としても|MOSQUITO ANORAK|INNAT 25SS|えん -en-

としても

こんばんは。池田です。

いやはや、今週のONE PIECEも面白すぎましたね。
やはりあの人物の強さたるや。
伝説の海賊の左腕だとしても、おそらく能力は有していないとしても、そこそこの歳だとしてもあの強さですからね。
末恐ろしい。
さらにあの騎士団の2人が新たに現れてしまう事態。
その2人は思いのほか面白要素を感じられたとしても間違いなく強者でしょうね。
どのような能力を有しているのか、どのように魔法陣が錬成されているのか、来週も楽しみで仕方ありません。

だんだんと書くことが尽きてしまっていたとしてもONE PIECEの最新話には助けられたな、と安堵している中、またもやデザイナー交代劇が取り沙汰されていますね。
まだ確定している情報ではないとしても、これまた退任が早いのなんの。
既にここまで情報が出ているということはほとんど確定情報なのでしょうけども。
流石に早すぎるとしてもすぐに業績に繋がらないとなると退任を余儀なくされてしまうんですね。
CEOが変わってしまったことが要因のひとつだとしてもやはり早すぎる気がしてしまいます。
ここ最近の交代劇の話題はそろそろ止むのでしょうか。
直接関係するわけではないので俯瞰するだけなんですけどね。

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関係は直接しないとしても実は楽しんでいる自分がいるな、と実感しながら、本日はINNATのMOSQUITO ANORAKのご紹介を。
抜けていたとしても意外な一面を見せてくれる1着かと。

としても|MOSQUITO ANORAK|INNAT 25SS|えん -en-

こちらはモスキートパーカーと40年代のN-2ミリタリーデッキレインパーカーが掛け合わされた仕上がりとなっています。
掛け合わせているとしてもデザインを合わせているわけではなく、生地をモスキートパーカー、デザインをN-2ミリタリーデッキレインパーカー、といったところ。
となると、そのどちらの存在としても共存しつつも、どちらでもない存在にも昇華していると言えるかもしれません。

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まずはアイテム名にも入っているのでモスキートパーカーの要素から。
モスキートパーカーから取り入れられているのは編み地。
日本でいう蚊帳にも通ずるとしても、あれ、どう見ても蚊から身を守ってくれなそうな。

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というのは一旦置いておき、このニット地は樹脂加工が施されたギマコットン糸と和紙が混ざった糸によるものとなっています。
それをネットのようにボーダーメッシュの編み地に仕上げられたニット地。
ギマコットンと和紙が合わさることで、ざりっとした生地感としても清涼感を得られるかと思います。

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モスキート、蚊、やはりどこからどう見ても蚊から身を守ってくれそうにはありませんね。
むしろ蚊の通り道を作ってくれているのかもしれません。
ただ、蚊から身を守れなかったとしても、これからの刺すように照りつける陽射しや、がんがんの冷房によって極寒と化す室内からは身を守ってくれそうですね。
なんて言いながら、ここまでざっくりとしたメッシュでも身を守ってくれるか心配になっていたり、いなかったり。

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心配していても仕方ないので、続いてデザインについて。
上述したようにN-2ミリタリーデッキレインパーカーがソースとされています。
ソースがN-2ミリタリーデッキレインパーカーだったとしても、メッシュのニット地も相まってそれとは一線を画す仕上がりではないでしょうか。

としても|MOSQUITO ANORAK|INNAT 25SS|えん -en-

そう感じさせるのはN-2ミリタリーデッキレインパーカには本来ないカンガルーポケット。
ここに手を入れたり、物を入れたりしても、まるで隠してくれないですね。
それがINNATらしい抜けた雰囲気としても感じられるかもしれません。
とはいえ、ざっくりメッシュなので、少し重さのある物を入れてしまうと伸びてしまうかもしれませんので、そこはご注意を。

としても|MOSQUITO ANORAK|INNAT 25SS|えん -en-
 
としても|MOSQUITO ANORAK|INNAT 25SS|えん -en-

加えて、そこまで目立った部分ではないかもしれませんが、袖口はカールするように天竺編みとされています。
袖口がきゅっとせずにだらりとしていることもINNATらしい抜けた雰囲気としても感じられるでしょうか。
明らかに長めの袖の設計もそれに拍車をかけているのかもしれませんね。

としても|MOSQUITO ANORAK|INNAT 25SS|えん -en-
 
としても|MOSQUITO ANORAK|INNAT 25SS|えん -en-
きゅっ
 
としても|MOSQUITO ANORAK|INNAT 25SS|えん -en-
ぽわん
 

それとは裏腹に、というわけでもないですが、裾にはドローコードが備わっているので、絞るか否かでシルエットに変化をもたらしてくれます。
絞ってみるとぽわんと丸みを帯びたシルエットになってくれるかと。
一方でやる気が起きない時はそのままだらんとさせていただければ。
どちらだとしても抜けていることに違いはないんですけどね。

としても|MOSQUITO ANORAK|INNAT 25SS|えん -en-
 
としても|MOSQUITO ANORAK|INNAT 25SS|えん -en-
 
としても|MOSQUITO ANORAK|INNAT 25SS|えん -en-

そして色味はORANGE、BEIGE、NAVYの3色。
ORANGEは敬遠しがちな色味だとしても、メッシュ地なら派手派手しくならないので選択肢に入ってくるのではないでしょうか。
BEIGEは最もミリタリーに近いと感じさせるとしても、無骨よりも軽やかさを感じられるかと。
最後にNAVYはメッシュ地の透け透けだとしても、どこか凛とした表情を感じていただけるかもしれません。
それぞれ個性のある表情をしていてどれを選ぶか悩んでしまうとしても、どれだろうと間違いない選択になるはず。

としても|MOSQUITO ANORAK|INNAT 25SS|えん -en-
MOSQUITO ANORAK ORANGE,BEIGE,NAVY ¥46,750 (in tax)

先人のファッションは我慢、というお言葉があったとしても、それに抗う手段を教えてくれているのかもしれません。
ソースのそれぞれの存在として共存しつつもそれとは一線を画す存在に昇華し、さらにミリタリーの掛け合わせだとしてもメッシュ地によって抜けた佇まいに仕上がったINNATのMOSQUITO ANORAKを是非。

池田

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  • 出る|Funaato Knit|YASHIKI 25SS|えん -en-

    出る

    こんばんは。池田です。 先日の『一体』で書いた前職のお手伝いとしてブログなどの更新をしているアーティストさんのまさかの報道を見てしまいました。僕は全くそのアーティストさんのことを存じ上げていなかったのですが、どうやら米国の某大型フェスに出るだけでなくトリに抜擢されたとのこと。まさかそんな大物だったなんて。あからさまに無知ぶりが出ることになってしまいました。それは良しとして、その事実を知ることができるとどれだけ少しであろうと関われていることが嬉しく感じてしまいますね。単純な人間なので一層やる気も出るので、今後も継続してお手伝いさせていただきたいものです。 無知ぶりと単純さが出る人間なんて信用ならないな、と危うい人間だと思われてしまいそうで危機感を覚えている中、まだ衣替えができていないのですが、皆さまは既に衣替えはされたのでしょうか。僕ができていない理由としては、たとえ気温が高くなったとしても店内の方が寒いから。陽が出る陽気だとしても店内には陽射しが入ってこないので、まだ少し冷えていたり、床がコンクリートなので足元が冷えたり、といった具合なんですよね。なので、外に出ると少し暑いぐらいのスタイルにしないと営業中は冷えてしまうので、一見すると季節外れのスタイルをしていると思われても仕方ないことになってしまっています。できるだけ薄めのアイテムをレイヤードして凌いで、季節外れ感を緩和しようとは努力しているのですが、それでも冷えるので季節外れ感が出るのはもう諦めるしかなさそうですね。どうにか季節に合ったスタイルを楽しませていただきたいところ。 春夏のアイテムが揃っている状況でこんなスタイルをしていたら明らかな乖離が出ることになってしまっているな、と自覚を持ちながら、本日はYASHIKIのFunaato Knitのご紹介を。情景の表現に秀逸さが出る上に、懐かしい気持ちも出る仕上がりの1着。 毎度の如く、まずは全体のテーマから。こちらでイメージされているのが『船跡』。その言葉からもわかるかもしれませんが、漁船が港から出る情景が表されています。入荷時にもInstagramの投稿で書きましたが、僕はこのボーダーによる表現が非常に懐かしく感じてしまいました。YASHIKIの初期をご存知の方であれば、もしかしたら僕と同様の感情を抱く方もいらっしゃるかもしれませんね。 Instagram同様におまけとして僕が所有している1着を載せておきます。こちらは15AWのものとなっており、10年選手となるわけですね。流石にへたりが出る生地感とはなってしまっているものの、10年も着ることができているなんて自分でも驚いてしまいます。今となっては主演として出る機会は多くありませんが、久しぶりに主演として出ると懐かしくなってしまうんですよね。とはいえ、ブランド公式のHPなどでも15AWの情報が残されていないため、こちらのアイテム名はわからないんですけども。確か同じだったような気がするのですが、真偽はわからないのでおまけ程度で捉えていただければ。 少し遠回りをしてしまいましたが、ここから本題へ。上述したように『船跡』として港から漁船が次々と出る情景が表現されているわけですが、それを如実に表しているのがボーダーです。このボーダーが表しているのは、港から出る漁船が通ることで生まれる波の筋。 相変わらず上手いこと表現されていますね。漁船とは縁遠い人生ではありますが、そう言われてしまうとそれにしか見えなくなってしまいます。ボーダーのピッチが広くとられていないことから漁船同士が安全を保つために少し離れて走行しているのかもしれません。 それを表現している編み地は鹿の子編みとなっています。黒なのでわかりづらいですが、船跡部分の白ボーダーを見ていただくとぽちぽちとしているのが見て取れるかと。この鹿の子編みで表現しているのが漁船が通った後に出る小さい泡や波。なるほど、細かな鹿の子編みだからこその表現と言えるのでしょうね。 これまでも鹿の子編みでの表現は見られたものの、これほど情景が頭の中に出るように想起できる表現はあまりなかったのではないでしょうか。過去の記憶が残っているわけではないですが、今季のKinkai Collar Vest然り細かな鹿の子編みで表現されていたのは穏やかなほにゃららのようなものが多かった気がするんですよね。気がするだけなので忘却ぶりが出ることに気付いてしまったらこれは見なかったことにしていただけると。 加えて、情景を表現しているわけではないものの、ここ数シーズンで採用されている要素がショルダーのボタン仕様。数シーズン採用されているとはいえ、それ以前は採用されてないシーズンが長かったため、どうしてもこの仕様を見ると懐かしさが滲み出るんですよね。冒頭でも書いた15AWのものにも見られますし、実はこのボタン仕様が初期のYASHIKIの印象が個人的に大きいのかもしれません。確か1番最初に購入したものもショルダーにボタンが付いていたような、付いていなかったような。どれを最初に購入したかの記憶が鮮明に頭の中に出ることはないので、記憶を辿ることはやめておきましょうかね。 記憶を辿ることを諦めまして、それと細かい部分ではあるものの、サイドにはスリットがあしらわれています。スリットは今季は割と多く採用されている要素として挙げられるでしょうね。ここが前面に出るデザインとは言えないものの、すとんと落ちるシルエットをもたらしてくれて軽やかさが出る佇まいになっているかと思います。Kinkai Collar Vestをご紹介した『夢』と同様のことを書いてしまいますが、個人的にはもたついたシルエットも好みではあるものの、多くの方はそれに共感できない気もしてしまうので、喜ばしい要素と言えるのかもしれません。 これまたKinkai Collar Vestをご紹介した『夢』と同様の内容になってしまいますが、そこに採用されているのがインド産のオーガニックコットンです。それを極めて強く強撚を施した糸を使うことで、しゃりっとした生地感が出る仕上がりに。それだけでなくコットンとしては比較的光沢ある表情を作り上げてくれつつ、ややカジュアル寄りの鹿の子編みが掛け合わさることで程良い品が出る存在と言えるでしょうかね。 そしてサイズ感に関しては言わずもがななゆとりをもたせた設計となっています。上述したようにスリットが入ることによってすっきりと軽やかさが出るシルエットをしていますし、わずかながらに感じられる光沢ある表情をした生地感があるので、カジュアル過ぎる印象は受けないかと思います。カジュアル過ぎることはないですし、凛とした端正さが前面に出ることのない、バランスの良さは流石YASHIKIと言えるでしょうね。 Funaato Knit ¥28,600 (in tax) 自身が前面に出ることなく、アイテムたちが表舞台に出るようにしていかないと、と改めて身が引き締まる次第。港から出る漁船による波の筋をボーダーで表現し、さらに鹿の子編みで漁船が通ると出る小さな泡や波をも表した、手が出るには申し分ない仕上がりのYASHIKIのFunaato Knitを是非。 online Instagram

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    こんばんは。池田です。 先日の『一体』で書いた前職のお手伝いとしてブログなどの更新をしているアーティストさんのまさかの報道を見てしまいました。僕は全くそのアーティストさんのことを存じ上げていなかったのですが、どうやら米国の某大型フェスに出るだけでなくトリに抜擢されたとのこと。まさかそんな大物だったなんて。あからさまに無知ぶりが出ることになってしまいました。それは良しとして、その事実を知ることができるとどれだけ少しであろうと関われていることが嬉しく感じてしまいますね。単純な人間なので一層やる気も出るので、今後も継続してお手伝いさせていただきたいものです。 無知ぶりと単純さが出る人間なんて信用ならないな、と危うい人間だと思われてしまいそうで危機感を覚えている中、まだ衣替えができていないのですが、皆さまは既に衣替えはされたのでしょうか。僕ができていない理由としては、たとえ気温が高くなったとしても店内の方が寒いから。陽が出る陽気だとしても店内には陽射しが入ってこないので、まだ少し冷えていたり、床がコンクリートなので足元が冷えたり、といった具合なんですよね。なので、外に出ると少し暑いぐらいのスタイルにしないと営業中は冷えてしまうので、一見すると季節外れのスタイルをしていると思われても仕方ないことになってしまっています。できるだけ薄めのアイテムをレイヤードして凌いで、季節外れ感を緩和しようとは努力しているのですが、それでも冷えるので季節外れ感が出るのはもう諦めるしかなさそうですね。どうにか季節に合ったスタイルを楽しませていただきたいところ。 春夏のアイテムが揃っている状況でこんなスタイルをしていたら明らかな乖離が出ることになってしまっているな、と自覚を持ちながら、本日はYASHIKIのFunaato Knitのご紹介を。情景の表現に秀逸さが出る上に、懐かしい気持ちも出る仕上がりの1着。 毎度の如く、まずは全体のテーマから。こちらでイメージされているのが『船跡』。その言葉からもわかるかもしれませんが、漁船が港から出る情景が表されています。入荷時にもInstagramの投稿で書きましたが、僕はこのボーダーによる表現が非常に懐かしく感じてしまいました。YASHIKIの初期をご存知の方であれば、もしかしたら僕と同様の感情を抱く方もいらっしゃるかもしれませんね。 Instagram同様におまけとして僕が所有している1着を載せておきます。こちらは15AWのものとなっており、10年選手となるわけですね。流石にへたりが出る生地感とはなってしまっているものの、10年も着ることができているなんて自分でも驚いてしまいます。今となっては主演として出る機会は多くありませんが、久しぶりに主演として出ると懐かしくなってしまうんですよね。とはいえ、ブランド公式のHPなどでも15AWの情報が残されていないため、こちらのアイテム名はわからないんですけども。確か同じだったような気がするのですが、真偽はわからないのでおまけ程度で捉えていただければ。 少し遠回りをしてしまいましたが、ここから本題へ。上述したように『船跡』として港から漁船が次々と出る情景が表現されているわけですが、それを如実に表しているのがボーダーです。このボーダーが表しているのは、港から出る漁船が通ることで生まれる波の筋。 相変わらず上手いこと表現されていますね。漁船とは縁遠い人生ではありますが、そう言われてしまうとそれにしか見えなくなってしまいます。ボーダーのピッチが広くとられていないことから漁船同士が安全を保つために少し離れて走行しているのかもしれません。 それを表現している編み地は鹿の子編みとなっています。黒なのでわかりづらいですが、船跡部分の白ボーダーを見ていただくとぽちぽちとしているのが見て取れるかと。この鹿の子編みで表現しているのが漁船が通った後に出る小さい泡や波。なるほど、細かな鹿の子編みだからこその表現と言えるのでしょうね。 これまでも鹿の子編みでの表現は見られたものの、これほど情景が頭の中に出るように想起できる表現はあまりなかったのではないでしょうか。過去の記憶が残っているわけではないですが、今季のKinkai Collar Vest然り細かな鹿の子編みで表現されていたのは穏やかなほにゃららのようなものが多かった気がするんですよね。気がするだけなので忘却ぶりが出ることに気付いてしまったらこれは見なかったことにしていただけると。 加えて、情景を表現しているわけではないものの、ここ数シーズンで採用されている要素がショルダーのボタン仕様。数シーズン採用されているとはいえ、それ以前は採用されてないシーズンが長かったため、どうしてもこの仕様を見ると懐かしさが滲み出るんですよね。冒頭でも書いた15AWのものにも見られますし、実はこのボタン仕様が初期のYASHIKIの印象が個人的に大きいのかもしれません。確か1番最初に購入したものもショルダーにボタンが付いていたような、付いていなかったような。どれを最初に購入したかの記憶が鮮明に頭の中に出ることはないので、記憶を辿ることはやめておきましょうかね。 記憶を辿ることを諦めまして、それと細かい部分ではあるものの、サイドにはスリットがあしらわれています。スリットは今季は割と多く採用されている要素として挙げられるでしょうね。ここが前面に出るデザインとは言えないものの、すとんと落ちるシルエットをもたらしてくれて軽やかさが出る佇まいになっているかと思います。Kinkai Collar Vestをご紹介した『夢』と同様のことを書いてしまいますが、個人的にはもたついたシルエットも好みではあるものの、多くの方はそれに共感できない気もしてしまうので、喜ばしい要素と言えるのかもしれません。 これまたKinkai Collar Vestをご紹介した『夢』と同様の内容になってしまいますが、そこに採用されているのがインド産のオーガニックコットンです。それを極めて強く強撚を施した糸を使うことで、しゃりっとした生地感が出る仕上がりに。それだけでなくコットンとしては比較的光沢ある表情を作り上げてくれつつ、ややカジュアル寄りの鹿の子編みが掛け合わさることで程良い品が出る存在と言えるでしょうかね。 そしてサイズ感に関しては言わずもがななゆとりをもたせた設計となっています。上述したようにスリットが入ることによってすっきりと軽やかさが出るシルエットをしていますし、わずかながらに感じられる光沢ある表情をした生地感があるので、カジュアル過ぎる印象は受けないかと思います。カジュアル過ぎることはないですし、凛とした端正さが前面に出ることのない、バランスの良さは流石YASHIKIと言えるでしょうね。 Funaato Knit ¥28,600 (in tax) 自身が前面に出ることなく、アイテムたちが表舞台に出るようにしていかないと、と改めて身が引き締まる次第。港から出る漁船による波の筋をボーダーで表現し、さらに鹿の子編みで漁船が通ると出る小さな泡や波をも表した、手が出るには申し分ない仕上がりのYASHIKIのFunaato Knitを是非。 online Instagram

  • 挙|Dia Trousers|Fujimoto 25SS|えん -en-

    枚挙にいとまがない。

    枚挙にいとまがない。

  • こそ|強撚コットンローブ・ショートスリーブシャツ・有松絞り|山内 25SS|えん -en-

    からこそ

    だからこそ。

    からこそ

    だからこそ。

  • 夢|Kinkai Collar Vest|YASHIKI 25SS|えん -en-

    無我夢中。

    無我夢中。

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