような、光沢はありながらも闇のような奥深さも感じてしまう、そんな生地と色味。

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また、Jersey flap Bagとは異なる要素として、サイドに付けられたチャーム。
毎度この付属に対しての呼び方に困っているのですが、もし呼び方がチャームではなかったらすみません。
正しい呼び方をご存知の方がいらっしゃったら教えてください。

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というわけで、チャームは馬毛をまとめたものと石が連なったものの2つが付けられています。
馬毛については正直なところ記憶が曖昧なので、もしかしたら間違っている可能性もあります、と先に白状しておきます。
そんなチャームはもちろん藤本さんのお手製。
相変わらずの芸の細かさ。

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こういった細かい部分にはFujimotoらしさが感じられるとともに、どこか思想的な表情にも映ってしまいます。
これについては、文学を洋服へ落とし込んでいることがそう思わせる要因なのかもしれません。
僕の勝手な印象ですけどね。

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そしてフラップを開けてみると、収納部分が現れます。
収納部分はストラップで絞れるようになっているので、落下防止にもなるかと。
その機能性としての部分はもちろん、絞るとストラップがはっきりと姿を見せてくれるので、ちょっとした主張もその場に応じて役を買って出てくれそうですね。

応じて|Double Gauge flap Bag|Fujimoto 24SS|えん -en-

このストラップもただでは終わらせない曲者かもしれません。
こちらではレザーを採用。
ストラップ自体は細めながら、堅い意志を持っているかのような表情を感じさせます。
ふらふらと迷うことは間違いなくないでしょうね。
これももちろん藤本さんのお手製ですし、そんな藤本さんもふらふらと迷うことなく、自らの確固たる意思に基づいてものづくりされていることが理解できてしまう次第。

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それとフラップ部分はカットオフになっていることからも、その怪しい雰囲気を助長しているのかもしれませんね。
使っていくうちにこのぴろぴろとした糸たちが伸びていく姿に応じて、その怪しさに拍車がかかっていきそうだな、なんて未来予想をしています。
これはどんどん成長させてあげたいところ。

応じて|Double Gauge flap Bag|Fujimoto 24SS|えん -en-
 
応じて|Double Gauge flap Bag|Fujimoto 24SS|えん -en-

最後に使い方について。
使い方については『問い』でも書いているので、重複する部分もあるかと思いますが、それはご愛嬌。
初めから放り投げるようなことを言ってしまうと、ご自由に、です。

応じて|Double Gauge flap Bag|Fujimoto 24SS|えん -en-
 
応じて|Double Gauge flap Bag|Fujimoto 24SS|えん -en-

ショルダーバッグとしても、ウエストバッグとしても、エプロンのようにしても、首からかけても、ハンドバッグとしても、もはやバッグとしてでなくとも。
その時のスタイルに応じて、その時の気分に応じて、どう使うかはそれぞれで。
わかりづらいと定評されている、と勝手に思っているFujimotoのLOOKを見ていただければわかると思いますが、どこにどのように使っているのかいまいちわかりません。
それで良いですし、何よりそれが魅力。
使い方に想像を膨らませて楽しんでいただければ。

応じて|Double Gauge flap Bag|Fujimoto 24SS|えん -en-
Double Gauge flap Bag ¥23,100 (in tax)

どんな時でも変化に応じて行動することの難しさと大切さを身を挺して教えてくれているのでしょうか。
その場に応じて柔軟に対応するための矜持を持ち合わせ、何事にも応じてくれるFujimotoのDouble Gauge flap Bagを是非。

池田

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  • いかに|Veiled My Tweed Wrap & Bag|Fujimoto 24AW|えん -en-

    いかに

    こんばんは。池田です。 今週の土曜日には友人の結婚式があるんですよね。結婚式を挙げていない友人が多いものの、だんだんと結婚する友人が増えてきている昨今。皆さん結婚できるなんてすごいですね。置いていかれている僕はそんな余裕は一切なし。致し方なし。それにしても最近の結婚式の招待状はLINEで送られてくることにいかにも今どきだな、なんて感じてしまいます。さらにご祝儀もクレジットで支払えるなんて驚き。当日に直接お渡しするなど、参列される方々の手間をいかに減らすことができるのか、という配慮は感謝しかないですね。それでもなんだか味気なく感じてしまうので、僕は当日に直接お渡しすることにしたんですけども。ということで、今週の土曜日は休業日とさせていただきますので、ご了承ください。 いかにも言い訳じみているな、と初手から感じざるを得ない中、今日の営業終了後には先月開催された楽市楽座のお疲れ様会に参加してきます。ご近所のSETAGAYA PARTさんで開催されるので何より楽しみ。ワインバーなのでワインが美味しいのなんの。美味しくてするする飲んでしまうので、いかに酔わずに帰れるかが少し心配なんですけどね。とは言うものの、いかにも二日酔いになりそうな予感。本当に気をつけねば、です。 そんなことを言っているといかにも呑兵衛だと思われてしまいそうな中、本日はFujimotoのVeiled My Tweed Wrap & Bagのご紹介です。いかに身に纏うのか迷うほどの仕上がりかと。 ご紹介が遅れてしまったのには訳がありまして、同じ生地を使ったセットアップもセレクトしていたので、それと同時にご紹介しようと考えていたのですが、ありがたいことにまさかの発売日に即完してしまったんです。このラップバッグは1つだけ生き残っているのでご紹介はできるんですけどね。いかにも言い訳じみていますね。致し方なし。 ということで、こちらのラップバッグは藤本さん渾身とも言えるオリジナルのツイード生地が使われています。これがいかにもFujimotoらしい仕上がり。もはやツイードの域を出てしまったかのような生地感を感じられるかもしれません。 生地感はさることながら、やはりこのもけもけとしたフリンジが良い表情を出してくれていますね。ただ切っただけのようなこのもけもけフリンジもいかにもFujimotoらしいと言えるでしょうか。フリンジがあることで今季のテーマにも繋がるヴェールが表現されているという訳ですね。これまた秀逸。 また、このフリンジも藤本さんご自身が施しており、並々ならぬこだわりが窺えるもの。いかにFujimotoの世界観を作り上げるのか、ということを突き詰めに突き詰めていると感じられますね。たまりませんよ。   そのフリンジからちらりと顔を覗かせるのが台座付きの貝ボタン。台座付きの貝ボタンでもいかにも今季らしさを感じさせますね。流石にわかるかとは思いますが、この貝ボタンで開閉できる仕様になっています。 そしてなんと言っても身に付ける方法、いや身に纏う方法が豊富豊富。なんだか身に纏うという表現の方がしっくりくるんですよね。バッグというよりもアクセサリーの感覚に近いからかもしれません。あくまで僕の個人的見解ですけども。 何はともあれ、いかに身に纏うか迷ってしまうこと必至。このそれぞれ自由に身に纏えるということもいかにもFujimotoらしい点ですよね。毎度書いていますが、LOOKがわかりづらいのなんの。暗めになっていることも相まって、どうなっているのかわからないですが、それで良い、いやそれが良い、といったところ。   まず、最もわかりやすいのはショルダーバッグのように斜め掛けする纏い方でしょうかね。もちろん背面に持っていっても良いのですが、個人的には脇の下あたりだったり、前面にもってきたいな、と。そのほうがバッグとスカーフを行き来するような曖昧さが出せる気がしまして。   それと腰に巻いてウエストバッグのように纏っても良さそうですね。こうするとエプロンのような存在にも見えてくるでしょうか。腰に巻くことでたらりと垂れるショルダーも良い雰囲気を出してくれますし。なんて書きつつ、黒のパンツに合わせてしまったのでわかりづらくて申し訳ないです。   それ以外ではLOOKを参考にもはやバッグとして使う気がないように、首元に巻いたり、頭に巻いても良いかもしれません。いかにもスカーフやバラクラバと言えるでしょうかね。マフラー代わりにもなるこの纏い方、いかにもFujimotoらしいを感じざるを得ないスタイル。 兎にも角にも、バッグでもあり、スカーフでもあり、マフラーでもあり、エプロンでもあり、バラクラバでもある、多才な存在であることは間違いないですね。その時々でいかに身に纏うか考える楽しみをもたらしてくれるはず。ご自由に。 Veiled My Tweed Wrap &...

    いかに

    こんばんは。池田です。 今週の土曜日には友人の結婚式があるんですよね。結婚式を挙げていない友人が多いものの、だんだんと結婚する友人が増えてきている昨今。皆さん結婚できるなんてすごいですね。置いていかれている僕はそんな余裕は一切なし。致し方なし。それにしても最近の結婚式の招待状はLINEで送られてくることにいかにも今どきだな、なんて感じてしまいます。さらにご祝儀もクレジットで支払えるなんて驚き。当日に直接お渡しするなど、参列される方々の手間をいかに減らすことができるのか、という配慮は感謝しかないですね。それでもなんだか味気なく感じてしまうので、僕は当日に直接お渡しすることにしたんですけども。ということで、今週の土曜日は休業日とさせていただきますので、ご了承ください。 いかにも言い訳じみているな、と初手から感じざるを得ない中、今日の営業終了後には先月開催された楽市楽座のお疲れ様会に参加してきます。ご近所のSETAGAYA PARTさんで開催されるので何より楽しみ。ワインバーなのでワインが美味しいのなんの。美味しくてするする飲んでしまうので、いかに酔わずに帰れるかが少し心配なんですけどね。とは言うものの、いかにも二日酔いになりそうな予感。本当に気をつけねば、です。 そんなことを言っているといかにも呑兵衛だと思われてしまいそうな中、本日はFujimotoのVeiled My Tweed Wrap & Bagのご紹介です。いかに身に纏うのか迷うほどの仕上がりかと。 ご紹介が遅れてしまったのには訳がありまして、同じ生地を使ったセットアップもセレクトしていたので、それと同時にご紹介しようと考えていたのですが、ありがたいことにまさかの発売日に即完してしまったんです。このラップバッグは1つだけ生き残っているのでご紹介はできるんですけどね。いかにも言い訳じみていますね。致し方なし。 ということで、こちらのラップバッグは藤本さん渾身とも言えるオリジナルのツイード生地が使われています。これがいかにもFujimotoらしい仕上がり。もはやツイードの域を出てしまったかのような生地感を感じられるかもしれません。 生地感はさることながら、やはりこのもけもけとしたフリンジが良い表情を出してくれていますね。ただ切っただけのようなこのもけもけフリンジもいかにもFujimotoらしいと言えるでしょうか。フリンジがあることで今季のテーマにも繋がるヴェールが表現されているという訳ですね。これまた秀逸。 また、このフリンジも藤本さんご自身が施しており、並々ならぬこだわりが窺えるもの。いかにFujimotoの世界観を作り上げるのか、ということを突き詰めに突き詰めていると感じられますね。たまりませんよ。   そのフリンジからちらりと顔を覗かせるのが台座付きの貝ボタン。台座付きの貝ボタンでもいかにも今季らしさを感じさせますね。流石にわかるかとは思いますが、この貝ボタンで開閉できる仕様になっています。 そしてなんと言っても身に付ける方法、いや身に纏う方法が豊富豊富。なんだか身に纏うという表現の方がしっくりくるんですよね。バッグというよりもアクセサリーの感覚に近いからかもしれません。あくまで僕の個人的見解ですけども。 何はともあれ、いかに身に纏うか迷ってしまうこと必至。このそれぞれ自由に身に纏えるということもいかにもFujimotoらしい点ですよね。毎度書いていますが、LOOKがわかりづらいのなんの。暗めになっていることも相まって、どうなっているのかわからないですが、それで良い、いやそれが良い、といったところ。   まず、最もわかりやすいのはショルダーバッグのように斜め掛けする纏い方でしょうかね。もちろん背面に持っていっても良いのですが、個人的には脇の下あたりだったり、前面にもってきたいな、と。そのほうがバッグとスカーフを行き来するような曖昧さが出せる気がしまして。   それと腰に巻いてウエストバッグのように纏っても良さそうですね。こうするとエプロンのような存在にも見えてくるでしょうか。腰に巻くことでたらりと垂れるショルダーも良い雰囲気を出してくれますし。なんて書きつつ、黒のパンツに合わせてしまったのでわかりづらくて申し訳ないです。   それ以外ではLOOKを参考にもはやバッグとして使う気がないように、首元に巻いたり、頭に巻いても良いかもしれません。いかにもスカーフやバラクラバと言えるでしょうかね。マフラー代わりにもなるこの纏い方、いかにもFujimotoらしいを感じざるを得ないスタイル。 兎にも角にも、バッグでもあり、スカーフでもあり、マフラーでもあり、エプロンでもあり、バラクラバでもある、多才な存在であることは間違いないですね。その時々でいかに身に纏うか考える楽しみをもたらしてくれるはず。ご自由に。 Veiled My Tweed Wrap &...

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    のよう

    より洋服のように。

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  • 偏|24AW style|山内,KUON,satou,Fujimoto,OPPOSE DUALITY,INNAT,YASHIKI,ULTERIOR,POLYPLOID|えん -en-

    偏屈の偏見と偏愛。

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    それでも

    それでも同様に。

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