含め|SILKY SOFT TWILL O/C SHIRT|ULTERIOR 25SS|えん -en-

含め

こんばんは。池田です。

先日も書いた某国の関税戦争、もう振り回されすぎていますね。
発動されたと思いきやすぐに停止措置、株価が急落したと思いきや急上昇、と思いきや急落。
僕はほとんど無関係だということも含めて俯瞰していますが、ここまで世界全体が振り回されてしまうと何かしら影響が及んできてしまう不安に駆られたり。
こういった経済の知識があるわけではないので、何か対策をしておく必要なのかさえわからないんですけどね。
どうにか影響が及んでこないように関税を含めて情勢が落ち着いていただきたいな、なんて。

某国ブランドのお取り扱いを含めなくて良かったな、と検討すらしていなかったことに安心している中、それに負けず劣らず騒がせている芸能界。
その内容は異なれど、多方面で様々な報道が叫ばれていますね。
特に関心があるわけではありませんが、これまで多くの問題を含めた報道を流すニュースを見せられてしまっては気になってしまっても仕方ないこと。
もちろんこれまでも様々な報道を見てはきましたが、これほど頻繁に良くない報道を含めたことはあまりなかったような気がしてしまいます。
このような状態になったのはメディアの調査がより本格化したのか、内部からの告発が増加したのか、そんなことは知る由もありませんが、これらの報道を見ていても良い気持ちがしないですし、上述した関税含めて好感をもてる情報が増えることを願っておきましょうかね。

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良いとは思えない情勢を心に含めずに楽しい過ごし方をしていこうか、と見てみぬふりをしながら、本日はULTERIORのSILKY SOFT TWILL O/C SHIRTのご紹介を。
魅力ある要素が含めに含められた仕上がりの1着かと。

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こちらはミリタリーウェアがソースの大ぶりなフラップポケットが印象的なオープンカラーシャツとなっています。
フラップポケットが備わったシャツは数あれど、2つのボタンを含めたフラップポケットともなると存在感ある佇まいをしていますね。
それでいてごてごてした印象を受けないあたりが流石のバランスと言えるのではないでしょうか。

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そう感じさせる要因としてはこのボタンにあるかと思います。
前立て部分も含めて小ぶりで光沢あるボタンに品を感じさせるからこそと言えるのではないでしょうか。
品を感じさせつつもずけずけと前面に出ることなく、半歩引いた立ち回りをしてくれている点にもバランスの高さを窺えますね。

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上述したようにミリタリーウェアの要素を含めた仕上がりでありつつも、採用したボタンも相まって無骨過ぎる雰囲気は感じられないでしょうかね。
そう感じさせる要因としてやはり生地も見逃せません。
ULTERIORのアイテムでは採用する生地がたまらないことは言わずもがなですけども。

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こちらで採用されているのがコットンとシルクの混紡生地。
極めて細いコットンの糸とコットンシルクの糸を含めて織り上げられたツイル地となっています。
もちろんただ織り上げられているわけではなく、それを柔らかく織り上げることでしなやかさや膨らみも感じさせる生地感に仕上がっているかと。

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さらに経糸と緯糸の両者が単糸となっているため、織り上げるには高い技術を有するものとなっています。
それだけに繊細な生地となり、縫製も含めてULTERIORだからこそ実現した仕上がりと言えるのかもしれません。
こういった面でULTERIORの凄みの真髄を感じ取れるのでしょうね。

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また、シルクを含めた生地とされることで光沢のある表情を感じられるかと。
この表情こそ無骨さを感じさせない最大の要因かもしれません。
ミリタリー要素に品のある生地をのせている、というよりも、品のある生地にミリタリー要素をそっとのせている、と言えるでしょうか。
全く伝わっている気がしませんが、ミリタリー要素が前面に出ているわけではないということで。

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表情として品を感じさせるわけではもちろんありません。
それはドレープが効いた落ち感を含めた仕上がりであるからこそ。
この綺麗な落ち感のある佇まいを見るととてもミリタリー要素を取り入れているとは感じさせませんよね。
ポケットが見えている時点でそれは言い過ぎだと思われてしまうかもしれませんけども。

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それは気にしないことにしまして、シルエットとしてはボックスシルエットの設計となっています。
ゆとりがあることやしなやかな生地感も含めて空気を纏っているかのような感覚を持っていただけるかもしれません。
それでも大き過ぎることなく程良いサイズ感に仕上がっているのではないでしょうか。

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そして色味としてはOFF WHITEとBLACKの2色。
OFF WHITEは軽やかな生地感も含めて清涼感をより感じさせるでしょうか。
一方のBLACKは軽やかさがあると同時に、ミリタリー要素のフラップポケットを含めると心地良い重厚さのある佇まいになっているかもしれません。
どちらも合わせやすいことを含めて考えると間違いなく頭を悩ませるでしょうけど、それがひとつの楽しみでもあるので、時間をかけて悩んでいただければ。

含め|SILKY SOFT TWILL O/C SHIRT|ULTERIOR 25SS|えん -en-
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SILKY SOFT TWILL O/C SHIRT OFF WHITE,BLACK ¥35,200 (in tax)

品、綺麗な落ち感、しなやかさ、軽やかさ、それらを含めたコットンシルクを採用し、光沢あるボタンを含めたミリタリー要素のフラップポケットを備えたULTERIORのSILKY SOFT TWILL O/C SHIRTを是非。

池田

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    含めることでの良さ。

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    出る

    こんばんは。池田です。 先日の『一体』で書いた前職のお手伝いとしてブログなどの更新をしているアーティストさんのまさかの報道を見てしまいました。僕は全くそのアーティストさんのことを存じ上げていなかったのですが、どうやら米国の某大型フェスに出るだけでなくトリに抜擢されたとのこと。まさかそんな大物だったなんて。あからさまに無知ぶりが出ることになってしまいました。それは良しとして、その事実を知ることができるとどれだけ少しであろうと関われていることが嬉しく感じてしまいますね。単純な人間なので一層やる気も出るので、今後も継続してお手伝いさせていただきたいものです。 無知ぶりと単純さが出る人間なんて信用ならないな、と危うい人間だと思われてしまいそうで危機感を覚えている中、まだ衣替えができていないのですが、皆さまは既に衣替えはされたのでしょうか。僕ができていない理由としては、たとえ気温が高くなったとしても店内の方が寒いから。陽が出る陽気だとしても店内には陽射しが入ってこないので、まだ少し冷えていたり、床がコンクリートなので足元が冷えたり、といった具合なんですよね。なので、外に出ると少し暑いぐらいのスタイルにしないと営業中は冷えてしまうので、一見すると季節外れのスタイルをしていると思われても仕方ないことになってしまっています。できるだけ薄めのアイテムをレイヤードして凌いで、季節外れ感を緩和しようとは努力しているのですが、それでも冷えるので季節外れ感が出るのはもう諦めるしかなさそうですね。どうにか季節に合ったスタイルを楽しませていただきたいところ。 春夏のアイテムが揃っている状況でこんなスタイルをしていたら明らかな乖離が出ることになってしまっているな、と自覚を持ちながら、本日はYASHIKIのFunaato Knitのご紹介を。情景の表現に秀逸さが出る上に、懐かしい気持ちも出る仕上がりの1着。 毎度の如く、まずは全体のテーマから。こちらでイメージされているのが『船跡』。その言葉からもわかるかもしれませんが、漁船が港から出る情景が表されています。入荷時にもInstagramの投稿で書きましたが、僕はこのボーダーによる表現が非常に懐かしく感じてしまいました。YASHIKIの初期をご存知の方であれば、もしかしたら僕と同様の感情を抱く方もいらっしゃるかもしれませんね。 Instagram同様におまけとして僕が所有している1着を載せておきます。こちらは15AWのものとなっており、10年選手となるわけですね。流石にへたりが出る生地感とはなってしまっているものの、10年も着ることができているなんて自分でも驚いてしまいます。今となっては主演として出る機会は多くありませんが、久しぶりに主演として出ると懐かしくなってしまうんですよね。とはいえ、ブランド公式のHPなどでも15AWの情報が残されていないため、こちらのアイテム名はわからないんですけども。確か同じだったような気がするのですが、真偽はわからないのでおまけ程度で捉えていただければ。 少し遠回りをしてしまいましたが、ここから本題へ。上述したように『船跡』として港から漁船が次々と出る情景が表現されているわけですが、それを如実に表しているのがボーダーです。このボーダーが表しているのは、港から出る漁船が通ることで生まれる波の筋。 相変わらず上手いこと表現されていますね。漁船とは縁遠い人生ではありますが、そう言われてしまうとそれにしか見えなくなってしまいます。ボーダーのピッチが広くとられていないことから漁船同士が安全を保つために少し離れて走行しているのかもしれません。 それを表現している編み地は鹿の子編みとなっています。黒なのでわかりづらいですが、船跡部分の白ボーダーを見ていただくとぽちぽちとしているのが見て取れるかと。この鹿の子編みで表現しているのが漁船が通った後に出る小さい泡や波。なるほど、細かな鹿の子編みだからこその表現と言えるのでしょうね。 これまでも鹿の子編みでの表現は見られたものの、これほど情景が頭の中に出るように想起できる表現はあまりなかったのではないでしょうか。過去の記憶が残っているわけではないですが、今季のKinkai Collar Vest然り細かな鹿の子編みで表現されていたのは穏やかなほにゃららのようなものが多かった気がするんですよね。気がするだけなので忘却ぶりが出ることに気付いてしまったらこれは見なかったことにしていただけると。 加えて、情景を表現しているわけではないものの、ここ数シーズンで採用されている要素がショルダーのボタン仕様。数シーズン採用されているとはいえ、それ以前は採用されてないシーズンが長かったため、どうしてもこの仕様を見ると懐かしさが滲み出るんですよね。冒頭でも書いた15AWのものにも見られますし、実はこのボタン仕様が初期のYASHIKIの印象が個人的に大きいのかもしれません。確か1番最初に購入したものもショルダーにボタンが付いていたような、付いていなかったような。どれを最初に購入したかの記憶が鮮明に頭の中に出ることはないので、記憶を辿ることはやめておきましょうかね。 記憶を辿ることを諦めまして、それと細かい部分ではあるものの、サイドにはスリットがあしらわれています。スリットは今季は割と多く採用されている要素として挙げられるでしょうね。ここが前面に出るデザインとは言えないものの、すとんと落ちるシルエットをもたらしてくれて軽やかさが出る佇まいになっているかと思います。Kinkai Collar Vestをご紹介した『夢』と同様のことを書いてしまいますが、個人的にはもたついたシルエットも好みではあるものの、多くの方はそれに共感できない気もしてしまうので、喜ばしい要素と言えるのかもしれません。 これまたKinkai Collar Vestをご紹介した『夢』と同様の内容になってしまいますが、そこに採用されているのがインド産のオーガニックコットンです。それを極めて強く強撚を施した糸を使うことで、しゃりっとした生地感が出る仕上がりに。それだけでなくコットンとしては比較的光沢ある表情を作り上げてくれつつ、ややカジュアル寄りの鹿の子編みが掛け合わさることで程良い品が出る存在と言えるでしょうかね。 そしてサイズ感に関しては言わずもがななゆとりをもたせた設計となっています。上述したようにスリットが入ることによってすっきりと軽やかさが出るシルエットをしていますし、わずかながらに感じられる光沢ある表情をした生地感があるので、カジュアル過ぎる印象は受けないかと思います。カジュアル過ぎることはないですし、凛とした端正さが前面に出ることのない、バランスの良さは流石YASHIKIと言えるでしょうね。 Funaato Knit ¥28,600 (in tax) 自身が前面に出ることなく、アイテムたちが表舞台に出るようにしていかないと、と改めて身が引き締まる次第。港から出る漁船による波の筋をボーダーで表現し、さらに鹿の子編みで漁船が通ると出る小さな泡や波をも表した、手が出るには申し分ない仕上がりのYASHIKIのFunaato Knitを是非。 online Instagram

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    こんばんは。池田です。 先日の『一体』で書いた前職のお手伝いとしてブログなどの更新をしているアーティストさんのまさかの報道を見てしまいました。僕は全くそのアーティストさんのことを存じ上げていなかったのですが、どうやら米国の某大型フェスに出るだけでなくトリに抜擢されたとのこと。まさかそんな大物だったなんて。あからさまに無知ぶりが出ることになってしまいました。それは良しとして、その事実を知ることができるとどれだけ少しであろうと関われていることが嬉しく感じてしまいますね。単純な人間なので一層やる気も出るので、今後も継続してお手伝いさせていただきたいものです。 無知ぶりと単純さが出る人間なんて信用ならないな、と危うい人間だと思われてしまいそうで危機感を覚えている中、まだ衣替えができていないのですが、皆さまは既に衣替えはされたのでしょうか。僕ができていない理由としては、たとえ気温が高くなったとしても店内の方が寒いから。陽が出る陽気だとしても店内には陽射しが入ってこないので、まだ少し冷えていたり、床がコンクリートなので足元が冷えたり、といった具合なんですよね。なので、外に出ると少し暑いぐらいのスタイルにしないと営業中は冷えてしまうので、一見すると季節外れのスタイルをしていると思われても仕方ないことになってしまっています。できるだけ薄めのアイテムをレイヤードして凌いで、季節外れ感を緩和しようとは努力しているのですが、それでも冷えるので季節外れ感が出るのはもう諦めるしかなさそうですね。どうにか季節に合ったスタイルを楽しませていただきたいところ。 春夏のアイテムが揃っている状況でこんなスタイルをしていたら明らかな乖離が出ることになってしまっているな、と自覚を持ちながら、本日はYASHIKIのFunaato Knitのご紹介を。情景の表現に秀逸さが出る上に、懐かしい気持ちも出る仕上がりの1着。 毎度の如く、まずは全体のテーマから。こちらでイメージされているのが『船跡』。その言葉からもわかるかもしれませんが、漁船が港から出る情景が表されています。入荷時にもInstagramの投稿で書きましたが、僕はこのボーダーによる表現が非常に懐かしく感じてしまいました。YASHIKIの初期をご存知の方であれば、もしかしたら僕と同様の感情を抱く方もいらっしゃるかもしれませんね。 Instagram同様におまけとして僕が所有している1着を載せておきます。こちらは15AWのものとなっており、10年選手となるわけですね。流石にへたりが出る生地感とはなってしまっているものの、10年も着ることができているなんて自分でも驚いてしまいます。今となっては主演として出る機会は多くありませんが、久しぶりに主演として出ると懐かしくなってしまうんですよね。とはいえ、ブランド公式のHPなどでも15AWの情報が残されていないため、こちらのアイテム名はわからないんですけども。確か同じだったような気がするのですが、真偽はわからないのでおまけ程度で捉えていただければ。 少し遠回りをしてしまいましたが、ここから本題へ。上述したように『船跡』として港から漁船が次々と出る情景が表現されているわけですが、それを如実に表しているのがボーダーです。このボーダーが表しているのは、港から出る漁船が通ることで生まれる波の筋。 相変わらず上手いこと表現されていますね。漁船とは縁遠い人生ではありますが、そう言われてしまうとそれにしか見えなくなってしまいます。ボーダーのピッチが広くとられていないことから漁船同士が安全を保つために少し離れて走行しているのかもしれません。 それを表現している編み地は鹿の子編みとなっています。黒なのでわかりづらいですが、船跡部分の白ボーダーを見ていただくとぽちぽちとしているのが見て取れるかと。この鹿の子編みで表現しているのが漁船が通った後に出る小さい泡や波。なるほど、細かな鹿の子編みだからこその表現と言えるのでしょうね。 これまでも鹿の子編みでの表現は見られたものの、これほど情景が頭の中に出るように想起できる表現はあまりなかったのではないでしょうか。過去の記憶が残っているわけではないですが、今季のKinkai Collar Vest然り細かな鹿の子編みで表現されていたのは穏やかなほにゃららのようなものが多かった気がするんですよね。気がするだけなので忘却ぶりが出ることに気付いてしまったらこれは見なかったことにしていただけると。 加えて、情景を表現しているわけではないものの、ここ数シーズンで採用されている要素がショルダーのボタン仕様。数シーズン採用されているとはいえ、それ以前は採用されてないシーズンが長かったため、どうしてもこの仕様を見ると懐かしさが滲み出るんですよね。冒頭でも書いた15AWのものにも見られますし、実はこのボタン仕様が初期のYASHIKIの印象が個人的に大きいのかもしれません。確か1番最初に購入したものもショルダーにボタンが付いていたような、付いていなかったような。どれを最初に購入したかの記憶が鮮明に頭の中に出ることはないので、記憶を辿ることはやめておきましょうかね。 記憶を辿ることを諦めまして、それと細かい部分ではあるものの、サイドにはスリットがあしらわれています。スリットは今季は割と多く採用されている要素として挙げられるでしょうね。ここが前面に出るデザインとは言えないものの、すとんと落ちるシルエットをもたらしてくれて軽やかさが出る佇まいになっているかと思います。Kinkai Collar Vestをご紹介した『夢』と同様のことを書いてしまいますが、個人的にはもたついたシルエットも好みではあるものの、多くの方はそれに共感できない気もしてしまうので、喜ばしい要素と言えるのかもしれません。 これまたKinkai Collar Vestをご紹介した『夢』と同様の内容になってしまいますが、そこに採用されているのがインド産のオーガニックコットンです。それを極めて強く強撚を施した糸を使うことで、しゃりっとした生地感が出る仕上がりに。それだけでなくコットンとしては比較的光沢ある表情を作り上げてくれつつ、ややカジュアル寄りの鹿の子編みが掛け合わさることで程良い品が出る存在と言えるでしょうかね。 そしてサイズ感に関しては言わずもがななゆとりをもたせた設計となっています。上述したようにスリットが入ることによってすっきりと軽やかさが出るシルエットをしていますし、わずかながらに感じられる光沢ある表情をした生地感があるので、カジュアル過ぎる印象は受けないかと思います。カジュアル過ぎることはないですし、凛とした端正さが前面に出ることのない、バランスの良さは流石YASHIKIと言えるでしょうね。 Funaato Knit ¥28,600 (in tax) 自身が前面に出ることなく、アイテムたちが表舞台に出るようにしていかないと、と改めて身が引き締まる次第。港から出る漁船による波の筋をボーダーで表現し、さらに鹿の子編みで漁船が通ると出る小さな泡や波をも表した、手が出るには申し分ない仕上がりのYASHIKIのFunaato Knitを是非。 online Instagram

  • 挙|Dia Trousers|Fujimoto 25SS|えん -en-

    枚挙にいとまがない。

    枚挙にいとまがない。

  • こそ|強撚コットンローブ・ショートスリーブシャツ・有松絞り|山内 25SS|えん -en-

    からこそ

    だからこそ。

    からこそ

    だからこそ。

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