随所
こんばんは。池田です。
最近あまり触れていなかったかもしれませんが、ONE PIECEは引き続きもの凄い内容ですね。
まだ明かされていなかったことが明かされたり、随所に散りばめられた伏線を回収したり、と情報量が凄まじいです。
伏線を回収していると同時に、また随所に伏線が張られていたりもするのでたまらないですね。
連載終了に向けて進めているのか、延ばそうとしているのか、もはやわからなくなってしまいます。
是非続いていっていただきたいものです。
呑気にONE PIECEのことを書きながらも、何故か体の随所に細かい傷が散見される今日この頃。
たまに自転車の乗り降りで脛あたりをぶつけて傷になってしまうことはあるのですが、手や腕などにも見られるんですよね。
酔っ払って転んだ記憶もないですし。
どんな生活を送っているんだ、と自分でも思ってしまいます。
あるとしたら寝ぼけてお手洗いに行く時などに、随所にぶつかりながら歩いているなどですかね。
自分で書いていても、なんだか危うい人物に見えてきてしまっているので、この辺りにしておきます。
危うい人物だと随所で自白しながら、本日はsatouのtabi melton coatのご紹介を。
随所にsatouらしい魅力の詰まった仕上がりかと。
こちらは大ぶりな襟で仕上げられたショールカラーのオーバーコート。
ボリュームのあるサイズ感で、丈は膝あたりまでのミドル丈です。
存在感を感じざるを得ない面構え。
このショールカラーは立ててスタンドカラーとしても着ることができます。
大ぶりな襟となっているため、首をほとんど覆い隠してくれるほどの高さ。
寒さ対策としてはもちろん、スタンドカラーにするとより一層存在感を放っているでしょうかね。
存在感ある面構えの要因として、ポケットも挙げられるかと。
ウエストあたりのフラップポケットは非常に大きめの設計です。
大ぶりな上にしっかりマチがつけられているので、立体感のある佇まい。
大容量というだけでも嬉しいのですが、さらに中には仕切られた小さいポケットも完備されています。
過去のアイテムでもこういった仕様がありましたが、着る人のことをよく考えてものづくりをされているんだろうな、と随所で感じてしまいますね。
細かい部分でも佐藤さんの人柄を窺い知れるかと。
ここは上手く撮影できなかったので、実際に見てみてくださいね。
さらに胸にはハンドウォーマーも備わっています。
手が寒い時に温まることはもちろんですが、特にスタンドカラーにした際に手を入れると、なんだか様になるんですよね。
この画像は片手ですが、両手を入れた方が個人的には好みです。
さらにベルトを締めるとよりストイックな雰囲気が出て、個人的に好きなスタイル。
ポケットも存在感がありますが、ベルトのバックルもsatouらしさがあり、存在感を感じさせますね。
バックルはボタンと同様に、satouではお馴染みの飛騨高山の春慶塗という漆塗りを施したウッドリング。
垂らしていても、締めていても、自信を持っているかのような表情。
これはたまらないですね。
一方のボタンは丸みを帯びた愛らしい雰囲気。
ただ、愛らしさの一辺倒ではなく、春慶塗による趣のある雰囲気も感じさせますね。
良い塩梅です。
そして使われている生地は、表地に「毛七」という尾州で半世紀以上続く、羊毛製品の再生技術を使って生産されたヘビーメルトン。
厚みのある生地感は、文句なしの温かさだと思います。
軽いのか、と問われたら、もちろん軽くはないですし、むしろ少し重さを感じてしまうかも、と答えざるを得ないのが現実かと。
ただ、最近のアイテムでは感じることが少ないこの程良い重さが、纏っているという感覚をもたらしてくれ、安心感を感じられるのではでしょうか。
また、このヘビーメルトンはカットオフ仕様になっています。
カットオフした部分からは白や赤の糸も随所に見られますよ。
ここがカットオフでなかった場合は、より重たい印象を受けてしまいそうなところを、この仕様が軽さを少し加えてくれているでしょうかね。
随所に感じる存在感、随所に用いた伝統技術、随所で感じる佐藤さんの人柄。
どこを切り取ってもsatouらしさ溢るる仕上がり。
粗野な一面もありつつ、どこか品のある佇まいに仕上がった1着。
自分らしさを随所で感じてもらえる人にならないとな、と見習うことばかりの1着ですね。
デザイン、生地、仕様、随所でsatouらしい魅力が詰まったtabi melton coatを是非。
池田