挙|Dia Trousers|Fujimoto 25SS|えん -en-

こんばんは。池田です。

何やら某国の関税措置が凄まじいことになっていますね。
それが報じられてからと言うものの、関連の報道が枚挙にいとまがないですし。
僕はお米の国との取引などはないので直接的には影響はなさそうではありますが、何かしらで関わっている企業などからしたらかなりの痛手ですよね。
そもそも経済状況が良いとは言えない現状で、さらに挙げ句の果てにあれほどの関税が課されてしまってはどうしようもないと憂いてしまったり。
さらにさらに対抗措置を行われたり、株価が大幅に下落したり、本当にどうしようもないですね。
困ったものです。

あの方の一挙手一投足には目が離せないな、とまるで経済に詳しそうな素振りを見せている中、今週のONE PIECEも相変わらずの面白さでしたね。
案の定ONE PIECEの話題を挙げてしまっていますが、もう恒例行事のようにしていこうかと。
ということで、今週の内容としてはあの人物とあの人物との繋がりがあったことが驚きのひとつとして挙げられそうでしょうか。
まだ子供だったとはいえ、憧れを抱いていたとすると一味とは仲違いになってしまいそうな気も。
もしくはあの人物らしさを見出して関係性を深めていくのか。
もちろんそんなことはわかりませんが、悪い人物とは思えない、というよりも非常に魅力ある人物だと感じる描かれ方なので、一味との関係性を深めたいと挙手していただきたいところ。
性格は合っていそうですしね。

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挙げ句の果てには毎回ONE PIECEについて書き始めるかもな、と阻止せねばならないことを考え始めながら、本日はFujimotoのDia Trousersのご紹介を。
相変わらず世界観が枚挙にいとまがなく落とし込まれた仕上がりかと。

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こちらで何よりの特徴はダイヤ柄を模したようなカーゴポケットが挙げられるでしょうか。
そのダイヤ柄は今季の他のアイテムでも落とし込まれているある種の象徴とも言えるのかもしれませんね。
以前ご紹介したSilk/Cotton Gisya No Collar Jacketでもダイヤ柄が採用されていました。

Silk/Cotton Gisya No Collar Jacketをご紹介した『寄せ』でも書いたのですが、ダイヤ柄を落とし込んだ背景は、展示会での僕の日本語になっていないメモが残されてしまっているため、確実な内容とは言えないのでご了承ください。
今季のテーマでもあるあるがままの姿を見せることを踏襲する形で挙動不審になることのないように先にお伝えさせていただきました。
あながち大きく逸脱しているわけではないと思いますが、不安は拭いきれないのでご理解いただければと思います。

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誤りを恐れずに書いていこう、と吹っ切れることにしまして、何故ダイヤ柄が落とし込まれているのか。
それは今季のコレクション製作中に行われていた都知事選挙が関係しており、その期間中に藤本さんのご友人の方やお知り合いの方などがInstagramのストーリーズに選挙についての投稿をよく見られたとのこと。
その状況が某大統領のように世間が染められていると感じられたことから、彼の名前を関連させてあのゲームから採用されています。
真偽はわからないので検挙されても仕方ないですね。

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検挙されなかったところで、上述したダイヤ柄を模したカーゴポケットは所謂カーゴポケットを45度傾けたような仕様となっています。
もちろんただ四角のカーゴポケットを傾けているわけではなく、ダイヤ柄を踏襲したデザインに。
それ故に縦長に見えることが印象として挙げられるでしょうか。
実際はそこまで縦長ではないんですけどね。

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Fujimotoの枚挙にいとまがないデザインをした他のアイテムと比較するとシンプルなのでは、と感じるかもしれませんが、もちろんそれだけには留まりません。
それは採用されている生地が挙げられるかと思います。
既にお気付きですよね。
そう、前後で縮率が異なる生地を切り替えられているんです。

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前後とは言ったものの、サイドに配されたカーゴポケットは単一の生地なので、前後ではっきり分けれているわけではありません。
ポケット部分まで切り替えられていたり、サイドは挙動不審かの如くじぐざぐと切り替えられているので、もはや前後という表現には留まらないでしょうか。
だからと言ってどう表現すれば良いものか思い浮かばない現実は受け止めておくことにします。

という前後で異なる生地のフロントは空軍で用いられる生地を採用。
こちらはコットン100%となっており、空軍が挙げられているだけあってしっかりめな生地感となっています。
しっかりめではあるものの、厚手なわけではないのでこれからの時期も適した生地ではないかと。

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一方の背面ではコットンとウール、ポリエステルの混紡生地が採用されています。
こちらはウールなども混紡されていることでフロントに反して柔らかさのある生地感に。
表情としても密なしっかりめのフロントと比較すると、甘めな生地感を感じていただけるかと思います。

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この前後で縮率に差をつけることによって、人間の二面性を表しているのかもしれません。
あるがままの姿を見せようと思ったとしても、表面上で全てを見せることができず、裏の顔を列挙してしまうこともあるでしょうしね。
全てを曝け出すことなんてことはできない、と藤本さんから示唆されているのでしょうか。
これまた真偽はわからないので検挙されてしまっても仕方ないですね。

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ここでも検挙されず安心したところで、シルエットについて。
シルエットとしてはスキニーとまではいかないものの、かなり細めな設計とされています。
基本的に極太なものを選びがちなのでこの細さは珍しいと思われるかもしれませんが、ことFujimotoとなるとその世界観を表現する要素として、こういった細身のものも挙げられるのではないでしょうか。
挙げ句の果てには細身のものはFujimotoでしか選んでいないのではないか、なんて思ったりもしてしまいますね。
僕でも細身を穿きたいと思わせてくれる仕上がりに歓喜。

挙|Dia Trousers|Fujimoto 25SS|えん -en-
Dia Trousers ¥46,200 (in tax)

いの一番に候補として挙がる存在になり得たい、と思わせてくれる存在でしょうかね。
社会的現象とも言える都知事選挙からの繋がりによって落とし込まれたダイヤ柄をカーゴポケットに採用し、裏の顔も列挙する二面性を表したかのような前後で生地を切り替えることで、Fujimotoとしての世界観が枚挙にいとまがない仕上がりとなったDia Trousersを是非。

池田

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