のよう|1-Tack Wide Trousers|SAYATOMO 24AW|えん -en-

のよう

こんばんは。池田です。

何やら明日からぐっと気温が下がるみたいですね。
ようやく本格的な冬のような気候になりそうです。
昨日はやたらと気温が高く、まるで夏の終わりのような気温だったので、気温差が激しすぎますね。
となると、いよいよ秋がなくなってしまうのではないか、と心配になってしまいます。
二季になってしまうのは寂しいもの。
季節としては秋が最も好きなのでもう少し秋を感じていたかったことが本音。
困ったものです。

このように春もなくなってしまうのか、と一抹の不安を覚えている中、実は新たな取り組みのようなことを始めてみました。
流石にブランドとまでは言えませんが、趣味でやっていたことをせっかくならブランドのように運営してみようかと思いまして。
特に利益を出そうとは考えていない、というよりも出せるはずもないので、趣味の延長線上のようなものなんですけどね。
今のところ瓢箪の作品のみではありますが、それだけに留まらずにそこから何か派生したものもできたらと画策中。
万が一、万が一にもご興味がある方がいらっしゃいましたら、Instagramのアカウントをフォロー、ご覧いただけると泣いて喜びます。
号泣するかのように喜ぶこと間違いなし。
『ひょうねん』

のよう|1-Tack Wide Trousers|SAYATOMO 24AW|えん -en-

職人やアーティストのような次元ではありませんので、と念を押しながら、本日はSAYATOMOの1-Tack Wide Trousersのご紹介を。
これまでのSAYATOMOではないかのような仕上がりです。

のよう|1-Tack Wide Trousers|SAYATOMO 24AW|えん -en-

SAYATOMOとしてデザインが刷新されることはこれまでにもありましたが、ここまでの大幅な刷新はブランドが始まって以来、初と言えるかもしれません。
これまでのSAYATOMOといえば、ウエストの帯のようなデザインや持ち出し、サイドのアジャスターなどが特徴的でした。
デザインとしては和服のような要素が入った魅力あるものではあったのですが、正直なところ、細身でウエストをぎゅっと絞らないといけないと良いシルエットが出なかったんですよね。
かくいう僕もそのひとりで、そこだけは許容するほかありませんでした。
悪かったわけではもちろんないんですけどね。

のよう|1-Tack Wide Trousers|SAYATOMO 24AW|えん -en-

ということで、これまでの特徴的なデザインを一切排除するかのように、大幅にデザインが刷新された今季。
ここまでの大幅な刷新には潔さを感じられるとともに、その決断にはある種の勇気が必要ですよね。
あの特徴的なデザインに魅力を感じていた方に離れられてしまう可能性もありますし。

のよう|1-Tack Wide Trousers|SAYATOMO 24AW|えん -en-

そうなってしまうことは致し方なしですが、何よりこれまで以上に穿きやすい仕上がりになっているのではないでしょうか。
和服のような要素がなくなり、より洋服らしさが増したと言いますか。
いや、紛うことなき洋服ですね。

のよう|1-Tack Wide Trousers|SAYATOMO 24AW|えん -en-

至極シンプルに刷新されたかのようなトラウザーズは、やはり穿きやすさ、合わせやすさは言わずもがな、といったところでしょうか。
分け隔てなく良い関係性を築いてくれる懐の深さを持ち合わせているかのよう。
というより、確実に持ち合わせていますね。

のよう|1-Tack Wide Trousers|SAYATOMO 24AW|えん -en-
 
のよう|1-Tack Wide Trousers|SAYATOMO 24AW|えん -en-

デザイン自体は至極シンプルに刷新したとはいえ、シルエットの良さは引き続き。
場合によっては良いシルエットを描けなかったこれまでよりも良くなったとも言えるかもしれません。
太すぎない程度の程良い太さに、膝からかなり緩くテーパードしたシルエット。
テーパードはかなり緩めなので、もはやワイドストレートのような感覚に近いかと。

のよう|1-Tack Wide Trousers|SAYATOMO 24AW|えん -en-

そこに採用された生地がT/R素材。
このT/R素材、ウールのように見えませんかね。
展示会で初めて見た時はもちろん、その半年後の入荷時もウールだと勘違いしてしまったんですよね。
そう感じられるほど、艶やかさと柔らかさを兼ね備えた生地感を感じていただけるはず。
もしかしたら真冬は寒さを覚えてしまうかもしれませんが、そうであるが故に春先まで穿いていただけるかもしれません。

のよう|1-Tack Wide Trousers|SAYATOMO 24AW|えん -en-
 
のよう|1-Tack Wide Trousers|SAYATOMO 24AW|えん -en-

そして色味はNAVY STRIPEとBLACKの2色。
GRAY CHECKもセレクトしていたのですが、残念ながら早々に完売。
NAVY STRIPEはより品性の高さが窺えるかのような佇まいで、一方のBLACKは寡黙でありながら常に安心感を与えてくれるかのような佇まい。
どちらも間違いのない色味なので迷ってしまうこと必至でしょうね。

のよう|1-Tack Wide Trousers|SAYATOMO 24AW|えん -en-
1-Tack Wide Trousers NAVY STRIPE,BLACK ¥36,850 (in tax)
※GRAY CHECKは完売しております。

がらっと大きく変える変革のようなことも時には必要になるのかもな、とその背中を見て感じてしまいますね。
より洋服としての立ち位置に近付いたかのような大幅な刷新によって、これまで以上に穿きやすさと合わせやすさが増して良い関係性を築いてくれるかのようなSAYATOMOの1-Tack Wide Trousersを是非。

池田

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  • いかに|Veiled My Tweed Wrap & Bag|Fujimoto 24AW|えん -en-

    いかに

    こんばんは。池田です。 今週の土曜日には友人の結婚式があるんですよね。結婚式を挙げていない友人が多いものの、だんだんと結婚する友人が増えてきている昨今。皆さん結婚できるなんてすごいですね。置いていかれている僕はそんな余裕は一切なし。致し方なし。それにしても最近の結婚式の招待状はLINEで送られてくることにいかにも今どきだな、なんて感じてしまいます。さらにご祝儀もクレジットで支払えるなんて驚き。当日に直接お渡しするなど、参列される方々の手間をいかに減らすことができるのか、という配慮は感謝しかないですね。それでもなんだか味気なく感じてしまうので、僕は当日に直接お渡しすることにしたんですけども。ということで、今週の土曜日は休業日とさせていただきますので、ご了承ください。 いかにも言い訳じみているな、と初手から感じざるを得ない中、今日の営業終了後には先月開催された楽市楽座のお疲れ様会に参加してきます。ご近所のSETAGAYA PARTさんで開催されるので何より楽しみ。ワインバーなのでワインが美味しいのなんの。美味しくてするする飲んでしまうので、いかに酔わずに帰れるかが少し心配なんですけどね。とは言うものの、いかにも二日酔いになりそうな予感。本当に気をつけねば、です。 そんなことを言っているといかにも呑兵衛だと思われてしまいそうな中、本日はFujimotoのVeiled My Tweed Wrap & Bagのご紹介です。いかに身に纏うのか迷うほどの仕上がりかと。 ご紹介が遅れてしまったのには訳がありまして、同じ生地を使ったセットアップもセレクトしていたので、それと同時にご紹介しようと考えていたのですが、ありがたいことにまさかの発売日に即完してしまったんです。このラップバッグは1つだけ生き残っているのでご紹介はできるんですけどね。いかにも言い訳じみていますね。致し方なし。 ということで、こちらのラップバッグは藤本さん渾身とも言えるオリジナルのツイード生地が使われています。これがいかにもFujimotoらしい仕上がり。もはやツイードの域を出てしまったかのような生地感を感じられるかもしれません。 生地感はさることながら、やはりこのもけもけとしたフリンジが良い表情を出してくれていますね。ただ切っただけのようなこのもけもけフリンジもいかにもFujimotoらしいと言えるでしょうか。フリンジがあることで今季のテーマにも繋がるヴェールが表現されているという訳ですね。これまた秀逸。 また、このフリンジも藤本さんご自身が施しており、並々ならぬこだわりが窺えるもの。いかにFujimotoの世界観を作り上げるのか、ということを突き詰めに突き詰めていると感じられますね。たまりませんよ。   そのフリンジからちらりと顔を覗かせるのが台座付きの貝ボタン。台座付きの貝ボタンでもいかにも今季らしさを感じさせますね。流石にわかるかとは思いますが、この貝ボタンで開閉できる仕様になっています。 そしてなんと言っても身に付ける方法、いや身に纏う方法が豊富豊富。なんだか身に纏うという表現の方がしっくりくるんですよね。バッグというよりもアクセサリーの感覚に近いからかもしれません。あくまで僕の個人的見解ですけども。 何はともあれ、いかに身に纏うか迷ってしまうこと必至。このそれぞれ自由に身に纏えるということもいかにもFujimotoらしい点ですよね。毎度書いていますが、LOOKがわかりづらいのなんの。暗めになっていることも相まって、どうなっているのかわからないですが、それで良い、いやそれが良い、といったところ。   まず、最もわかりやすいのはショルダーバッグのように斜め掛けする纏い方でしょうかね。もちろん背面に持っていっても良いのですが、個人的には脇の下あたりだったり、前面にもってきたいな、と。そのほうがバッグとスカーフを行き来するような曖昧さが出せる気がしまして。   それと腰に巻いてウエストバッグのように纏っても良さそうですね。こうするとエプロンのような存在にも見えてくるでしょうか。腰に巻くことでたらりと垂れるショルダーも良い雰囲気を出してくれますし。なんて書きつつ、黒のパンツに合わせてしまったのでわかりづらくて申し訳ないです。   それ以外ではLOOKを参考にもはやバッグとして使う気がないように、首元に巻いたり、頭に巻いても良いかもしれません。いかにもスカーフやバラクラバと言えるでしょうかね。マフラー代わりにもなるこの纏い方、いかにもFujimotoらしいを感じざるを得ないスタイル。 兎にも角にも、バッグでもあり、スカーフでもあり、マフラーでもあり、エプロンでもあり、バラクラバでもある、多才な存在であることは間違いないですね。その時々でいかに身に纏うか考える楽しみをもたらしてくれるはず。ご自由に。 Veiled My Tweed Wrap &...

    いかに

    こんばんは。池田です。 今週の土曜日には友人の結婚式があるんですよね。結婚式を挙げていない友人が多いものの、だんだんと結婚する友人が増えてきている昨今。皆さん結婚できるなんてすごいですね。置いていかれている僕はそんな余裕は一切なし。致し方なし。それにしても最近の結婚式の招待状はLINEで送られてくることにいかにも今どきだな、なんて感じてしまいます。さらにご祝儀もクレジットで支払えるなんて驚き。当日に直接お渡しするなど、参列される方々の手間をいかに減らすことができるのか、という配慮は感謝しかないですね。それでもなんだか味気なく感じてしまうので、僕は当日に直接お渡しすることにしたんですけども。ということで、今週の土曜日は休業日とさせていただきますので、ご了承ください。 いかにも言い訳じみているな、と初手から感じざるを得ない中、今日の営業終了後には先月開催された楽市楽座のお疲れ様会に参加してきます。ご近所のSETAGAYA PARTさんで開催されるので何より楽しみ。ワインバーなのでワインが美味しいのなんの。美味しくてするする飲んでしまうので、いかに酔わずに帰れるかが少し心配なんですけどね。とは言うものの、いかにも二日酔いになりそうな予感。本当に気をつけねば、です。 そんなことを言っているといかにも呑兵衛だと思われてしまいそうな中、本日はFujimotoのVeiled My Tweed Wrap & Bagのご紹介です。いかに身に纏うのか迷うほどの仕上がりかと。 ご紹介が遅れてしまったのには訳がありまして、同じ生地を使ったセットアップもセレクトしていたので、それと同時にご紹介しようと考えていたのですが、ありがたいことにまさかの発売日に即完してしまったんです。このラップバッグは1つだけ生き残っているのでご紹介はできるんですけどね。いかにも言い訳じみていますね。致し方なし。 ということで、こちらのラップバッグは藤本さん渾身とも言えるオリジナルのツイード生地が使われています。これがいかにもFujimotoらしい仕上がり。もはやツイードの域を出てしまったかのような生地感を感じられるかもしれません。 生地感はさることながら、やはりこのもけもけとしたフリンジが良い表情を出してくれていますね。ただ切っただけのようなこのもけもけフリンジもいかにもFujimotoらしいと言えるでしょうか。フリンジがあることで今季のテーマにも繋がるヴェールが表現されているという訳ですね。これまた秀逸。 また、このフリンジも藤本さんご自身が施しており、並々ならぬこだわりが窺えるもの。いかにFujimotoの世界観を作り上げるのか、ということを突き詰めに突き詰めていると感じられますね。たまりませんよ。   そのフリンジからちらりと顔を覗かせるのが台座付きの貝ボタン。台座付きの貝ボタンでもいかにも今季らしさを感じさせますね。流石にわかるかとは思いますが、この貝ボタンで開閉できる仕様になっています。 そしてなんと言っても身に付ける方法、いや身に纏う方法が豊富豊富。なんだか身に纏うという表現の方がしっくりくるんですよね。バッグというよりもアクセサリーの感覚に近いからかもしれません。あくまで僕の個人的見解ですけども。 何はともあれ、いかに身に纏うか迷ってしまうこと必至。このそれぞれ自由に身に纏えるということもいかにもFujimotoらしい点ですよね。毎度書いていますが、LOOKがわかりづらいのなんの。暗めになっていることも相まって、どうなっているのかわからないですが、それで良い、いやそれが良い、といったところ。   まず、最もわかりやすいのはショルダーバッグのように斜め掛けする纏い方でしょうかね。もちろん背面に持っていっても良いのですが、個人的には脇の下あたりだったり、前面にもってきたいな、と。そのほうがバッグとスカーフを行き来するような曖昧さが出せる気がしまして。   それと腰に巻いてウエストバッグのように纏っても良さそうですね。こうするとエプロンのような存在にも見えてくるでしょうか。腰に巻くことでたらりと垂れるショルダーも良い雰囲気を出してくれますし。なんて書きつつ、黒のパンツに合わせてしまったのでわかりづらくて申し訳ないです。   それ以外ではLOOKを参考にもはやバッグとして使う気がないように、首元に巻いたり、頭に巻いても良いかもしれません。いかにもスカーフやバラクラバと言えるでしょうかね。マフラー代わりにもなるこの纏い方、いかにもFujimotoらしいを感じざるを得ないスタイル。 兎にも角にも、バッグでもあり、スカーフでもあり、マフラーでもあり、エプロンでもあり、バラクラバでもある、多才な存在であることは間違いないですね。その時々でいかに身に纏うか考える楽しみをもたらしてくれるはず。ご自由に。 Veiled My Tweed Wrap &...

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    のよう

    より洋服のように。

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    偏屈の偏見と偏愛。

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    それでも

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