そろそろ|Tsukushi Vest|YASHIKI 24SS|えん -en-

そろそろ

こんばんは。池田です。

そういえば、一昨日には夢の国の新しいエリアがオープンしましたね。
ニュースを見ていると、夜中から並ぶ方もいたり、有料で入場できる権利のようなものは数分で完売していたり、とその熱狂ぶりには驚かされてしまいます。
あれだけの熱狂を生み出せる手腕に勝るものはあるのでしょうか。
本当に凄いの一言。
そんな新しいエリアはあまり興味をそそられるものはありませんが、そろそろ甥っ子たちと夢の国に行きたいな、と思ってしまいました。
何度もここで書いているので、流石にそろそろ実現させたいんですけども。
どうしても展示会の時期と休暇期間が重なってしまうので、いつ実現できることやら。
たまには休むことも視野に入れつつ、虎視眈々と実現させようと企むことにしましょうかね。

そろそろ行きたい夢の国のプリントTだけはかなり増えてしまっている中、楽しみにしていたご近所のyauranさんの買い付け分が入荷した今日。
営業が始まってしまうと行けなくなってしまうので、撮影などの作業がひと段落してから、そろそろ行くか、と意気揚々と遊びに行ってきました。
豊作だったと聞いていたので、非常に楽しみに闊歩。
到着次第、少しずつ見ていき、Instagramで見ていた面白いキャップも置いてあり、もし数日経ってもまだ残っていたら迎え入れよう、と思っていたところ、ふと目に入ったプリントT。
もう凄まじい1着。
欲しい気持ちが逸る中、怖くて金額が見れないけど欲しいし知りたい、というわけで金額を見て、高いけど高くない、そんな金額。
それでも古着のプリントTでその金額で買った経験はなかったので、非常に悩ましいところでしたが、もし他の店舗だった場合は倍以上の金額だとしてもおかしくない金額でした。
これから買うかもしれないプリントTを我慢すれば良いし、これぐらいの特別な1着をそろそろ買っても良いかな、ということで買ってしまいました。
金額が金額なので懐は厳しいですが、それ以上に手に入れたことの高揚感が勝っているので、それ以上に仕事を頑張ろうと思った次第です。

そろそろ|Tsukushi Vest|YASHIKI 24SS|えん -en-

収納問題もあるし、そろそろ本当にプリントTは我慢するか、と決意表明しながら、本日はYASHIKIのTsukushi Vestのご紹介です。
そろそろ主演として演じてくれるであろう1着。

そろそろ|Tsukushi Vest|YASHIKI 24SS|えん -en-
 
そろそろ|Tsukushi Vest|YASHIKI 24SS|えん -en-

まずは恒例の全体のイメージから。
アイテム名が直球的なのでわかってしまうとは思いますが、こちらでは『土筆』がイメージされています。
僕は漢字を知らなかったので、最初はなんのことかわからなかったのですが、『つくし』はこう書くんですね。
無知ぶりを発揮するのをそろそろ終わりにしたいのですが、それも実現しなそうです。

そろそろ|Tsukushi Vest|YASHIKI 24SS|えん -en-

というわけで、現実ではかなり暖かくなってきていますが、ここでは段々と暖かい日が増え始めた時期の情景となります。
暖かくなってきたことで、春の野原につくしが顔を出し始めているところを表現。
暖かくなってきたし、そろそろ地上に出てみるか、と言わんばかりのつくしたち、といったところでしょうか。

そろそろ|Tsukushi Vest|YASHIKI 24SS|えん -en-

そのつくしが表現されているのが身頃脇部分。
ここには凹凸が異なる正方形と平行四辺形が配されており、つくしの筆先とハカマを表したもの。
つくしの漢字を知らなかった僕が筆先やハカマなんてものを知っているはずもなく、今回は初めて知ることばかりになってしまいました。

そろそろ|Tsukushi Vest|YASHIKI 24SS|えん -en-

正方形と平行四辺形のどちらが筆先で、どちらがハカマなのかはわかりかねるのですが、僕の勝手な想像では正方形が筆先、平行四辺形がハカマなのかなと。
そう定義すると凹凸のある正方形が不思議と筆先にしか見えなくなってしまいました。
そんなまだ顔を出したばかりのつくしなので、正方形3つとその下の平行四辺形1つが1本のつくしになっているイメージでしょうか。
正方形の1番上が筆先が表され、その下の2つが茎が表されているのかもしれません。
一方の平行四辺形によるハカマは、つくし自体が顔を出したばかりなので、地上にそろそろ出てきそうな気配がする程度かもしれませんね。

そろそろ|Tsukushi Vest|YASHIKI 24SS|えん -en-

そして段々と成長していくと、平行四辺形の下にある正方形や平行四辺形も1本に加わり、ハカマも地上で身を乗り出し始めているでしょうかね。
組み合わせ次第で、どこのつくしがどれぐらい成長しているのか、と想像が膨らんでしまいます。

そろそろ|Tsukushi Vest|YASHIKI 24SS|えん -en-

加えて、つくしの横に位置する細かい斜線柄は、つくしがぐんぐんと成長していく様が表現されています。
正方形と平行四辺形の組み合わせだけでなく、この斜線柄も組み合わせることで、より成長度合いを鮮明にすることができそうですね。
もしかしたら成長していく様だけではなく、成長を促している陽も加えてしまっても良いかもしれません。
想像しているとそろそろ自分の世界も加えたくなってしまいまして。

そろそろ|Tsukushi Vest|YASHIKI 24SS|えん -en-

僕の世界はそろそろ終わりにしようと思いつつ、多くを占めているのは鹿の子編み。
ここで何かを表しているわけではないのですが、せっかくなのでここは野原に生えた草たちと定義しておきましょうかね。
茂る多くの草の中で逞しく成長しているつくし、そんな情景なのかもしれません。
僕の世界は終わってなかったですね。
失礼しました。

そろそろ|Tsukushi Vest|YASHIKI 24SS|えん -en-

そんな情景が表されたベストは継続的に展開されているアイテムのひとつではありますが、23SSのベストよりも肩幅や身幅を大きくとった設計で仕上げられています。
そのため、よりゆとりのあるシルエットとなり、インナーにゆったりとしたアイテムも差し込みやすくなっているかと。
わずかながら肩は落ちてくれますし、レイヤードが捗る設計には歓喜ものですね。
ありとあらゆるアイテムを重ねさせてあげてください。

そろそろ|Tsukushi Vest|YASHIKI 24SS|えん -en-

そして色味はREDとBROWNの2色をセレクト、したのですが、REDは早々に完売してしまったため、BROWNのみとなります。
彩度の高いREDももちろん良かったのですが、少しいなたさも残るBROWNも非常に良い色味。
個人的に街を歩いているおじいちゃんのスタイルが好きなので、それを想起させるんですよね。
それでもいなたさ一辺倒ではなく、ボタンに黒蝶貝が使われていたり、品の良さも垣間見える1着になっているかと思います。
ちなみにこちらも表裏で異なる色味の糸を使用したプレーティング編みですよ。

そろそろ|Tsukushi Vest|YASHIKI 24SS|えん -en-
Tsukushi Vest ¥29,150 (in tax)

2周年も近づいてきたので、そろそろ成長速度を上げないとな、と感じさせてくれますね。
そろそろ地上に出るか、と顔を出すつくしが表現され、暖かい日が増えた今、インナーではなく主演として演じてもらいたいYASHIKIのTsukushi Vestを是非。

池田

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  • いかに|Veiled My Tweed Wrap & Bag|Fujimoto 24AW|えん -en-

    いかに

    こんばんは。池田です。 今週の土曜日には友人の結婚式があるんですよね。結婚式を挙げていない友人が多いものの、だんだんと結婚する友人が増えてきている昨今。皆さん結婚できるなんてすごいですね。置いていかれている僕はそんな余裕は一切なし。致し方なし。それにしても最近の結婚式の招待状はLINEで送られてくることにいかにも今どきだな、なんて感じてしまいます。さらにご祝儀もクレジットで支払えるなんて驚き。当日に直接お渡しするなど、参列される方々の手間をいかに減らすことができるのか、という配慮は感謝しかないですね。それでもなんだか味気なく感じてしまうので、僕は当日に直接お渡しすることにしたんですけども。ということで、今週の土曜日は休業日とさせていただきますので、ご了承ください。 いかにも言い訳じみているな、と初手から感じざるを得ない中、今日の営業終了後には先月開催された楽市楽座のお疲れ様会に参加してきます。ご近所のSETAGAYA PARTさんで開催されるので何より楽しみ。ワインバーなのでワインが美味しいのなんの。美味しくてするする飲んでしまうので、いかに酔わずに帰れるかが少し心配なんですけどね。とは言うものの、いかにも二日酔いになりそうな予感。本当に気をつけねば、です。 そんなことを言っているといかにも呑兵衛だと思われてしまいそうな中、本日はFujimotoのVeiled My Tweed Wrap & Bagのご紹介です。いかに身に纏うのか迷うほどの仕上がりかと。 ご紹介が遅れてしまったのには訳がありまして、同じ生地を使ったセットアップもセレクトしていたので、それと同時にご紹介しようと考えていたのですが、ありがたいことにまさかの発売日に即完してしまったんです。このラップバッグは1つだけ生き残っているのでご紹介はできるんですけどね。いかにも言い訳じみていますね。致し方なし。 ということで、こちらのラップバッグは藤本さん渾身とも言えるオリジナルのツイード生地が使われています。これがいかにもFujimotoらしい仕上がり。もはやツイードの域を出てしまったかのような生地感を感じられるかもしれません。 生地感はさることながら、やはりこのもけもけとしたフリンジが良い表情を出してくれていますね。ただ切っただけのようなこのもけもけフリンジもいかにもFujimotoらしいと言えるでしょうか。フリンジがあることで今季のテーマにも繋がるヴェールが表現されているという訳ですね。これまた秀逸。 また、このフリンジも藤本さんご自身が施しており、並々ならぬこだわりが窺えるもの。いかにFujimotoの世界観を作り上げるのか、ということを突き詰めに突き詰めていると感じられますね。たまりませんよ。   そのフリンジからちらりと顔を覗かせるのが台座付きの貝ボタン。台座付きの貝ボタンでもいかにも今季らしさを感じさせますね。流石にわかるかとは思いますが、この貝ボタンで開閉できる仕様になっています。 そしてなんと言っても身に付ける方法、いや身に纏う方法が豊富豊富。なんだか身に纏うという表現の方がしっくりくるんですよね。バッグというよりもアクセサリーの感覚に近いからかもしれません。あくまで僕の個人的見解ですけども。 何はともあれ、いかに身に纏うか迷ってしまうこと必至。このそれぞれ自由に身に纏えるということもいかにもFujimotoらしい点ですよね。毎度書いていますが、LOOKがわかりづらいのなんの。暗めになっていることも相まって、どうなっているのかわからないですが、それで良い、いやそれが良い、といったところ。   まず、最もわかりやすいのはショルダーバッグのように斜め掛けする纏い方でしょうかね。もちろん背面に持っていっても良いのですが、個人的には脇の下あたりだったり、前面にもってきたいな、と。そのほうがバッグとスカーフを行き来するような曖昧さが出せる気がしまして。   それと腰に巻いてウエストバッグのように纏っても良さそうですね。こうするとエプロンのような存在にも見えてくるでしょうか。腰に巻くことでたらりと垂れるショルダーも良い雰囲気を出してくれますし。なんて書きつつ、黒のパンツに合わせてしまったのでわかりづらくて申し訳ないです。   それ以外ではLOOKを参考にもはやバッグとして使う気がないように、首元に巻いたり、頭に巻いても良いかもしれません。いかにもスカーフやバラクラバと言えるでしょうかね。マフラー代わりにもなるこの纏い方、いかにもFujimotoらしいを感じざるを得ないスタイル。 兎にも角にも、バッグでもあり、スカーフでもあり、マフラーでもあり、エプロンでもあり、バラクラバでもある、多才な存在であることは間違いないですね。その時々でいかに身に纏うか考える楽しみをもたらしてくれるはず。ご自由に。 Veiled My Tweed Wrap &...

    いかに

    こんばんは。池田です。 今週の土曜日には友人の結婚式があるんですよね。結婚式を挙げていない友人が多いものの、だんだんと結婚する友人が増えてきている昨今。皆さん結婚できるなんてすごいですね。置いていかれている僕はそんな余裕は一切なし。致し方なし。それにしても最近の結婚式の招待状はLINEで送られてくることにいかにも今どきだな、なんて感じてしまいます。さらにご祝儀もクレジットで支払えるなんて驚き。当日に直接お渡しするなど、参列される方々の手間をいかに減らすことができるのか、という配慮は感謝しかないですね。それでもなんだか味気なく感じてしまうので、僕は当日に直接お渡しすることにしたんですけども。ということで、今週の土曜日は休業日とさせていただきますので、ご了承ください。 いかにも言い訳じみているな、と初手から感じざるを得ない中、今日の営業終了後には先月開催された楽市楽座のお疲れ様会に参加してきます。ご近所のSETAGAYA PARTさんで開催されるので何より楽しみ。ワインバーなのでワインが美味しいのなんの。美味しくてするする飲んでしまうので、いかに酔わずに帰れるかが少し心配なんですけどね。とは言うものの、いかにも二日酔いになりそうな予感。本当に気をつけねば、です。 そんなことを言っているといかにも呑兵衛だと思われてしまいそうな中、本日はFujimotoのVeiled My Tweed Wrap & Bagのご紹介です。いかに身に纏うのか迷うほどの仕上がりかと。 ご紹介が遅れてしまったのには訳がありまして、同じ生地を使ったセットアップもセレクトしていたので、それと同時にご紹介しようと考えていたのですが、ありがたいことにまさかの発売日に即完してしまったんです。このラップバッグは1つだけ生き残っているのでご紹介はできるんですけどね。いかにも言い訳じみていますね。致し方なし。 ということで、こちらのラップバッグは藤本さん渾身とも言えるオリジナルのツイード生地が使われています。これがいかにもFujimotoらしい仕上がり。もはやツイードの域を出てしまったかのような生地感を感じられるかもしれません。 生地感はさることながら、やはりこのもけもけとしたフリンジが良い表情を出してくれていますね。ただ切っただけのようなこのもけもけフリンジもいかにもFujimotoらしいと言えるでしょうか。フリンジがあることで今季のテーマにも繋がるヴェールが表現されているという訳ですね。これまた秀逸。 また、このフリンジも藤本さんご自身が施しており、並々ならぬこだわりが窺えるもの。いかにFujimotoの世界観を作り上げるのか、ということを突き詰めに突き詰めていると感じられますね。たまりませんよ。   そのフリンジからちらりと顔を覗かせるのが台座付きの貝ボタン。台座付きの貝ボタンでもいかにも今季らしさを感じさせますね。流石にわかるかとは思いますが、この貝ボタンで開閉できる仕様になっています。 そしてなんと言っても身に付ける方法、いや身に纏う方法が豊富豊富。なんだか身に纏うという表現の方がしっくりくるんですよね。バッグというよりもアクセサリーの感覚に近いからかもしれません。あくまで僕の個人的見解ですけども。 何はともあれ、いかに身に纏うか迷ってしまうこと必至。このそれぞれ自由に身に纏えるということもいかにもFujimotoらしい点ですよね。毎度書いていますが、LOOKがわかりづらいのなんの。暗めになっていることも相まって、どうなっているのかわからないですが、それで良い、いやそれが良い、といったところ。   まず、最もわかりやすいのはショルダーバッグのように斜め掛けする纏い方でしょうかね。もちろん背面に持っていっても良いのですが、個人的には脇の下あたりだったり、前面にもってきたいな、と。そのほうがバッグとスカーフを行き来するような曖昧さが出せる気がしまして。   それと腰に巻いてウエストバッグのように纏っても良さそうですね。こうするとエプロンのような存在にも見えてくるでしょうか。腰に巻くことでたらりと垂れるショルダーも良い雰囲気を出してくれますし。なんて書きつつ、黒のパンツに合わせてしまったのでわかりづらくて申し訳ないです。   それ以外ではLOOKを参考にもはやバッグとして使う気がないように、首元に巻いたり、頭に巻いても良いかもしれません。いかにもスカーフやバラクラバと言えるでしょうかね。マフラー代わりにもなるこの纏い方、いかにもFujimotoらしいを感じざるを得ないスタイル。 兎にも角にも、バッグでもあり、スカーフでもあり、マフラーでもあり、エプロンでもあり、バラクラバでもある、多才な存在であることは間違いないですね。その時々でいかに身に纏うか考える楽しみをもたらしてくれるはず。ご自由に。 Veiled My Tweed Wrap &...

  • のよう|1-Tack Wide Trousers|SAYATOMO 24AW|えん -en-

    のよう

    より洋服のように。

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    偏屈の偏見と偏愛。

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  • それでも|Akane mohair Cardigan|YASHIKI 24AW|えん -en-

    それでも

    それでも同様に。

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