
あくまで
こんばんは。池田です。
3連休でありつつ、お盆に突入してしまいましたね。
3連休、お盆、と世間ではどこかへ遊びに行く方も多いはずですが、そこはあくまでボロ市通り、非常にのんびりとした時が流れています。
むしろ遊びに行ったり、旅行に行ったり、なんてご近所の方が多いのか、いつもより人出が少ないように感じてしまっているんですよね。
都心や観光地ではなく、あくまで郊外である事実を考えると妙に納得してしまうんですけども。
忙しい雰囲気にならずにあくまでボロ市通りらしいのんびりした雰囲気であるからこそ好きな場所であることもまた事実。
のんびりと新たなアイテムたちと戯れておきます。
連休に盛り上がるのはあくまで先輩方の繁盛店だけなのだろうな、と遠目にしか見えない存在だと感じている中、先日は甥っ子がひとりで実家に泊まりに来ていたり、今週には姪っ子が先に実家に泊まりに来たり、と唯一の夏休みらしさを感じることができそうです。
それでもあくまで通常営業にはなってしまうので、そこまで一緒に過ごす時間が長いわけではないんですけども。
毎日長い時間を過ごすことができないとしても、これまで何度か書いたように夢の国に一緒に行くことは現実的になってきています。
正直なところ数日の連休をいただくことですら避けたい気持ちがあるものの、そこはあくまで夏休みだと自分に言い聞かせて全力で楽しんでこようかと。
その日だけは仕事を忘れていたいですが、おそらく忘れることはできずに考えながら楽しむことになるのでしょうね。
とはいえ、あくまで夢の国、夢を見させていただきます。

たとえ30代目前だとしてもあくまでいち男子として夢の国を楽しみ尽くす、と声高く宣言しながら、本日はULTERIORのMELANGE HERRINGBONE STRIPE 2B JKTのご紹介を。
何かと括られてしまいそうなところでもあくまでもらしさを感じさせてくれる仕上がりの1着かと。
これまでULTERIORのセットアップというと、ダブルブレステッドジャケットを思い浮かべる方も多いかと思いますが、今季は新たに2ボタンのシングルジャケットも仲間入り。
それでもあくまでダブルを継続する姿勢は崩していませんけどね。
ということは、同じ生地でダブルとシングルが展開されるなんて頭を悩ませること必至。
困った困った。
そのダブルについては来月のデリバリーを予定していますが、先出し情報としてあくまでシングルのみをセレクトしていることをお伝えしておきます。
別生地では反対にダブルのみをセレクトしているとか、していないとか。
そちらはまたのお楽しみ、ということで。

というわけで、こちらの後述する生地を採用したジャケットはあくまでシングルのみのセレクトさせていただきました。
それにはもちろん理由がありますので、生地のご紹介とともにお伝えできればと。
このセレクト理由に関しては、あくまで僕の個人的見解であることは避けようもないのでご理解を。
そんな生地については後述することにしまして、まずは新たな展開を見せてくれた2ボタンのシングルジャケットのデザインについて。
こちらのデザインソースとされているのはあくまでアメリカンブレザー。
アメリカンブレザーと聞くとやはり紺ブレを想起されるでしょうかね。

もちろんあくまで紺ブレだと想起させるかもしれませんが、そこはあくまでULTERIOR、それに留まることはありません。
なんて言いつつも、大枠として見てみるとアメリカンブレザーがデザインソースであることに違和感は覚えないかもしれませんね。
それもそのはずで、ULTERIORの多くのアイテムはビンテージなどから要素を取り入れていますし。
それにも関わらず、ビンテージをそのまま踏襲することなくあくまでULTERIORらしさを担保し続けている点が流石のひと言。
こう思わせてくれるのはデザインと生地の両面からであることは間違いないでしょうね。
生地については後述する宣言をしてしまったのでまずはデザインについて。
”アメリカンブレザーをアウトラインとした新型の2Bジャケット。”


上述したようにアイテム説明としては大枠ではアメリカンブレザーとして仕上げられています。
それでも大枠はあくまでアメリカンブレザーなだけであって、比較的深くとられたフロントやフラップポケットを思わせるような箱ポケット、やや長めに設定された着丈、などなど、あくまでアメリカンブレザーではないことを示してくれているデザインだと捉えられるのではないでしょうか。
なんて言いつつも、一見するとあくまでアメリカンブレザーに極めて近しいことは否定できませんけどね。
何はともあれ、あくまでアメリカンブレザーをそのまま踏襲することなく、デザインや設計、サイズ感でアメリカンブレザーそのままだとは思わせない違和感を感じていただけるのではないでしょうか。
このビンテージなどの過去の産物をソースとしつつもあくまでらしさを担保する、このバランスの見極め方はデザイナーの牧さんだからこそなし得ることではないかと。
いや、ビンテージに精通している牧さんにしかなし得ないことでしょうね。

そこに採用されているのがsuper130'sの梳⽑ウールによるヘリンボーンストライプ。
ヘリンボーンストライプともなる、古臭そうであったり、どこか主張が強そうな表情を想起させるでしょうか。
なんて勝手な見解を抱きつつも、あくまで梳⽑ウールの質の良さや無彩色の色味とされることでそうは感じさせない表情に。
もちろんそんな他でも見られそうな仕上がりではなく、そこはあくまでULTERIOR、さらに追い討ちをかけてくれています。
それは異なる色味のTOP糸による杢糸で織り上げることで、なんとも奥ゆかしい表情に仕上がっているんですよね。
あくまでsuper130'sの梳⽑ウールが品を与えつつも、綺麗な状態で保管されていたビンテージのような表情をも思わせるかもしれません。
複数色のTOP糸による杢糸が奥ゆかしさを出してくれていることは間違いないとは思いますが、ただそれだけではない気がしている自分がいます。
というのも、ULTERIOR好きの方ならおわかりかもしれませんが、定番のスウェットでも杢グレーを惜しげもなく使った絶妙な色味を実現しているなど、この絶妙な色味の出し方はあくまで牧さんの杢糸の使い方が大きく作用しているのではないかと。
これもあくまで個人的見解ですが、大きく逸れた見解ではない、はず。

なるほど、それ故の奥ゆかしさなのか、と思っていたところ、これまたあくまでULTERIOR、追い討ちが止むことがなくて困ったものです。
そもそもsuper130'sの梳⽑ウールが採用されている時点で上述したような品や質の良さを感じられるところに、整理加工の段階でハリやコシが生まれる加工を追加。
これが追加されることであくまでシワになりづらい扱いやすさを付与してくれているかと。
この生地感や表情が秋冬ものだとしてもあくまで重さを感じさせない、という個人的な捉え方からより軽やかさのあるシングルのみセレクトした次第。
来月に入荷予定となっている組下とのセットアップとしてはもちろんのこと、あまり気負わずにざっくりと羽織っていただきたいな、なんて思ったり。
カジュアルに振り切ったアイテムに合わせようとも、均衡を保ってくれることは間違いないと思いますので、あまり深く考えすぎずにばさっと羽織ってあげてください。

※onlineでの発売は16日(土)の12時となります。
どうにかしてあくまで自分らしい姿勢を貫き通したくさせる存在と言えそうでしょうかね。
大枠としてはあくまでアメリカンブレザーではあるものの、あくまでそうは感じさせない違和感あるデザインや設計とされ、あくまで個人的見解である奥ゆかしさと軽やかさが共存した表情と生地感によって仕上げられたULTERIORのMELANGE HERRINGBONE STRIPE 2B JKTを是非。
池田