スクラップジャンプスーツ
スクラップジャンプスーツ
25ssのデザインスタート時からツナギを作りたいと漠然と頭に浮かんでいた。
なぜかは分からないが、無性に作りたくなったアイテムで、楽しみながらデザインに取り掛かることができた。
頭でイメージしながら絵を描き進めるデザインは、⼦供が⽩い紙に⾃由に絵を描く感覚に似ている。
そのデザインをもとにトワルを組みながら現実のサイズ感に落とし込んでいく。
思った以上にここにスペースが無いのだとか、思った以上に⼨法が⾜りないのだとかを認識しながら進める作業は、アトリエを持つ山内の強みでもある。
ブランドの提案するジャンプスーツでありながら、⼭内らしくファッションアイテムに寄りすぎない丁度良いバランスを⽬指しデザインしている。
要所要所のディティールはしっかりと機能を発揮し、作り込みに関しては今期のアイテムの中で群を抜いている。
material
表地:mix
山内が年2回コレクションを発表し15年強が経つ。
毎シーズン新たに試作をしていく⽣地や、コレクションで使⽤している⽣地量は多く、種類も多岐にわたる。
また、⽣地製作には最低ロットがあり、コレクションオーダーによっては、かなりのメーター数が残ってしまう現状がある。
それは世界のアパレル業界ではどこも等しく、その在庫となってしまった⽣地を、廃棄している事実もある。
その量は膨⼤で、⼤きな社会問題ともいえる。
ものづくりに関わる以上、全てのロスをなくす事は難しいとは認識しているが、せっかく原料から紡績、設計織り、を真剣に取り組んでいただいた⽅々の⽣地を破棄する事は考えられない。
⼭内で使⽤している⽣地は、全てが思いの詰まったテキスタイル。
その数あるストック⽣地で、新たな使⽤機会として考え取り組んだシリーズとなっている。
⽣地の状態で加⼯、染めの⼯程を加え新たなテキスタイルに変化させ、その多種にわたる⽣地を使い、洋服の各パーツにランダムに振り分け裁断し、組み上げていく。
このシリーズでも洋服にしてから加⼯する「製品加⼯」ではなく、⽣地の状態での「⽣地加⼯」までで留め、⼭内の縫製技術で丁寧に仕⽴てている。
⼀点⼀点違った表情を⾒せるパッチワークのようなアイテムだが、同じ⾊⽬の⽣地を集め、⼭内らしくカジュアルになりすぎない様意識している。
スクラップシリーズは、従来の量産よりも時間をかけ製作を⾏うことで、より付加価値を加え、⼿間暇かけて仕⽴てることで、より⼀層特別な⼀着として提案している。
4:着丈 55 / 肩幅 52 / 胸囲 123 / 袖丈 63.2 / ウエスト 115 / 股上 31 / 股下 74 / 裾回り50
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